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Weverse Magazineでチョンホソクを探す


ーたくさんの方々に愛されるということは、どんな影響を与えますか。                            たった一人から愛されても、とても嬉しくなるじゃないですか。たった一人からの愛でもとても美しいものなのに、そんな愛を世界中からもらっているわけですから。                       

(Weverse Magazine BTS 『BE』カムバック・インタビューより)

インタビュー記事はいつもその人の考え方を少しだけ覗けるみたいなところがあるので大好物で、その中でもWeverse Magazineはいつも心にしまっておきたくなるような言葉たちが並んでいるのでとりわけ好きだ。

2020年、11月の終わりに公開されたインタビューでのほびのこの言葉はすごく刺さった。

なんというか、シンプルに結論を言ってしまえば「あぁチョンホソクってやっぱりとっても素敵な人だ...」とまた改めて思い知らされたという話なのだけど、この文章を読んだときになんとなく心が温かくなったのを覚えている。

「たった一人から愛されても、とても嬉しくなるじゃないですか」という前置きがもう好きだ。

世界的スーパースターである以前に、人としてこの考え方が自然とできるほびがとても好きだと思った。


人は時々欲張ってしまう、とか思う。

本当は自分を好きでいてくれる人が一人でもいたら、実はそれだけですごく幸せなんだということを私もすっかり忘れていたように思う。

もしかしたら最初から知らなかったのかも。

ほびはそんなに考えずに質問に答えただけなのかもしれない。

インタビュー記事は大好きだけど、ラジオみたいな音声ではなくて活字だから、その文字から自分でその感性を頑張って読み取ってしまうしかない、あるいは自分勝手な解釈ができちゃうとも言える。

間とかが見えないしどういうふうに答えたのかがわからないから別にそんなに深い意味を持たせずに言ったのかもしれない。(めっちゃ保険かける)

それでも、世界中から愛されるということの本当の意味をほびはすでにわかっているような気がして、たった一人からの愛がどれだけ美しいものなのか理解しているという事実は変わらなくて、そういう人が自分が大好きなグループの一員なのだ、となぜか私が嬉しくてたまらなくなる。

こんな素敵な人たちを推しているんだ...と幸せな気持ちになれるからかもしれない。

ほびってめっちゃ自分を客観視できる人だ、とよく思う。

僕はなんというか、今の人生に甘んじることのない人だと思います

(Weverse Magazine BTSアルバム 『Butter』発表インタビューより)

この言葉はほびの性格を考えればファンからしたらそこまで驚かないことだけれど、ファンのイメージそのままに自分の性格を理解して言葉にできるのがすごい...と思った。

ほびって謙虚だけどそれと同時に自信があるところがかっこいい。

いやいや僕なんて〜...って言ってるけど自分のすることには自信があって、ちょっと違うかもけどクラスに一人くらいいる、気取らないけどニコニコしながら自分の得意なことはかっこよく決めちゃう、軽く学校中全員を落としちゃう、あのタイプだ。

インタビュー中にも出てくるけど、ほびは『2021 FESTA』のコンテンツ「ARMY万屋」で、グループでの自分の役割を「ビタミン」だと分析している。

グループにいいエネルギーをもたらしていると思ったからだそうだ。

これもある意味ファンがほびに対して持つイメージそのままで、人に褒められる自分の良さをきちんとわかっていてそれを言葉にできる素直さがとてもかっこいい。

ボンボヤハワイで最後にみんながそれぞれお互いに書いた手紙を読み上げる場面が本当に大好きなんだけど、「正直で誠実で、それだけで人はこんなにもかっこよくなれるんだと教えてくれたのがホソギヒョンでした。(ニュアンス込み)」とジミンが言っていたのが忘れられない。


僕のバイブスじゃないですか。何でもベストを尽くす。       

(BTS VLIVE 2022.02.17 "해피홉데이 🤗" より)

この間のセンイルVLIVEでもやっぱり自分がどういう人間かしっかり理解しているほびが変わらずそこにいて、何だかまた改めてかっこいいなあと思ったのだった。

自分の長所をわかっていてそれを恐れずに言えることって簡単そうに見えて難しくて、それができる人って本当に強くてかっこいいのだ。

このインタビューでどれだけJHOPEがかっこいい人なのか十分にわかるわけだけど、同時に実は私は少し何か勘違いしていたのかもしれない...と思わされた。

私はDynamiteリリース後にファンになって、メンバーそれぞれのイメージも深掘りするにつれてどんどん変わっていったわけだけど、表向きなことだけを言えばほびに対しては「場を盛り上げることができる人」みたいな印象を持っていた。

