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柏木翼Pが仲村宗悟のツイートに救われた話
リメショ、見た!!!!!!!!???????????
ほん…ほんとに狂う 何…?柏木翼のリメショを構成するすべての事柄に狂う………しあわせ空間すぎ……
今も昔も、柏木翼は愛されてここにいるんだな…とか彼は愛されるだけの素晴らしさがある人間なんだな…とか考えて俺の担当、やっぱ最高だぜ………となっている 担当に出会えて…よかった…
だが、柏木翼という人間について考えれば考えるほど、彼にはパイロットとして活躍してほしかった、たったひとつの大きな夢を叶えてほしかった、と思ってしまうのである。
その理由は、「彼は天才であり、今まで挫折を知らなかった。その上、周囲からの大きな期待を背負っていた。それなのに、20年以上追い続けた夢を、たった一回のパニックですべて諦めざるを得なくなってしまった」からなのであるが、まあなんのこっちゃというかんじなので、まずこれをひとつずつ解説させてほしい。
※結構真面目な記事だよ!
①柏木翼は「天才」
私は柏木翼のことを、なんとなく「努力型の凡人」だと思っていた節がある。
人並みにできないことがあって、できるようになるための努力をする。大事なことの前では、ちゃんと緊張する。
ビックリ高学歴ユニットドラマチックスターズの中で、気遣いの鬼こと天道輝や「お前の心臓どうなってんだ…毛がボーボーかよ」でおなじみ(馴染んでない)桜庭薫と比べると、ある意味人間らしいというか、一番親近感は湧きやすいメンバーかな、と思っていた。
だが、柏木翼について本人からの言及を整理すると、彼はまったくもって凡人ではない、明らかに天才だと確信できるようになった。
「天才」には2パターン存在すると思っている。
世の中には努力しなくてもできちゃうタイプのすげえ人がいて、いわば「やってないのになんでもできる」タイプ。とにかく器用で要領がよくて、自分がなにをしたらどうなるかがわかってて行動できるような奴。
天峰くんとか百々人とか、こういうタイプだな〜と思う。もちろんちゃんと努力してるけど、飲み込みがはやいというか、そんなイメージ。(百々人を天才に分類しているがこれは私の解釈であり、百々人の自己評価は無視している!)
以下 5/9追記
クラファエピゼロ2話、見た……??なんかこっちがげっそりしてしまった
あまり語りすぎると記事が脱線してしまうので完結にまとめると、百々人は「天才のふり」をしていたんだと思う 母親には「天才」であることを求められたけど、実際の百々人はそうでなかったから、少しでも「天才」に見えるような努力をしてきていて…
この記事を書いていた頃の私はまんまと騙されてしまった…
以上
いっぽうで柏木翼は、「できるまでやればできちゃうタイプ」の天才だと思っている。なんだか「人は死ぬまで生きられる」みたいな文になってしまったが、まあちょっと聞いてほしい。
人って、いくら頑張ってもど〜〜してもできないこと、「努力では補えなかったどうしようもないもの」がある。どうしても理解できなかった物理とか、全く覚えられなかった世界史とか。勉強じゃなくてもいい。
だが柏木翼って、それが無いんじゃないかな、と思う。
たとえば、今やってる数学の範囲がとても難しくて、次の期末は散々な結果になりそうだ、とクラスのみんなが思っていたとする。でも柏木は、いつまでにこれを理解しないといけないのか、よし、がんばろう。となって、実際にがんばって、テスト当日までには仕上げてこれちゃうタイプだと思っている。
数学が得意な"天才"はすぐできるようになってしまうし、勉強嫌いなクラスメイトは諦めてしまう。柏木は、前者でも後者でもない。自分の能力と期間を逆算して、不可能を努力でカバーできてしまうタイプなんじゃないか、と、思っている。
決してものすごく要領が良いわけではないし、努力が特別得意なわけでもなく、とにかく「やったらできてしまう」のではないか…と。思っている。
私が彼は「天才」だと気づいたのは、サイメモを読んだ時である。ネタバレになるかもしれないので一言だけ引用すると、彼は自分について「(初フライトを経験するまでは)今まで大きな挫折をしたことがなかった」と話している。
これは、彼がなにごとにおいても「やればできちゃった」からなのではないか、と私は考えている。
だからこそ、たった一回の挫折が彼にとっていかにストレスだったかがわかる。
逆に、サイメモを読むまでそれに気づけなかったのは、「SideM」というコンテンツ内でえがかれる柏木翼は、未経験の歌やダンス、トークや演技に奔走し、慣れないアイドル活動を必死で身につけていく様子が多いからなのでは、と思った。なんというか、柏木翼がアイドルとして優等生である描写はほとんどないのである。
まあ考えてみれば当たり前なことで、アイドル育成ゲームなのだから、重視されるのはアイドルとしてのステータスであり、いくら勉強ができて体力があっても、アイドルとしての魅力に直接関係しなければ、それ以外はただの「個性」なのだ。
これは柏木翼の「個性」について全力で考察する記事である。
アイドルになる前の柏木翼がめちゃくちゃに優等生であったことは、サイスタエピソードゼロで言及がある。
ドラスタ2話より「会社のポスターに採用されている」「『最年少機長も夢じゃない』と言われるほど期待されていた」
冷静に考えてヤバすぎ だってつまり「顔が良い優等生」だったってことだろ!!????ヤバすぎ!!!!!!!!!
