「人への投資」新たな助成金

今日読んだ記事。

厚生労働省は31日、企業向けの新たな助成制度を創設することを決定。従業員が専門性を身に付ける学び直しを後押しするため、高度なIT訓練を受けさせたり、業務関連分野の大学院に通わせたりした場合、一社当たり年に最大1500万円を支給する。

企業の訓練経費を負担する人材開発支援助成金に「人への投資促進コース」を新設。定額研修サービスや従業員が自発的に大学で学び直した際の費用など、これまでに認められていなかった経費も対象に加える。新たにeラーニングと通信制による訓練にも助成金を支給。

就職が難しい人の継続雇用を促す助成金も拡充。対象者が成長が期待できる分野の業務に就いた場合は、企業への助成額を現在の1.5倍に引き上げ。

たぶん新聞を読まなかったらこんな助成金が生まれたことにも気づかなかったかもしれない。

ところで働きながら(?)休職しながら(?)会社公認で大学院や大学に行く人ってどれほどいるのかな、と思った。私が知らないだけでたくさんいるのかな。やっぱりそれほど求められるレベルが高いということか。そして、助成金で大学へ行って、その人はその後会社に戻ってくるのかな、という疑問。よほどの信頼関係がないとむずかしいと思うし、リスクが高い気がするけどすごいな。

人への投資という響きはなんとなく良く聞こえる。ただ投資だけで終わらせたらだめだし、ちゃんと利益が出ればとても良い助成金なんだと思う。

活躍してくれる人材が欲しい企業も。これから学びたいと思っている人も。デジタル化を進めたい社会にとっても。

これまでは対象にならなかった定額制研修サービスやeラーニングの訓練の助成金はとてもニーズがありそうだし。就業が難しい人が働きやすくなるのはとても良いことだけど、ただ問題はそのあとにあると思う。

2025年までにデジタル化が進まないと年間12兆円も損失するのか。金額的に全然想像がつかないけど、あと3年しかないもの大変だ。とにかく、私も何かしらの形で貢献したいと思う。



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