サンタの正体を暴こうとするな

学生クリエイティブコミュニティHelloのアドベントカレンダー15日目

クリスマスも近づいてきました。
私は誰もが人生で対面する
「サンタいる・いない問題」について書こうと思います。中学生になったらサンタは来なくなる人、ある程度の年齢で親が申告してくる人、様々あると思います。みなさんはどのタイミングでサンタの正体に気づきましたか?

小学校2年生の私へ

「サンタの正体を暴こうとするな!」

これは私が人生で最も後悔していることです。

当時小学2年生だった私の周りでは
「サンタはホントにいる派」と、
「サンタの正体は親だ派」があり、クリスマスシーズンは特に学校でその話をよくしていました。私は完全に「サンタはホントにいる派」でしたが、サンタの存在に疑問を感じていた私はサンタが親だと仮定して試し行動にでました。

小学2年生のクリスマス前、それまでは欲しいものを口に出していた私はサンタさんなら言わなくても私の欲しいものをわかってるはずだ!!と自分の欲しいものを全く発信しませんでした。
すると、クリスマス当日、いざ私の元に来たプレゼントは、欲しかったアクアビーズではなく、手のひらサイズの動く犬のおもちゃでした。シンプルに落ち込みました。

私はその時から、完全サンタいる派から、
あれ?なんかおかしいなと半信半疑になりました。

そして小学3年生のクリスマス前、私は一年越しにサンタの正体について確信を着くため、1年前とは変わって逆に欲しいものを毎日のようにお母さんお父さんに喋ってアピールしました。

そして私のところに来たクリスマスプレゼントは、まさに欲しかった「こなぷん」でした。
私はこの時「やっぱ親なんだ」と思ったため、その日のうちにお母さんに聞きました。

すると母は案外あっさりと認めました。

サンタは親だと知ってからの小学4年生のクリスマス、妹たちのプレゼントと共に私のところに来たのはヒートテックでした。
サンタの正体に気づいた途端からプレゼントは夢のあるおもちゃではなくなり一気に実用性が高いものになってしまったのです。

本当に私は後悔しています。いつかはサンタは来なくなるとしても、サンタを信じた振りをして欲しいものを貰うことは小学校のうちはできたはずだ!と

更に言うと私の妹(現在高校2年)は私の失敗を知ってか、さすがに無理があるだろうと思いますが、未だにサンタを信じている振りをして毎年欲しいものを貰っているのです。


どうやら島村家はサンタを信じるうちはサンタとして親が欲しいものを準備してくれるシステムだったようです。



改めて小学2年生の私へ

サンタの正体を暴こうとするな!
気づいても信じてるふりをしてください