【スマブラSP】初心者がスマブラと半年ほど真剣に向き合った記録
こんにちは、神結です。
初めましての方は初めまして。普段はTCG……もといデュエル・マスターズをプレイしたり、デュエマの記事を書いたりしています。
今回は半年ほどスマブラと向き合ったので、その話について書いていこうと思います。
完全なる初心者として始めて半年、VIPに到達することが出来ました。
元を辿れば忘れもしない去る3月、全国大会を始めとしてデュエマのオフライン大会は軒並み延期ないし中止。オンラインでは競技レベルの大会を開くことは不可能ということもあり、完全に空白期間が生じてしまいました。
元々カードゲームを競技でやってる奴なんて、戦闘狂みたいな集団です。ある人はデュエプレに、ある人はシャドウバースに、ある人はポケモンに……と、新たな戦いの場へと身を移していきました。
そんな中、私もそれなりデュエプレは楽しんでいたのですが、ある日普段遊んでいるメンバーから「ちょっとスマブラしたいよね」みたいな話になりまして。しばらくは週に1回くらい大乱闘やったり、風花雪月で涙を流したりみたいなことをやっていたのですが、6月くらいから「ちょっと本気でスマブラ上手くなりたいなぁ」と思うに至りました。キッカケ覚えてませんが、友達に負けるのが悔しかったんだと思います。
で、そこから半年くらいの話を順を追って書いていこうと思います。
スマブラ歴
ほぼ0に近いレベルでした。小学校時代にスマブラ64を友だちと遊んでいたくらいで、そこでも5人中4番目だったというレベルです。DX、Xは一切プレイ経験がなく、3DSまで飛びます。ただこれも「全キャラ出したからOK」くらいの感覚で、発売直後にちょっと遊んだあとはからっきしでした。ソフトは確か初期か1段階アプデした状態で止まっています。
ちなみに格ゲーもほぼやったことがありません。強いて挙げるとすれば「金色のガッシュベル うなれ友情のザケル」を遊んでいたことくらいです。CPU相手にずっとザケルガを撃っていました。
せっかくなので、この時の私のスペック?について書いておこうかと思います。
・Switchライトにjoyコンでプレイ
・ほぼ64以来やっていなかったので、「空中回避」を知らない
・当然受け身も知らなかった
・崖に掴まるか否かは運だと思っていた
・格ゲーの「コンボ」の概念を知らなかった
・強攻撃はスマッシュの出し損ないだと思っていた
これ以上書いていくとキリがなさそうなのでこれくらいにしますが、登山をするのに半袖短パンサンダルくらいしか装備がない状態です。
ちなみにプレイヤーについては唯一あばだんご選手だけ知っていました。理由はデュエプレの大会の解説をしていたからです。
ちなみにここまで無知が極まると、一周回って「まーそれなりにやっていれば、それなりに上手くなるでしょ。そのうち大会とか勝てるようになればいいな」みたいなこと考えてるんですよ。
いやー、無知とは恐ろしいものですね。
6月-「え? 縛りプレイかなんかですか?」
というわけで、6月から本格的に1on1を始めました。ちなみにタイトルのは、上記の環境でスマブラを遊んでいたことを知ったプレイン(※1)が僕に掛けた言葉です。その後6月半ばくらいにHORIコンを買いました。Switchは中々買えませんでした。
※1 プレイン……ライター仲間。ピチューを使っている。通話中によく寝落ちする。
さて、最初に選んだキャラはベレス先生です。僕は顔のいい女に本当に弱いので、キャラセレクトの時点では特に迷いがありませんでした。原作も大好きなんですよね。
まあ結果として、この後想像以上に苦しむんですが……。
それはさておき、この頃は誰と何をやってもボロ負けという感じでした。いま思えば当然です。
僕が主に遊んでいたのは、ヘルペタ(※2)周りとわたみんくん(※3)周りの面々だったんですが、当たり前ですがまー誰にも勝てなかったです。
※2 ヘルペタ……デュエマに真剣なチーム。
※3 わたみんくん……夏川椎菜さんに真剣。バンジョー&カズーイを使っており、バンジョーのバ難に頭を抱えている。
聞けば格ゲー経験があったり、前作プレイ経験があったり、実は半年前からやっていたり、僕より3ヶ月前に始めていたり……と純粋にプレイ経験が違いました。話が違うじゃん!
