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2022年千葉ロッテ開幕メンバー構想

1.はじめに

  こんばんは、メーヴェです。
 もう2022年も2週間ほど経ち、もう少ししたらキャンプインですね。中々に記事を書くこともなく、しかしながらシーズンにもまだ入っておらず時間がある今だからこそチームについてのんびり考えることが出来るのではないかと思い、PCに手を伸ばしています。
 このページをうっかり開いてしまった方は、こんな考えもあるよな程度でお付き合いください。ここで書くことはあくまでも僕の「構想」です。「予想」ではありません。では始めます。

2.2021年→2022年の変遷の整理(昨年戦力外通告前 70名→2022/1/16現在 65名)

・OUT 12名(投手7 捕手1 内野4 外野0) ※支配下→育成の松永も含む
 (投手)石崎、南、永野、松永、大嶺、ハーマン、フローレス
 (野手)宗接、鳥谷、小窪、松田、高濱
・IN 7名(投手5 捕手1 内野1 外野0)※育成→支配下の森も含む
 (投手)廣畑、秋山、八木、森、ゲレーロ
 (野手)松川、池田

選手表

年齢表

3.2021年で浮き彫りになった課題

<投手>
・先発の軸の不在
・守護神・益田の勤続疲労
<野手>
・日本人打者の軸がまだ出来ていない(外国人打者依存)
・荻野貴司の高齢化
・中村奨吾の出ずっぱりについて
この辺りも考慮に入れつつ、メンバー構想を行います。

4.2022年開幕メンバー構想<野手編>

メンバー予想

こちらは諸々表にまとめました。先に触れておきますが、安田は入れていません。考えておきたかったことは、大まかに書くと以下。
山口をクリーンアップとして一本化
藤原は上位に固定、センターラインとして確立させる
捕手の軸は田村、佐藤都と2:1程度の比率でスタメンと計算する。佐藤都はスタメン不出場の時は代打の切り札としても考える
・中位打線の厚みとバランスを考え、マーティンは2番には置かない
・基本はエチェバリアを正遊撃手と考えるが、外国人3人が並ぶようにはしない

 スタメンについては高齢化に触れはしましたが、荻野はトップに据えたまま藤原・中村を後続に置く形を。レアード・マーティンをくっつける形にはせず、主軸として育てたい山口を挟む形がベターと考えます(2020年にマーティンと井上で安田を挟んでいた形に近いですね)。
 マーティンは上位に置くなら2番ですが、そうすると藤原を9に置いて藤岡を7に上げる形になるなど考えることになりそうです。それよりも、藤原の将来のことを考えたり4~6番できっちり返せる打順を組むためにも藤原を上位で固定、マーティンを6番としています。手術明けの井上、出塁率も高い菅野でやがては5~7番を埋めて厚みを見出したいところです。

 また、昨年特に捕手に苦労したこともあり、後述ですがキーマンには佐藤都を挙げています。正捕手の田村とともに主戦級として考え、彼の活躍がそのままチームの強さになるとも考えています。皆さんご存じの勝負強さに加え、シーズン後半良化した守備面にも期待したいところです。加藤と迷いましたが、第3捕手には守備面でより信頼を置ける江村を推薦します。

5.2022年開幕メンバー構想<投手編>

・先発
 具体的な中身に関しては、先に掲載した表をご覧ください。
 述べる形として自分の理想形があります。ローテの形として、表裏ともに1枚目を若いローテ候補→2枚目に信頼度の高いベテラン・外国人を置くというものがあります。前者として真っ先に挙げられるのが、2021シーズン希望の光となった佐々木朗と小島。この2人を将来の先発の軸として固めていくためにも、カード頭に置いて欲しいなと考えています。どちらかを開幕投手に置くと睨んでいますが、こればかりはどちらかわかりません。ヤクルトが日本シリーズ初戦に奥川を抜擢したように、佐々木朗が指名されることは大いにあり得ると思っています。
 岩下の起用法についてのアンケートを取りましたが、ここは正直読めなかった(河村とかなり迷った)のでそのままローテ6枚目としました。が、木曜ローテに関しては4月に関しては隔週です。トミージョン手術明けの西野を使っていくには、ある意味予想しやすい日程でもありますね。種市は交流戦くらいの復帰になると思いますが、西野は状態次第では開幕間に合うかな…という時期かなと。

