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ネギのはなし。

早速ですが、バカラってしたことありますか?

したことがある人はご安全に。
したことがない人は遊び程度に。
こんな言葉がぴったりなトランプゲーム、僕がバカラを初めて知った時から今に至るまでの体験談を書きたいと思います。

僕が初めてバカラを知ったのは25歳の時。
その当時、兄が亡くなって右も左も分からないまま周りの方々に助けてもらいながら仕事をしていました。

ある時、同業の先輩から
「カモネギ!息抜きしてるか?ちょっとおもしろい所あるから行くか?!」と刺激的な言葉。
元々、おもしろいとか気持ちいいという言葉が大好きな僕はホイホイ付いていきました。

着いたところはミナミのとある雑居ビル。
ビルの前には4〜5人の黒服と思われる男たちが無言の会釈。エレベーターにはカメラが付いていて、当然のように二重鉄扉に自動開閉。
後で知ったのですが、1度来た客の顔を覚える係がいて、その係が分からない人がエレベーターに乗っても、エレベーター自体が動かないようになっていたそうです。

中に入るとまさに異空間。
サラリーマン、金融、不動産、飲食、ホスト、ホステス、謎のマダム
老若男女問わず、30人くらいはいました。
お酒・タバコはタダ、寿司・中華の出前もタダ。
なんやここは、闇of闇って感じでした。

「カモネギ!!ちょっと俺がやるの見とき。」
先輩が財布からさっと10万円を出し、黒服に渡すと、ディーラーからチップが配られます。
先輩は1枚、たまに2枚と賭けていました。

元々、とりあえずやってみるタイプの僕はすぐに10万円をチップに変え、やってみることにしました。
初めてのベットはプレイヤーに5万円。
先輩:「おまえ、そんなにいって大丈夫?!」
僕 :「間違いないです、鉄板です。」

O型特有の変な自信とビギナーズラックで
初めてのバカラは20万勝ち。

先輩:「おまえすっきやな〜、1人で行くなよ」
僕 :「いや、絶対いかないです。恐いし。」

次の日、ふとあの瞬間のジュワッとくる感じ
ゾワゾワっと股間から浮遊する感じが脳裏をよぎりました。

気がついたら、あれここは…
ミナミの123の駐車場…

25歳の夏、カモがネギを手に入れた瞬間。

それからというもの、バカラが楽しくて
ほぼ毎日
ミナミ、歌舞伎町
韓国はプサン、ソウル、チェジュ
マカオ、シンガポール、バルセロナ
いろんなカジノにいきました。
7年で結構な額を負けました。

当然のようにセットで付いてくるのが女性。
ミナミや新地、銀座に通うようになり
モテ期到来。
ネギが束になった瞬間ですね。
7年で結構な額を使いました。

この2つでいくら使ったのか?
それを計算するのが1番の恐怖です。
それより稼げばいいんです。
解決です。

トレードに何が通ずるのか。
自分を客観的にみてどういうタイプなのか、どんな人がいたのか、そういう観点からトレードを考えてみたいと思います。

最後になりましたが
僕がノートを書く理由は1つ。
読んで頂いた方の何か良いことのキッカケになればいいなと思っています。
こんなアホにならんとこ。
自分を客観的に見てみよう。
ギャンブルはやめとこ。
飲み屋にはまらんとこ。
不倫はやめとこ。
下手くそはこんな思考でトレードしてるのか。
貯金をちゃんとしよう。
仕事頑張ろう。
何でもいいです、何かのキッカケになれば良いなと思っています。

p.s.ノートを販売するとか少し抵抗のある人間なので、今回は無料で暇つぶしになればといいなと思ってます。
次回から有料にして、施設の子供たちにランドセルを送るとか、オモチャをおくるとか、そういったことに使いたいなと思います。
まだ書けるかも分かりませんし、どうなるか分かりませんが、そのときは是非、購読して下さい。

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