実力の近い人を探すべくオンラインに潜ってみたのですが、本当に勝てず1回勝つまでに20回は負けました。
ところでカードゲームって、プロ選手でも昨日始めたプレイヤーにも全然負けうるような構造になっているんですよ。
だから「実力がある人が順当に勝つ」というゲームは、何か一周回って自分の中では理不尽なように感じてました。
「このゲームさぁ、マジで上手い人が勝つように出来てるんだよね……」ってtaisei(※4)に言ったような記憶があります。
※4 taisei……デュエマ界の開拓神。天才。現在は自主的に殿堂している。
それなりに折れうるポイントの1つではあったのですが、割かし飽きない性分だったので続けることは出来ました。
ここを乗り越えられたのは、まあまあ大きかった気がします。
逆VIPの生態
若干話は逸れますが、せっかくなので逆VIPの生態について書いていこうと思います。
ちなみにここでいう逆VIPとはVer9.0.0までは戦闘力16万5000程度までのことを指しています。Ver9.0.0からはあまり定かではないですが、~200万前後です。ここでは長い付き合いのあった、Ver9.0.0以前を基準に書かせていただきます(ちなみに私の大半のキャラはいまでもここです)。
~13万くらい
僕がスタートしたのはここ辺りからです。まず前提として、ここの人たちはCPUレベル9にもまあまあ勝てます。僕はCPUが技を溜めているときにガードをしない仕様?や、頻繁にジャンプする習性を理解して、NBで倒してました。
ダッシュガードとかは出来ないことも多いため飛び道具は当たり放題ですが、強い技を振りますし、崖から出されるとちゃんと復帰阻止もしてきますし、必ずしも立ち回りでガノンの下Bやスマッシュを連打したりしているわけでもなく、普通にスマブラをしています(ファルコンは下Bを擦ってくるけど)。
あらゆる部分に致命的なものを抱えていることが多いので、ここの戦闘力で収まっている感じなのですが……。
僕は基礎的なことを会得すれば、それなりにすんなり抜けられました。
~15万5000くらい
第二層です。この辺りで多いのはガノン、マリオ、ロイ、ルキナなど。
この辺りのロイはマベばっか擦ってるといった特徴はあるものの、特にマリオはトレモでコンボ練習はしっかりしてきているようで、高い精度のコンボをしてきます。
あと特に理由もなくやや難易度の高いテクニックを擦ってくるのもここです(空ダとか特殊な崖上がりとか)。ここにいたアイクラに切り離しから即死を決められたこともあります。
ようやく抜けられそうな所まで来ると、明らかに上のレベルだと感じる人が門番的に君臨しており、度々追い返されました。
結構苦戦しました。
~16万5000くらい
この辺りは動きがそれっぽいですし、普通に強いと感じます。多いのはやっぱりガノンですが、結構色んなキャラを見掛けるようになります。ここに来て初めて当たるゼルダとかには、マジで勝てる気がしませんでした。
またガノン辺りは「なんかメインキャラが他にいて、メインはそれなりに上の戦闘力なんだろうな」と思しき立ち回りになってきます。空後をめっちゃおいてくるメインがクラウドっぽいガノン、めっちゃDAを擦ってくるメインがパルテナ辺りなんだろうか? というガノンなど、ちょっと考察が出来るので戦ってみるとそれなりに面白いです。
そして僕のベレスはここからずっと抜けられませんでした。
7月-焦らず戦おう
この頃になると、スマブラの基本的なシステムもわかってくるようになります。復帰とかコンボとかは、それなりに理解してきました。掴みも振れるようになりました。
いやー、便利な時代です。僕はYouTubeでずっとスマブラの動画を漁っていました。
技術的な動画もそうですが、大会の動画やプレイヤーたちのお茶目な動画にもかなり触れることが出来ました。この頃から個人的な推しはりぜあすさんです。
「プレイヤーにファンが付く」「スポンサードプレイヤーが多い」「世界大会がある」といった要素は、中々プレイヤーにファンが付きにくいデュエマに比べると輝いて見えますし、羨ましくも感じました。(ちなみにこの頃はYouTubeのコメント・チャット欄や、よくわからない理由でTwitterが燃えるような暗めの部分は僕には見えてなかった)
「デュエマ界隈も、(世界大会はともかく)いずれこんな感じにしていかなきゃなぁ」と決意しながら、夜にはコントローラーを握っていました。
酒を飲みながら出来ないゲームなので、ほぼほぼ飲酒もしなくなりました。
とはいえ専用部屋でのフレンド対戦は毎日出来た訳ではないので、少し物足りなさも感じていました。わたみんくん辺りと「そろそろどこかのメンバーシップに入るのもアリなのでは?」みたいな話もしました。
ご存知の通りスマブラのプレイヤー・配信者はYoutubeでそれぞれメンバーシップ制度を持っていることが多く、そこで視聴者と交流したり視聴者同士が対戦するといったことが行われていると聞いていました。
結果、色々な評判や活動頻度などを調べて、7月末にはキシルさんのメンバーシップ(きしめん)に加入することにしました。
8月-この経験は糧になる?