いや、柏木はめちゃくちゃ真面目だから候補生時代も優等生だったんだろうなあくらいの想像はしていたがまさかポスターになって貼られていたなんてそんな……破廉恥な………(私のエピゼロ感想ツイートより)
これほどまでに期待されていたパイロットが、初フライトで失敗して地上勤務に異動になったって事実、他人事だとしてもし、しんど…てなるな…
異動になってからも仲間とは仲良くやっていたという話は聞くが、まあしんどいよなあ、しんどいだろ…
②積み重ねてきた努力の残酷な溶け方
モバ雑誌通常号にて、柏木の初フライトで発生した乱気流はCAT(晴天乱気流)だと記載されている。
晴天乱気流って…何!?ということで、めちゃくちゃ調べてなんとなくまとめたから読んで
晴天乱気流とは、雲がない空で起きる乱気流のことである。モバ雑誌にもあるがCATとも言うらしい。かわいい ネコチャン
雲の中でできる乱気流は、機体から電波を飛ばして、跳ね返りを確認することで検知できる。すごい。しかし、晴天乱気流の多くはそれができないため、見つけることが難しい。
また、晴天乱気流によって起こる「エアポケット」という下降気流がなにより危険らしい。巻き込まれると、機体が大きく揺れたり、急降下したりしてしまう。これによる事故は日本付近だけでも何度も起きており、「乗客と乗務員が負傷する一番の原因」とも言われている。
つまり、珍しいことではないが、極めて危険な現象なのである。
(なんかどこかで、パニックになる柏木に機長が「よくあることだ!冷静に対処しろ!」みたいな言葉をかけていたストがあった気がする 忘れてしまった…ソースお待ちしています…)
そんな危険な状況に、神経ピリピリの初フライトで遭遇したら誰だって慌ててしまうだろう。
実際、人間のパニック現象というものは、突発的な生命の危機に直面した時に起きる身体反応で、「敵や災害から逃げるために身体に備わった生き延びるためのプログラム」であり、柏木の体は柏木を守るために正常に動いたのだ。なにも間違ったことはしていない。
だが、この経験は彼に「失敗」として焼き付けられ、操縦席に入ることすらできなくなってしまった。
アニエム3話で、「またみんなの脚を」「大事な時になればなるほど、絶対に失敗してしまうんです」というセリフがある。初見時、私は勝手に「柏木くんは本番に弱いタイプなんだなあ」と思っていた。
だが、柏木が本番に弱いのはもともとではなく、「たった一回のそれ」が自分自身に「自分は本番に弱い」というレッテルを貼り付けてしまったのだ。
(「柏木翼と緊張」について、私は信頼度100LINKで消し炭になったのだが、ネタバレになるので今回は供述を控えることにする。どっかで言うかも)
彼がパイロットを志したのはとても幼い頃からである。子どもにとって親とは、最も身近な社会人であり、パイロットの父を持つ彼が、その職に憧れることは不思議なことではない。
また、当たり前のことだが、パイロットになることは簡単ではない。国際線を運航するパイロットになるには、必要な情報を得るための英語を学ばなければいけない。TOEIC700点前後は必要って、すごすぎ!!?????
そして、「体力には自信がある」という言及は度々されており、アニエム5話でも「パイロットになろうって決めた時からトレーニングしていた」と話している。
これらのことから、彼がパイロットになるためにかけた年月は計り知れないものなのである。
以上が、「彼は天才であり、今まで挫折を知らなかった。その上、周囲からの大きな期待を背負っていた。それなのに、20年以上追い続けた夢を、たった一回のパニックですべて諦めざるを得なくなってしまった」という事実の解説である。長い!
