サイバー競馬敗戦記(23年1月)

1月29日

土日回収率0%。ひとつも当たらなかった。僕は何を思えばいいんだろう。僕は何て言えばいいんだろう。こんな夜は逢いたくて。逢いたくて。君に逢いたくて。君に逢いたくて。

1月22日

土日の回収率89%。ただ、今日だけで見れば141%。最近の低調ぶりを考えれば上出来と言っていいだろう。

メインは中京が当たったものの小倉、中山は外れた。いずれも鉄板の1人気から流してみたが、小倉の藤岡は大出遅れで4着、中山のルメールは可もなく不可もないような走りで5着だった。メイン以外はやらないと決めていたが、メインが外れるのでメイン以外に手を出さざるを得ないのだ。覚せい剤がないからシンナーに手を出しているようなものだ。私にシンナーを吸わせないでほしい。

1月15日

数珠と十字架、どちらを買えば良いでしょうか。

1月14日

まるで当たる気がしない。当たらないから賭け方が適当になる。あてずっぽうにボックスを買う。そして外れる。私たちはもう潮時なのかもしれない。「別れよう」とJRAにLINEを送ったが、まだ既読にならない。

1月9日

3連休はトータル負け。メインしかやらないと決めていたのに今日の12レースで傷口を広げてしまった。日中、寺で厄除けのお祓いを受けながら、ほかのレースもやっていたような気がするがそんなことはどうでもよい。

もっとも、レース数を絞ったおかげで、本来は3日間で3万円損するはずだったところを数千円程度の負けにとどめることができたのは大きな収穫だ。視点を変えてみれば、これは2万円超の勝ちと言えないだろうか。

孫子の言う「不戦而屈人之兵、善之善者也」が理解できたような気がする。現代語に訳せば「中山12レースで北村宏からワイドを流すような血迷った真似をしなければ回収率が上がる」ということだ。孫子は正しい。

1月7日

競馬に負けるたびに書いているこの日記。遡ってみたら11月の下旬から毎週欠かさず更新し続けている。最近は何を買っても当たる気がせず馬券に手が出なくなってきた。それにもかかわらず馬券を買えばなぜか石橋や小崎を軸にしてしまうのだ。氷河期世代をここまで追い詰めた政治が憎い。生まれる時代こそ違えば、私はきっと川田を軸にできたはずなのだ。

1月5日

金杯は中山、京都とも軸馬が5着だった。狙った的は外さない、名うての馬券師とは私のことだ。お賽銭の相場は「5」と決まっているのだから、年初めの競馬もそれに倣ったというわけ。ビリー・ザ・キッドもびっくりだ。それ、バキューン! 競馬が5着を当てるゲームでなかったことだけが悔やまれるが、それは大した問題ではない。本質はもっと別にあるのだ。バキューン、バキューン、バキューン!! 


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