ところがきしめんに加入した直後、「毎日専用部屋でのフレンド対戦ができない」という問題が別角度から解決しました。
ヘルペタのメンツとわたみんくんたちとを集めた合同サーバーが出来たんですよね。以降、ほぼほぼ毎日こっちで対戦するようになります
また、なぎさくん(※5)もここに加入します。
※5 なぎさくん……東北を支配するわいわいデュエマ集団松川組の主要メンバー。スマブラのメインはオフ。緑のドンキーをパルテナと呼んで遊んでいる。
こうしてヘルペタと花屋キッズと松川組の合同サーバーが完成しました(?) 名前はのちに「夏川組」と命名されました。メンバーの何人かはたぶん「夏川」をわたみんくんの本名かなんかだと思っている気がします。
なぎさくんは前作からかなり多くのキャラを触っており、キャラ知識も詳しかったため、なんか色々な問題が同時に解決したんですね。(結果、僕の中でのきしめんは雑談を楽しんだり、デュエプレで遊んだり偶に対戦するサーバーになってしまいました。この前はキシルさんから「神結さんスマブラだと何使ってるんですか?」みたいな根本的なことも訊かれました。すみません、これからはもっと積極的に活用しようと思います)
ちなみにこの頃まで漠然と遊んでいたのですが、意を決して「年内にVIPを目指す」という明確な目標を立てることにしました。ただ実力はというと逆VIPを行ったり来たりという日々です。
そんな中で、夏川組の中でベレトスを検証する回があり、「あれ、このキャラってめっちゃ難しいんじゃない?」との指摘が上がります。
単純に僕は自分が弱いため勝てないのは仕方ないなと思っていたのですが、どうやらキャラとしてもかなりクセの強いキャラだと教えてもらいます。
また僕のデュエマの師(せんせい)でもあるところのハザマさん(※6)から手ほどきを受けた際に、僕の反応速度や知識、間合い管理などの部分をみて「このままこのキャラを使い続けても、年内VIPは無理じゃない?」と率直に言われます。
※6 ハザマさん……ヘルペタのリーダー。愛知でデュエマをしている。スマブラではテリーとサムスを使っており、別のグループから「この人とは絶対やりたくない」と言われ大人気だったとかなんとか。
僕自身は実はこの時点でオンラインで1000試合、専用部屋も含めると2000試合くらいベレトスを使っていました。「メインはベレス、サブはベレト」みたいな冗談を言っていたくらい、愛着はあります。
とはいえ僕はTCGプレイヤーなので、「自分が使って勝てるデッキを使う」というのが基本のスタンスです。この辺りの割り切りがすんなり?できるのは、TCGをやっていて良かったなと思う点です。
というわけで相談した結果、ベレス先生は一旦ストレージにしまって他キャラを触ることにしました。幾つか候補はあったのですが、最終的には比較的動けて、64で多少の蓄積があり、強さもわかりやすく個人的にも好きだったネスを使うことにしました。
1週間ほど触ったところ、あれだけ苦戦していた逆VIPをすんなり抜けてしまいました。
ちなみにこの頃、flat-くんのイベントに参加した際にむらさとさんとお会いする機会があり、「まずはVIPですね」と励ましていただきました。あとえじまくん(マトモさん)がいつの間にかスマブラに真剣だったのには、ちょっとビックリしました。
9月~10月-おんらいんすまっしゅ
この時期は結構忙しかったのですが、ちょくちょく合間を縫ってオンラインをやってました。それなりに成長の実感も得ていたため、戦闘力も600万くらいまで上がってきました。
またキャラの強さもあると思うのですが、いままで全く歯が立たなかった夏川組のメンツにもちょくちょくいい試合が出来たり、稀に勝てるようにもなってきました。
もっとも何かを意識してやっていたかということもなく、単にネスの強みを押し付けていただけです。いま思えば、操作精度が上がっただけという感じだったのかもしれません。
ですので、壁も感じていました。600から700、そしてVIPに行くには何かが足りない。2スト目まではそこそこ良い試合もするけど、3スト目はぼこぼこにされる。ただこの辺りの原因は明確なものは分からず、漠然と対戦回数を重ねているだけでした。
ちなみに9月末に念願のSwitchを入手し、大画面でのプレイが可能になりました。
また10月には、アップデートでネスが強化を受けました。