リリーフ
 マリーンズの強みとして、リリーフの強みを挙げる人は多いですよね。それは今年も大きく揺らぐことはないと思います。次代のリリーバーとして横山・土居は貴重な経験を積み、ドラフトでは八木と廣畑を指名しました(個人的には廣畑は先発で見ていますが)。益田唐川は盤石で、新外国人でゲレーロを獲得。
 今年頑張らせ過ぎた益田の勤続疲労は気になるところですが、国吉・ゲレーロ→唐川→益田の方程式は固定。その補助役としてルーキーの八木と2年目の鈴木を抜擢。鈴木に関しては今年先発ローテでの飛躍を望む人も多いでしょうが、個人的にはショートリリーフでの活躍を期待。印象に残っている試合としては、9/15(水)ソフトバンク戦での登板。美馬の後を受け4回1死1・3塁で登板も左打者2人(牧原・三森)を連続三振に切って1回2/3を無失点に切った試合がありました。ロング要員のような役割になるなら先発調整をさせてほしいですが、ある程度の役割を任せられるポジションとして、リリーフ鈴木に期待。回途中から任せられる東妻と、2021年開幕同様に佐々木千はロング視野のBとしてスタート。
 東妻と八木が、シーズンの中でセットアッパーに近づいていけたらなという願望がここは強いです。本音としてはA組の4人の中に若手を入れたかったのですが…各々の今年の飛躍を基に、来期入れられればいいなと思います。

6.特定選手の休養日について

 先ほど載せた中に、荻野休養日、中村休養日についても載せました。キャプテン中村に実際にこのような日を設けるかはわかりませんが、昨年「どのくらい走ったら怪我をしやすくなる」というようにセンターからレフトに守備位置を移し首脳陣で体力管理をしていた荻野に関しては考えるべきことだと思っています。週に1試合は…みたいな具体的な数は考えていません。

①荻野貴司 36歳のシーズンにして初の全試合出場を達成し、MVP級の活躍をしました。しかし、引用にあるように何だかんだポストシーズンあたりでダメージがあったと話しています。今期もレフトを中心として負担を軽減するのはもちろん、藤原を1番に置き2番に和田を置くなどする試合を作っていってほしいものです。荻野からの世代交代を図るには上位に置ける外野手が休養日のスタメンを考えるのに一番自然であり、和田もそうですが高部も食い込んできてほしい選手の1人です。

②中村奨吾 ファンの中で一番心配しているのはここではないでしょうか。球界随一の守備力を示してくれていますが、オフも短く何年も全試合出場を続けているコンディション面が気になるところです。スタメン構想には池田を置きましたが、小川もいます。中村が最も優れた二塁手であることは間違いないですが、戦国パ・リーグを秋まで戦い抜くためにも時には腹を括って柔軟な起用を増やしても良い頃合いではないでしょうか。

・レアードとマーティンに関して 一塁と外野両方経験がある山口がスタメンにいるので、基本は一塁を守りつつマーティンがDHの日には右翼を守る…という起用で回すことが出来ます。

7.意図的に開幕メンバーから外した選手について 

田中靖洋 「推しなのに外すの?」と言われそうですが、今年は開幕メンバーからは外れてもおかしくはないかなと思います。難しい役割のために負担が大きく2年連続シーズン途中離脱、昨年も復帰後は9月以降の12試合で防御率10.22と精彩を欠いていました。負担を考慮してか昨年7月復帰当初は怪我前の役割とは違い、6回~7回のホールドシチュエーションでの登板が多く1イニング全うさせる登板が多かったと記憶しています。
 回途中から放ることも多かったその役割は東妻が担っていましたね。今年もそうなるかはわかりませんが、シーズン序盤は無理をさせずチームが苦しくなる夏場かその前に呼ぶ起用法はあっても良いのではと考えています。

②安田尚憲 フォームは一定せず力の無い逆方向へのフライを連発するようでは、マリーンズ打線の主軸なんて任せられません。昨シーズン終わってから今期の構想には最初から安田の名前はありませんでした。こればかりは本人次第ですが、「もう2軍でやることがない選手」とは思えません。彼の活躍にチームの層も状態も左右されるので、殻を破ってくれないと困ります。そのために前半戦費やしてくれたって良いんです(と僕は思ってます)。

8.まとめ・終わりに

最後に投打のキーマン・ブレイク期待枠を。
 投手 キーマン:小島 ブレイク期待枠:横山
 野手 キーマン:佐藤都 ブレイク期待枠:小川

 以上、自分なら…の羅列ですが、キャンプインしていない今のうちに頭の中の考えをまとめてしまおう、な文章でした。皆さんのメンバー構想はどんな感じでしょうか?
 気が付けば練習試合オープン戦と過ぎあっという間に開幕を迎えます。今年のマリーンズはどうなるのか、楽しみに残り少ないオフを過ごしましょう。それでは。

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