ここから本題です!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかもうこうまとめてしまうと、「なんで柏木翼くんはパイロットになれなかったんですか!!!!???????」と地団駄を踏みそうになってしまうし実際踏んでいる。なんで…どうぢて……
でもそう思うことは、「アイドル 柏木翼」を否定するのと同じなんじゃないか…とも思ってしまう そういうことじゃないの アイドルになってくれて本当に嬉しいし柏木の歌があるから毎日頑張ってるのも本当…
という葛藤の中生きていたのだが(重い!!)
先月、某仲村宗悟氏のツイートでこんなものがあった。
あの飛行機は未来の俺たちさ。
— 仲村 宗悟 (@ShugoAbc) April 13, 2022
見上げた空は狭いけど、いつかここを飛び出して自由な空を飛び回るんだ。 pic.twitter.com/LuJXbnvlva
仲村宗悟がまたなんか言ってるよ(雑)と思いつつよ〜く読むとうん、うん??となるツイートで、意味深やなあと思っていると、後日、本人のインスタライブで「このツイートの意図がわかってる人を数える会」みたいなものが始まった時は流石に友人に相談した。
まあつまり、「飛行機って、自由に空を飛んでいるように見えるけど、実際は航空路が決まってるよね」という話だった(ものすごく要約した)。
基本P脳の私は、飛行機という単語で柏木翼を連想するので、柏木…パイロット…操縦…といろいろ考えて、この結論に至った。
パイロットは、決められた滑走路を走るのが仕事だが、アイドルは、滑走路を自分で決めることができる職業なんだと、そう思った。
柏木は、ライブのステージから見る景色が、コックピットから見る大空みたいだと、パイロットとして叶えられなかった夢がここにあるんだという思いでアイドルをやっている。
アイドルは、パイロットよりも自由に、好きなように飛び回って、歌って、踊ることができる。
私の大好きな「約束はドリーミングフライト」の「滑走路はまっすぐ続いているから」という歌詞も、のびのびとまっすぐな滑走路を設定したのは彼自身で、彼が決めたことなのだ。
もちろん、彼がパイロットとアイドルどちらかを軽視しているわけでは絶対に無いし、たまたまアイドルになる道に進んでいるだけで、どちらの道になっていても彼は最高の景色を見られていたと思う。
でも自分の中で、やっぱり翼はパイロットになりたかったんじゃ…と思う時が度々あって、小さい頃からの夢だし、そう簡単に吹っ切れないよなあ、と考えて眠れない夜とかザラにある。あった。
のが、仲村宗悟氏のこのツイートで吹っ切れたのである。
柏木翼、アイドルになってくれてありがとう…あなたの好きなように、活動してください。全力でサポートします
仲村宗悟さん、いつもオモロなツイートをありがとう…2ndツアー頑張ってください…
ついでに(ついでの量じゃねえわ!!!)リメショが出たので、すこしご家族の話をします
見出しの①で言及した周囲からの期待について。
個人的にギュッとなったのは、柏木のお父さんは彼がパイロットになることを求めていなかったんじゃないか、ということだ。もちろん、応援はしていたと思うし、なってくれたら嬉しいと思っていたのだろうが、少なくとも強要はしていなかったと考えられる。
これも雑誌の通常号なのだが、ちいちゃい柏木に、「お父さんはいつでも翼の味方だ、おまえのなりたいものになればいい」と言っていたのが、いつ見てもじんわりくる。なんかこのあったかい感じが柏木家を表してるのかな〜とか、翼の優しくて穏やかなところは父親譲りなのかな〜とか、翼もこんな優しいお父さんになるんだろうな〜とか考えて泣いている…柏木…
この記事を書くにあたって柏木翼について改めてめちゃくちゃ考えて、ここまで深く考察してボロが出ないアイマスのキャラ設定めちゃくちゃすげえな…とおもいますた
柏木翼くんには年の離れた妹さんと弟さんがいる。ふたりともまだちいちゃくてかわいい。かわいい…。いつかふたりが大きくなったとき、「うちのお兄ちゃん、かっこいいんだ」って言ってくれるようなアイドルに、柏木翼になってほしいし、してみせる、と…改めて…思いました アイマス最高!!!!!!!!!
ここまで読んでくださってありがとうございました。あなたのP業に、担当アイドルに幸あれ
以下、参考にさせて頂いた記事です。面白かった…
https://www.data.jma.go.jp/mscweb/ja/prod/pdf/book/2-chapter3.pdf
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