ガンダムとかもやったことないですし、僕の好きなデッキってクロニクル刃鬼みたいな末路を辿りがちなので知らなかったのですが、アップデートで強化を貰うってこう、なんかいいですね……。「こんなに嬉しいんだ」っていう……。
ただDAが強化されたと言えど、戦闘力は停滞気味。夏川組で遊んでいてもボコられる。ただそれなりに動けてはいるので、実は自分の中で課題がよくわかっていなかったんですよ。
更にこの辺りから、勝てるキャラと勝てないキャラというのも浮き彫りになってきました。単純に夏川組内でよく使われたり、オンラインで多いキャラは勝てることが多いんですけど、そうじゃないキャラに一方的に蹂躙されることが多かったです。射撃miiはほんとに訳分からんレベルでボコられました。「まあキャラなんてたくさんいるし、苦手なキャラがいるのもしょうがないよね」なんて考えていたのですが……。
というわけで「試合中に思考すること」や「苦手キャラと向き合う」など、こうしたものを放置して試合数だけをこなしていました。でもこういうのってツケは確実に回ってくるんですよね……。
ネスで400戦くらいした頃には650万には到達したのですが、そこから1000戦に達したあとも、なんと650万のままでした。思えば、完全に五里霧中でしたね。
11月-迷いを晴らそう
ところでTCGプレイヤーってそれなりに試合中に考えてるから、対戦ゲームにも慣れているだろうと思うじゃないですか。
まあそういう人もいると思います。
ただ僕は練習の段階で戦い方をあらかた頭に入れておくタイプで、試合中はただそれを再現しているだけなんですよ。
要するに「あっ、これ進研ゼミでみた!」ってパターンだけで試合するタイプだったんですね。
というか現代のデュエマというカードゲームが、どちらかというとそういうゲームだったんです。押し付けが強く、先に押し付けられた側が捲れるのは数パターン。だから記憶力の練度で、かなりなんとかなります。ちなみに練習で出てこなかったパターンへの対応力は低いので、いまでも突発的なミスが多いです。
つまり何が言いたいかというと、試合中ろくに考えてもいないし、考えてプレイするのってあんまりやったことないんですよ。
スマブラ中もそれは同じで、ほぼ何も考えずにトレモしていたセットアップを押し付けているだけだったんです。
「どうやら自分は何も考えずに試合しているらしいぞ」とようやく気付いたのは、この辺りでした。夏川組内で一緒にリプレイを観ていたところ、ガード張っている相手にずっと空前していたり、逆にずっと同じセットアップでやられたりといったグロ映像が流れていました。
あとは防御行動も苦手で、あらゆる着地や崖上がりを狩られ続けていました。これもワンパターンだったり、相手が追ってきているかを確認していなかったり、そもそも相手が追えるかの知識がなかったり……というかなりマズイ状況です。
しかもこれ、サーバー内で遊んでいるときはまだ見られるレベルなんですけど、オンラインに潜ると一層顕著になっていました。更にワンパ化してたんですね。
だから自分の押し付けがハマる相手には勝てるけど、効かない相手にはボコられる。対応できるようになった相手には逆転される。自分は対応力がないので、逆転出来ない。苦手だと感じるキャラには、一生同じ行動を通されて負ける。
こうして自分の課題というものにようやく気付けました。リプレイを他人と観るのって大事ですね……。
これを克服すべく夏川組のメンツに対戦をしてもらったり、苦手なキャラとの対戦も積むことにしました。
苦手だという自覚のあったサムスとはハザマさんに付き合ってもらい、対戦を重ねました。誇張抜きに2勝100敗くらいの戦績だったと思います。だたお陰で、大分理解度は深まりました。
といった具合に、11月はあまりオンラインを潜らず修行に充てていました。
この選択はモチベを高く保つ意味でも、正解だったと思います。
12月-ネスはアナダムド
12月、いよいよ目標だった「年内VIP」の期限です。
10月頃は行き詰まっていましたが、流石に強くなったという自信はありました。700万ラインに定着するようになり、現実的にVIPを狙うことは充分可能になりました。
ただどうしてもここで勝った負けたを繰り返し、まだ不安定さを露呈していました。
極めつけはきしめん内で行われた「目指せVIP杯」と呼ばれる大会で、自分と同等レベルのメンバー(戦闘力的に言えばむしろ自分の方が高いくらい)を相手に、完膚なきまでにボコボコにされました。