第一印象は「明るい人だなあ」と思っていたけど実際グループをよく見ていればいつも自ら空気を和ませて面白いことを率先してやっているのはどちらかというとジンくんの方だ。

だけどそういうシーンで確実にリアクションするのはほびだし、それなら私が思っていた「場を盛り上げることができる人」は当てはまっているとも言えるのかもしれないけどどちらかというと受身側で、何か面白いことが起きたらそれを人とか空気にうまいこと伝えられるような、本人もたまに言っている気がするけど橋渡しのような役割がとても上手にできる人だと思う。(長い)

思う、というか思っていた、か...

実は正確には今もそう思っているんだけど、この7月に公開されたWeverse Magazineのインタビューで少し私は勘違いしていたのかもしれないと思ったのだ、多分チョンホソクって”自然”とこれができる人なんだ、やろうと思って自分で”意識的”にやっていることではないんだ...と。

多分私の勘違いは、ほびはそういう場を和ませたりリアクションしたりを”意識的”にやれる人なんじゃないかと思っていたことだ。

このButter発表時の、今の人生に甘んじることはないと言っていたインタビューでは、チョンホソクが”意識的”ではなく”自然”と雰囲気を盛り上げてポジティブな空気にできる人だということがわかる答えがたくさんある。

ずっと合いの手を入れて盛り上げていましたよね...とインタビュアーの方に言われて、「楽しいじゃないですか、そういうの」と答えていたのには本当にびっくりした。

あ、この人本物だ、と思ったしあんまりこの言葉を多用すべきじゃないかもしれないけれど、根っからの陽キャなんだこの人、と思った。

一オタクの戯言かもしれないけれど、自分勝手に解釈した結果こうなった。

分析した結果わかったことが陽キャってことかよ...て自分でも思うけど...

根っこがポジティブな人なんだろうなと思った、そういう人ってなかなかいないんじゃないかな。

私みたいな人間からすると本当に羨ましくもある。

アングラ時代のニックネームだった「スマイル・ホヤ」が本当にぴったりだ。

謙虚だけじゃやっていけない、と思う。

昔はただ謙虚に受け入れて、一生懸命やって得た結果なんだから喜んで受け入れようという、少しは幼い気持ちがあったようにも思うんですけど、今は変わりました。8年以上地道に活動してきて、その間にたくさんの成果を成し遂げるのは簡単ではありません。そしたらこれからは、今をどのように繋いでいき、維持しなければならないのか、僕が今取るべき姿勢や態度とはどういうものか、疑問を投げかけるようになります。まだまだ解けない宿題ですね。                           

(Weverse Magazine BTSアルバム 『Butter』発表インタビューより)

ほびのバランスの取れた溢れ出る自信は、この気持ちからきているのだろうか。

私は昔からのファンではないので過去の彼らは映像で見たり誰かから言葉伝いに聞くことしかできないわけだけど、きっと色んな意味で防弾少年団は変化してきているのだろう、その過程で自分がするべきことをいつも考えているのがほびなのだと思う。

デビュー前から今まで、J-HOPEは変わっていない。人に接する態度、BTSへの思い、ダンスへの情熱。ただその姿そのままに、大きさが変わっただけだ。心の中に深く、巨大に根を下ろした信念と意志、そして夢の大きさが。

(Weverse Magazine BTSアルバム 『Butter』発表インタビューより)

これはインタビューの始まりに書いてあった言葉で、チョンホソクとは一体どんな人なのかがすごく簡潔にまとめられている気がする。

ほびのかっこよさの本質はここにあるのだろうなと思わされる。

私たちが推したちに願うことはいつも決まって「幸せでいてほしい」だけど、ほびが今何を考えて感じているのかは私たちが推し量るべきことではない気がして、本人が今この瞬間考えていることなんてもちろんわからないけれど、きっと私たちの願いに反して苦しいことだって数え切れないほどあるはずだ。

だけどデビューからかなりの年月が流れてもずっと譲れないものが、芯がそこにあるように見えるほびは本当にかっこいい。


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私は彼の横顔がとても好きです


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暗闇の中でキラキラ輝く私たちの希望!!



そういうほびをずっと見ていたいって言ったらオタクのわがままなのかもしれないけれど、いつも変わらずかっこいいほびをずっとずっと見ていたいです。






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