企業の成長エンジン

□勉強したところ

・コトラーの競争戦略とは、市場シェアの大きさによって企業を4つに分類する理論。各分類ごとのとるべき戦略が示されている。

☆コトラーの競争戦力の分類
①リーダ・・・業界でトップシェアを持つ企業。目標は自社のシェアの拡大だけでなく、戦略は市場の拡大。(市場を拡大することでより大きな利益を得ることができるから。)

②チャレンジャ・・・業界で第2位以下の企業。リーダからトップシェアを奪うことが目標。戦略はリーダとは差別化した戦略で勝つこと。(同じ商品やサービスではリーダにすでに負けているから。)

③フォロワ・・・業界で第2位以下の企業で、チャレンジャのようにリーダを倒すリスクを負わない企業。戦略はリーダやチャレンジャの成功事例を真似すること。(研究開発などのコストを抑えて、高い利益を生み出すため。)

④ニッチャ・・・ニッチな市場(市場のすきま)を狙うシェアの低い企業。戦略は売る商品やチャネル(販売経路)を限定して、特定の領域に経営資源を集中させること。そのため、リーダとの競合は発生しない。


・M&Aとは、会社の買収・合併。実行すれば、一から会社を作ることなく、短時間で自社に必要な事業を手に入れることができる。しかし、多額の資金が必要となるため、失敗したときのリスクが大きい。

・買収とは、その会社の株式を買うこと。会社の所有者は株主なので、株式を一定数以上買うことで、会社を所有できる。

・アライアンスとは、企業同士が提携すること。双方の得意分野を相互に補完でき、事業投資の負担を分担できるため、リスクを抑えた状態で協力体制を作ることができる。反面、専門技術やノウハウが相手企業に流出するリスクがある。

・ジョイントベンチャとは、M&Aとアライアンスの中間形態。複数の企業が出資して作る新たな会社。アライアンスの事例の1つとして考えられることもある。

・ベンチャー企業とは、独自の技術で急成長する新興企業。

・VC(Venture Capital:ベンチャーキャピタル)とは、ベンチャー企業に投資を行う会社。目的は、事業に成功し株式市場に上場したときに得られる値上がり益。

・ベンチャー企業は、既存の大企業と比べて財務基盤が未熟である。そのため、ベンチャー企業への投資はハイリスク、ハイリターンとなる。一般的に銀行からの融資を受けづらい。(銀行は企業の信用力を重視するため)

・IPO(Initial Public Offering)とは、企業が株式市場に上場することで、自社の未公開株を公開すること。

・TOB(Take Over Bid)とは、株式公開買い付け。会社の経営権の取得を目的とした株の買い付けを公表して行うこと。

・MBO(Management Buyout)とは、経営陣による自社回収。経営陣が自らの資金で自社を買収して、経営権を取得すること。

・アウトソーシングとは、自社の業務を他社に外注すること。外部委託。

・資本提携とは、企業同士がお互いの株式を持ち合って、協力関係を強化すること。


ここまで。

よく聞くような単語も出てきたりした。なんとなくわかっていた単語の意味を整理できたので少し前進した気がする。ただ、コトラーって何?と思って調べたら、アメリカの経営学者のフィリップ・コトラーという人だった。マーケティングの神様と呼ばれる「マーケティング界の第一人者」。マーケティングは企業の成長エンジンだそう。成長するためには必要不可欠ということ?勉強が進んだらもっと調べてみよう。




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