「小さなかぶ」

道路に小さなかぶがひとつ、植わっています。

そこに一匹の蟻が通りかかりました。

「うんとこしょ」小さなかぶは抜けました。

蟻は小さなかぶを背負い、巣に持ち帰るため歩きます。

しかし、小さなかぶは小さいので、蟻は途中で小さなかぶを食べ終えてしまいました。

「うんとこしょ…」蟻は再び、小さなかぶを探すため歩きます。


少年は「蟻なんだから、あんとこしょでも良いのかな」と思いながらも、

黙々と目の前のマークシートを塗りつぶすのでした。

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