サイバー競馬敗戦記(23年2月)

2月26日

土日回収率50%。メインまでは5%だったので実質的にはテンバガーだ。50%にも良い50%と悪い50%がある。今日は良い50%だった。50%というのは丁か半か、どちらにも転じるということであり、今日の50%は明日につながる50%だったというわけだ。

今週で小倉開催が終わってくれた。やればやるほど損をする悪夢のような競馬場だった。ローカル競馬場の中で最も相性が悪いかもしれない。前有利かと思えば差し・追込が決まり、そうかと思えばセオリー通り逃げ・先行が勝ってしまう。攻略法がまったくわからない。

2月19日

回収率=100%ー戸崎=67%。

2月12日

2月最初の更新。先週はプラスで終えられたし、今週は負けこそしたものの回収率は85%とそう悪くない。これまでの悪夢のようなスランプのことを考えれば、大いなる前進と言っていいだろう。2週連続でほとんど金が減っていない。そんなことがこの数か月の間にあったろうか。

局面というのは唐突に変わるものではなく、徐々に変わっていくものだ。そして気がついた時には大いなる流れとなって運命を飲み込んでいく。局面が変わる際にはどんな音がするのだろうか。私の無意識は、今その音を確かに聞いている。運の逆流がやってくる音を。それはポロロッカだ!

しかし、人は何かを手にする時、何かを手放さなければならない。私は当たり馬券と引き換えに人権と肝臓をまたも失ってしまった。一度狂った歯車はそう簡単には戻らない。私は今、エフフォーリアの気持ちが誰よりもわかる人間である。春遠し慙愧に堪えぬ残機ゼロ。

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