見出し画像

キリマンジャロの山頂でキリマンジャロコーヒーを飲む②☕

3話 ドキドキの1日目

画像1

いよいよ、モシタウンからキリマンジャロの麓のマチャメゲートへ向かいます!
マチャメゲートまで、現地でお世話になるポーターやガイドの方と一緒にバスで🚌


ここで、
🙎メンバー紹介🙎

今回一緒に登ってくれるメンバーは、日本から私たちが12名に対して

・ガイドが7名
・コックが2名
・ポーターは36名  
        
計45名でした!!!!!

すごい人数でサポートしてくださいます!

バスの中でも、キリマンジャロ歓迎の歌を歌ってくださり楽しかった😆

~Jambo! Jambo Bwana. Habari gani. Mzuri sana♪〜

画像2


今回、私たちが登るルートは

マチャメルート

画像3

マラングルートが一番有名なルートだけど、今回私たちはマチャメルートで登りました。

 マチャメルートには、マラングルートとは異なり山小屋が完備されていないため基本泊まるのはテントです。ルート全区間の距離はマラングより長い反面、高山病に関しては、高高度でのアップダウンがルート上に数箇所あるため、ゆっくりと歩いているだけである程度の高度順化は期待で来ます。なので、登頂率はマラングルートよりも高いと言われてます。



画像4

ってことで、スタートはマチャメゲート。

ここで、ポーターさんへ預ける荷物と自分で持っていく荷物の最終確認です。

(キリマンジャロに登るためには、現地のガイドを雇う必要があります。おかげで自分で持っていく荷物は日帰り登山程度~🤗)


👜自分たちで持つ持ち物一覧👜

・水2リットル程度
(ペットボトルは持ち込めないので、水筒かプラスチックボトル必要。行程中冷たい飲み物や山頂で温かい飲み物飲みたかったら保温性のある水筒あると便利。だけど、水筒は重たい笑
昼休憩までは自分の飲む水は自分で運ぶよ。高山病にならない為にも水は最低2リットル飲む!)
・雨具上下
・防寒着
(山頂アタックまでは重装備はいらない。フリース+雨具で充分だった)
・お腹が空いた時のおやつ

こんなもんかな〜

ポーターさんが荷物の仕分けをしている間に、私達はお腹が空きすぎて出発前にランチ😋

荷物になると重いからね〜

画像5

ランチBOXは基本このセットみたいです。

ジュース、ヨーグルト、バナナ、りんこ、サモサみたいの×2、鶏肉(骨付き)、シフォンケーキ

結構な量なので、半分食べて後は行程の休憩中に頂きました。


一日目の行程は
マチャメゲート(1800m)からマチャメキャンプ(2835m)約5時間の行程です。

最初の道はジャングルのような道を歩いていきます。

画像6

雨が降ったり、止んだり。雨具を着たり、脱いだり。
じめじめしていて、半袖でも暑いくらいでした。

高低差はあまり感じられず、緩やか―な坂をゆっくり登っていきました。

日本の山では見られないような、植物が沢山生殖しており珍しい植物をガイドさんが説明してくださいました。

キリマンジャロ登山に対して、ドキドキとワクワクする気持ちで疲れはありませんでした。
みんな笑顔での登山😄

画像7

途中ですれ違うポーターさんの荷物が凄い!!!!!

なんだ!?その安定力。おそるべしポーターさん。

緩やかな場所だけでなく、これから先、ポーターさんはどんな崖でも頭に荷物を担いで軽々と登ります🏔

皆さん細マッチョでいい身体しているんです💛

画像8


そんな感じで楽しくおしゃべりしていたら、あっという間にマチャメキャンプ場へ。
普通だったら、今からテントたてて、ご飯の準備して⛺

ってところですが。
今回は、至れり尽くせりの登山。

なんと、テントも立ててくださり、ご飯も出来ているではありませんか!!

こんな贅沢な登山経験してしまったら、もう日本で山に登れなくなっちゃいます(笑)


〜食事編〜

画像9

程よく疲れた身体に、温かいスープは染みますね💛

でも、そのスープなんと!

キューカンバースープなんです🥒
想像できますか?キューカンバースープ。
ほのかに香るきゅうりの香りとスパイスがなんとも言えない味になって。めちゃくちゃ美味しいんですよ!!!

キューカンバースープは鉄板のようで、何度もお目にかかれます!今では、キューカンバースープが懐かしい🥺🥺

日によって献立は異なるのですが、

昼や夜などのテントでいただく献立は、
スパゲッティだったり、ピラフだったり、チャパティ(クレープのような生地)にソースをつけていただいたり、ビーフストロガノフだったり、、、

肉も野菜も頂けて、食事は大満足でした。

画像10

これはスパゲティどーーーん!!🍝

 食事でビックリしたことは鶏肉がすごいしっかりしているですよ!
筋肉食べてます!と、言うような名古屋コーチン張りの野性味あふれる鶏肉🐓
日本の鶏肉のような、ふっくらジューシーではなく。野山を駆け回っている鶏肉の歯ごたえでした(笑)

朝は、食パン(テーブルの上に常にジャムやマーガリンやピーナッツバターがある)と目玉焼きとソーセージなど洋風な朝食がいただけます。

あと、テーブルの上には温かいお湯の入った魔法瓶があり自分で
紅茶(キリマンジャロのイラストの紅茶。タンザニアのスーパーに必ず売ってる)やインスタントコーヒー(残念ながらキリマンジャロコーヒーではない(笑))やミロやチョコルートレートドリンク(味はココア)を入れて暖を取ります。

毎日テーブルの上にセットされていたのでこのドリンクやジャムがとても懐かしい🥺🥺🥺
因みに、これらは全部モシのスーパーに全く同じものが売ってた(笑)



画像11

この写真は、ガイドさんやポーターさんの食事風景。
皆でワイワイ食べてました。

タンザニアの主食はトウモロコシの粉をお湯で練った

“ウガリ”

と言う食べ物。

味はあんまりしないけど、ほのかに甘い?
食感はおから!

