日記(2023/4/30~5/6)

4月30日(日)

昼に起きてシラスで動画を聞き流しながら部屋の掃除をする。天皇賞(春)がはじまったので見る。アフリカンゴールドとタイトルホルダーの二頭が競走中止となって心配になる。
そのあとは予約していたマッサージに行ってからカフェで本を読むいつものパターンだった。今度はシーシャバーとかジャズバーに行ってみてもいいかもしれないと思う。本を読むのはかろうじてできているが、ドラマ/アニメを見たりゲームをやったりが全然できていないし、する気が起きない。
単にYouTubeでスト鯖Rustの切り抜きとかを見ているのが悪いのかもしれない。時間も気力も奪われていく。恐ろしい。
なんとか日記っぽくなったかな。先週は日記書くのに無駄に文章を考えたりしてしまったのが悪かったと反省してシンプルにしてみた。

5月1日(月)

出社したら全然人がいなかった。みんな休んでるけど普通に仕事です。
仕事でいろいろあって陰鬱な気分になっていた僕をポストブラックメタルが救ってくれた。シューゲイザーとかではなくポストブラックメタル、今日はこれに尽きた。
富田童子さんの読み切りマンガ「うろんな男」の感想を書いた。これはひらマン5期最終課題に提出されていたが商業誌掲載のため提出を取り下げていた作品で、つまり提出作ではないんだけど、まあ僕にとってはその辺の事情は関係ないのでgood!アフタヌーン5月号に掲載されたタイミングで感想書くことにしていたのである。が、6期の感想とか、この先感想をどう書いていくかの悩みに引きずられたりして、感想を公開するのが今日まで遅れてしまった。反省。この感想の書き方は悩んだけど、結局他の提出作の感想と同じように書いた。記事内の一貫性は大事だからね。しかし6期はこの先どう書こうかねえ。まだ迷いがある。

5月2日(火)

明日からGWと思うと気力が保てた一日であった。ランチで食べたスズキのムニエルが美味かった。
さて昨日から5月なわけで、今年も3分の1が終わっちゃいましたと。そろそろコンテンツ摂取を加速していきたいところ。昨年末には「来年はMyベストハンドレッドをやるんだ!!」みたいに息巻いてたわたくしだけど、このままの体たらくではベスト20も実現できない。てかね、今年発売のゲームとか一個もやってないのよ。ホグワーツレガシーとかAtmic Heartとか、あとその他いろいろ溜まりに溜まった状態で今月ゼルダが発売されてしまうわけでしょ。やべえ。GWは特に予定ないんで、この休み中に生活とメンタルを整えてエンジンをかけていきたいなと、そういう次第。

5月3日(水)

余っていた玉ねぎや筍やそら豆を焼いて醤油かけて食べた。単に焼くだけでも美味くていいね。
せっかくのGW初日だったが今日はのんびり部屋を掃除したり小説読んだりしていた。今年はまっとうに大江健三郎とか村上春樹とかを読もうと決めているので、ちょこちょこ読んでいく。

5月4日(木)

昨日の掃除の残りをやる。GWだからといってどこか遊びに出かけるでもなく、生活リズムを取り戻すみたいな感じで過ごしている。
夜になって家から徒歩10分くらいのシーシャカフェに読書しに行く。初来訪。常連と店員がずっと喋っていたが、こちらに干渉することもないし、こじんまりとした店で雰囲気はよかった。のんびりできたしまた行くと思う。別に喫煙好きってわけでもないし、タバコもやってないけどたまにシーシャをやるぶんにはやはりいいなと思った。

5月5日(金)

先日買ったフォーマルスーツを受け取りに行く。従弟の結婚式が今月にあるので準備が必要だった。体型が変わったので買い替えが必要なのだ。体型はよく変わるので数年後にまた買い替えになるかな……。
ふらっと立ち寄ったブックオフに荒俣宏『帝都物語』が全巻あったので衝動的に買ってしまった。80年代伝奇でいうと菊地秀行『魔界都市〈新宿〉』とかも読まないとな。積んじゃってる。
あとは猪瀬直樹『ミカドの肖像』もあったので買った。いい感じの書き込みがあった。

5月6日(土)

映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と『聖地には蜘蛛が巣を張る』を観た。(以下、若干ネタバレ有り)

『マリオ』はとても面白い映画だった。今年のコンテンツの中でもかなり良い方なのではないだろうか。ゲームをプレイしていて感じる快楽を映像の快楽として変換し、それを中心に据えてちゃんと”映像作品として”成立させている稀有な映画であった。本当にゲームの文法でつくられた「ゲームの映画化」であることに感動した。
ブロックを叩くと何かが出てくる、甲羅を敵に当てると吹っ飛ぶといったアクションに対するフィードバックの快楽、何度失敗してもトライを続けてなんとかクリアをする達成の快楽が見事に表現されていてよかった。
あと音楽もよかったなあ。ファンサービス的な部分は大いにあるけど、ゲームの音楽が流れるべきところで自然なアレンジで流れていたように感じた。
『聖地には蜘蛛が巣を張る』は……いや、原題の『HOLY SPIDER』の方がしっくりくるのでホーリースパイダーと呼ぼう。
重い映画だったなあ。簡単には解決できない、救いもない問題を実際の出来事をベースにして描いてることが重いよなあと。
ジャーナリストである主人公の掘り下げよりも連続殺人犯やその家族の掘り下げが多くされているところからもこの映画の主題は明らかで、イスラム社会の歪さを真正面から描いたものとなっていた。また、それを娯楽映画として落とし込もうとしていたのもよかった。実際に面白かったし。
終盤の作劇的に矛盾を感じる例のシーンについてはすべて犯人の妄想だったと個人的には思うが、あそこで描きたかったのは実際の事件においても犯人が死刑にされず生き延びているのではないかという陰謀論的な話も充分成立し得るのだ。そういう実情の社会なのだ、ということを訴えたかったのかなと思った。でも、犯人を劇中で本当に生かすわけにもいかないから、ああいう形になったのではないかと邪推する。
日記というか映画の感想ですね普通に。まあいいでしょう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?