いい歳こいてニューバランス沼に嵌った話
年末年始の東京滞在九泊十日はこの靴一足だけで過ごしました。１日平均13,000歩以上歩き回っていましたが、足の疲れは最小限で、世の中でニューバランスが評価される理由がよく分かりました。
昨年私は初めてニューバランスを買って履き、急に興味が湧いて異なる複数のモデルを入手しましたが、実用の為に一足だけ選ぶとなると、やはり最新にして現行品のこのM990が一番良いと感じます。それはまるで「最新のポルシェが最良のポルシェ」と言われるのと同じことのように感じます。好き嫌いの世界ではクラシックポルシェや歴代ニューバランスももちろん魅力的。でも毎日酷使する前提だと最新モデルが最良。
ニューバランスの地元ボストンは、革靴の世界ではオールデンの地元でもあります。オールデンもニューバランス同様、履き心地が良く長時間長距離歩いても疲れが最小限と評価されているブランドです。
そしてそのオールデンの代表的なモデルの品番も990で、数あるオールデンの中から一足だけ選べと言われれば私はその990を選びます。
履き心地に優れ疲れが少ないという共通項のニューバランスとオールデンのいずれもがボストン発祥でどちらの代表モデルの品番も990。更には両社ともに障害者のための矯正履を手掛けた歴史がある。
単なる偶然なのか、それとも地域性のある文化から生まれたものなのか、興味をそそられます。
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