画像12

タンザニアでは、ウガリを愛してやまないらしい🥰
日本でウガリがないことを可哀想に思われるくらい(笑)

4話 2日目シイラキャンプへ!

2日目はマチャメキャンプ(2835m)→シイラキャンプ(3750m)への移動です。


画像13

こんな感じの岩場をガンガン登っていきます。
幸い、雨にも降られず歩き始めると程よい温度で半袖でちょうどよかったです。

画像14

2日目はあっという間にシイラキャンプに到着!
キリマンジャロ全行程の中で一番楽な日みたいです。

画像15

早く着いたからといって、ご飯食べて寝てしまったら高度順応できず高山病にかかりやすくなってしまうとのこと。

なので、シイラケイブまでみんなで1時間ほどのお散歩♪
メンバーの中には、あえて荷物を持っていく強者も。

5話目 3日目ついにキリマンジャロ山頂が!!!

3日目はシイラキャンプ(3750m)→ラバァタワーキャンプ(4600m)経由にて→バラコキャンプ(3900m)へ。

マチャメルートの登頂率の秘訣は、この高度順応の日があることです。

シイラキャンプは富士山と約同じ標高。富士山に登ったことのある私もここからは未知の標高です。🏔
身体にどんな影響があるのか少しドキドキです😳


画像16

少し、進むとついに!!!!

キリマンジャロの山頂が見えてきました😆
神々しい✨✨

絶対に登頂するぞ!と再度心に言い聞かし今日も登ります。


画像17

見えていた山頂も雲に隠れてしまいました。

焦らずに登っておいでってことですかね。

POLE POLE~(スワヒリ語:ゆっくり~)😊

画像18

やっぱり神々しい✨✨

みんな、歩きながらつい見上げてしまいます。

画像19

途中に川があり、濾過隊が水をフィルターにかけて補充してくれました。
水は高山病予防のため、最低2L飲まないとだからね!

飲めるときに水はたくさん飲もう!

画像20

ラバァタワーキャンプへ到着!約5時間かかった。

標高4600m、酸素の薄さを感じます。
SPO2(体内の酸素飽和度を測定:通常95%程)も80%前後まで低下していました。
トイレに行くのにも、息が切れ、メンバーの中には吐いてしまう方も😓

恐るべし、4600メートル。

ここで、高度順応するためランチ😋

テントの中でしっかりご飯を頂きます。
1時間ほどゆっくり休憩したら、今日の目的地バラコキャンプ(3900m)へ向かいます。

画像21

バラコキャンプまでは下ります。
なんだか、もったいないような(笑)

しかし、標高が高いところから降りることが出来ることに少し安堵。
SPO2も70台後半までもどってきました。

ゆっくり歩いて、しっかり呼吸し、水を沢山飲む。

これが、高山病予防には大切みたい。

画像22

この木は、ジャイアントセネシオ。
霧が深くなって来たことも相まって、なんだかダンジョンのような雰囲気に🌴🌴🌴

ジャイアントセネシオの高さは、2~5mほど。高いもので8mもの高さがあるものも。
この標高でも、こんなに成長できるなんてほんとに不思議です。
周りには、綿のようなものがついており寒さから守っているみたいです。

画像23

ダンジョンを抜けると、バラフキャンプ場へ到着!

いやー、長かった。今日はしんどかった。
みんなの表情も少し疲れ気味😧

画像24

テントはこんな感じ。

緑と赤の連結しているテントがみんなで食事をとるテント。
周りの小さいテントは寝る用のテント。
2人で寝ます。
青い大きいテントはポーターさん用テント。ここで、食事を作ってくださったり、寝ます。
みんなで入るから、あったかいんだよ~このテント。寝るときも、寝袋すら必要ないみたい。
だから、みんな荷物が少ないのね!


画像25

キャンプ場についたら、毎回ポーターさんガイドさんたちで歓迎の歌を歌ってくれます。

すごい疲れてても、こんなに元気に歌ってくれると疲れが吹っ飛ぶんですよ😁😁😁

~番外編キャンプ場で流れ~

ここで、キャンプ場での流れをご紹介します。

キャンプ場に到着したら、先ず大きい荷物をポーターさんから受け取り、その日寝るテントを決めたらテントに入ります。

そしたら、ポーターさんが桶に入ったお湯を持ってきてくださるので、頭から浴びて頭を洗ったり、タオルで身体を拭いたり。
とっても、さっぱりします🙆🙆

さっぱりして、洋服も着替えたらご飯の時間です。
ご飯を食べたら、少しみんなでおしゃべりしてガイドさんと次の日のミーテングをし寝ます。

沢山食べて、沢山寝ることが大切!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?