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アルケミスト 夢を旅した少年

「なつめやしの風景はいつかは単に思い出になってしまうけれど、
今はそれは日陰であり、水であり、戦争からの避難場所を意味していた。」



今日はパウロ・コエーリョのアルケミストについて。

スペインのアンダルシア地方に住む少年サンチャゴが
王様メルキゼデックに導かれ、宝探しの旅に出る物語。

単調な物事の捉え方をしているサンチャゴが、
タリファ・タンジェでの生活・ピラミッドを目指す旅を通して、
人生において大切なものは何かを学んでいく。



自分の心に素直に、常に耳を傾けること

「結局、人は自分の運命より、他人が羊飼やパン屋をどう思うかという方が、もっと大切になってしまうのだ」
「不思議な力が、自分の運命を実現することは不可能だと、彼らに思い込ませるのだ」
「お前の心に耳を傾けるのだ。心は全てを知っている」



今を生きること

「お前が何か欲するとき、宇宙全体が協力してお前を助けてくれるよ」
「私は過去にも未来にも生きていない」
「神様は神の子を愛していると信頼して、毎日を神様の教えに沿って生きるが良い。毎日の中に永遠があるのだ」
「夢を追求しているときは、心は決して傷つかない。
それは、追及の一瞬一瞬が神との出会いであり、永遠との出会いだからだ」



人は皆、全く別の環境で生まれ育っている。
個性を強く自覚し、世界が語りかけることばを感じながら生きる。


幸せな人はみな、自分の中に神を持っていると、心は言った。
その幸せは、砂漠の一粒の砂の中に見つけられるのだと語った。



サハラ砂漠でキャンプした時のことを、
全く覚えていない自分自身に少しがっかりした。


Besos

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