サイバー競馬敗戦記2022総括

有馬記念も負け、ホープフルステークスも負けた。秋からの競馬は毎週マイナスで、下半期だけで20万円以上負けていた。

競馬専用にしているりそな銀行の残高は200円だった。即PATに入っていた2900円に200円を加えた3100円が私の命綱である。今日は東京大賞典。カジノフォンテンからの3連複を買った。

今年の競馬を振り返ってみよう。出遅れて大外をぶん回すインディーズ騎手、まるでリプレイのように道中控えて毎度届かない藤岡佑と三浦、少頭数でも前が壁になる岩田望、人気馬でもファイトしない戸崎と田辺、すっかり買いどころがわからなくなった武史と松山、買うと来ないし買わないと来る外国人騎手。吐き気がしてくる。私が信じられるのは秋山稔だけだ。「信」じて「託」すと書いて信託。それが秋山稔信託銀行。

今年は競馬をやりすぎた。気づけば毎週ほぼ全レース買っていた。やればやるほど負けるのがギャンブルである。私のやり方が間違っていることは薄々感じていた。しかしそれでも馬券を買ってしまうのは、次のレースこそは勝てそうな気がするからだ。JRAーVANに登録していた単勝40倍のMy注目馬(父スズカコーズウェイ)が、競馬新聞で無印の鷲頭の馬(前走6着0.4秒差負け)が、光り輝いて見えるのだ。

しかし、こんなことも長くは続けていられない。今年は株の売却益が競馬の源泉になってくれたが、政権の鞍上が岸田に乗り替わった来年はいよいよ厳しい年になりそうだ。それに、朝から夕方まで競馬をし、負けが込んでは絶叫している私に対する妻の目が厳しくなってきたような気がする。来年はレースを絞って買うことにしよう。これは誓いだ。きっと、必ず、やってみせる。今年もお世話になりました。それでは良いお年を。

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