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「眩い」という不思議な漢字

「眩い」という漢字は、不思議だなー

とふと思いました。

なんでそう思ったのでしょうか?

「玄(くろ)い」に「目」を当てると書くからです。

高校生時代や、中学生時代のことを、
「青春」と表現します。

他の季節は、
「朱夏」、「白秋」、「玄冬」と表現します。

それぞれ、春と夏が、青と朱(あか)
秋と冬が、白と玄(くろ)で対になっています。

また、素人(しろうと)の対義語は、
玄人(くろうと)です。

このように、「玄」という漢字は、
「くろ」と読むことがあります。


眩いというのは、キレイでまぶしい何かを見たときに感じる言葉です。

ですが、その漢字は、玄(くろ)に目を当てる、
つまり、「黒を見る」というように書きます。


だから不思議なのです。

ニコラ・テスラは、
「全ては、光である」
とし、

そして、
「光の本当の姿は、黒である」

と遺しました。

これも、「眩い」の本質と、何か繋がりがあるんだと思います。


太極マークの黒いほうには、
黒の中に小さな白があります。

これは、黒の奥に白があることを示しており、
黒を見ていると、やがて白が見えてくるということなのかもしれません。

「眩い」という漢字は、
光の本質である黒を見ることで、その奥にある白を見つける、
ということを示しているんだと思いました。


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