結構呆然自失として試合を振り返っていたのですが、この時の自分はかなり攻めっ気が強く、パルテナやクッパに悉く差し返されてしまっていました。
ネスの「アグロ」は強くないです。そんな立ち回りをしていては、当然負けます。
でもネスが「コントロール」かというと、僕にはそれは分かりませんでした。というのも僕のイメージするコントロールは【アナシャコ】や【ギャラクシールド】といったデッキであり、ネスにはこうしたコントロールを完遂するための高い体力や防御力といった要素は持っているようには思えなかったのです。
ですが立ち回りについてずっと考えている中で、ふと気付きます。
ネスはアグロやコントロールというより、【アナダムド】ではないか、と。
【アナダムド】というデッキは一応アグロのようなプレイを取ることも出来ますし、ある程度コントロールすることも可能です。ですが前者のスタイルは連続した即時打点が組めませんし、後者を徹底するには盾の防御力が余りに貧弱過ぎます。
ですがアナダムドは、その分盤面に強力に干渉することが可能です。
広い対応力があるわけではないのですが、得意な状況に持ち込んだ後は一方的な蹂躙が可能です。
以下、自分のメモの一部を引用。
個人的なネスの使い方メモ:
アグロもどきっぽい動きも出来なくはないし、バリバリのコントロール寄りの動きも出来なくはないけど、こういう特化のさせ方させちゃうと弱い。
相手の差し込み択や狙いを把握し、それを事前に潰したり後出しで対応したのちに、崖際に運んで処理していくのが強いという感覚。
=実質アナダムド
受けると脆いし攻めると弱いけど、相手のやり口を封殺してボコる性能だけは高い。
逆を言えばネスの立ち回りの範疇で攻め方・やり口を対応できない相手には辛い戦いが待っている。(ガン攻めしないと勝てない相手とか)
あと事故死する試合も多い。実質ブースト引かない負け。
つまるところ空Nはデドダムであり、空前はヴェルデ+ダムドであり、空後はブラックサイコだったんですよ。ファイアーは多分デジルムカデです。
注釈を付けると本当に長くなるため完全に一部読者を置いてきぼりにしており、「何言ってるんだコイツ?」って思っている方も多いと思いますが、要するに自分がVIPに行くのに足りなかった最後のパーツは「自キャラを理解し、自キャラに対する自身の考えを持ち、その理念通りに自キャラを動かす」ということだったのかなぁ、と思います。
というわけでこの日からdiscordのニックネームを「ネスはアナダムド」に変え、立ち回りを見直しました。きしめんデュエプレ部のソルトさんやNemoさんからは「早くVIPに行け」と励ましていただきました。
すると戦闘力も700中盤まで突入。いよいよVIPも目前に迫ります。
またちょうどこの頃、セフィロスの参戦が決定します。PVの超リーチの剣技を見て「絶対ネスで連戦したくない」と思い、12/18までにVIPに到達することを決意します。
そして12月11日。
一時は5連敗するなどといったご愛嬌ムーブもあったのですが、メンタルリガバリー術も身に付けていました。1回外を軽く散歩した後、なぎさくんと通話しながら盛り返していき、6連勝。更にピットをなんと3タテして、いよいよVIPまであと一勝に迫ります。
そして魂の一戦、お相手はマルスでした。
夏川組ではれるくん(※7)がルキナ・マルスを使っていました。対戦経験を積んでいたお陰で、ルキナに対する苦手意識はあまりありませんでした。
※7 れるくん……EDHのディベロッパーみたいなことをしたりしていなかったりする。剣士キャラが得意。
そしてマルスといえば、推しであるところのりぜあすさんの魂のメインです。りぜあすさん(及びいつもチャット欄で賑やかなりぜあすリスナーの皆様)からは大きなモチベーションをいただいており、またマルスの動きや強みなどは配信で何度も目の当たりにしてきました。
ここは勝たねば、という奴です。
この時のお相手方のマルスは空N空前差し込みが多く、こちらの差し返しのファイアーや空前がかなり機能しました。ほぼ一方的な展開でダメージを与え、相手がダッシュ掴みをしてきたところを躱しネスの最強の後ろ投げを通して、まずは1スト目。
その後は互角の殴り合いになったもののストック有利が功を奏し、相手の暴れに対して上手く上スマを置けて2スト目。
2スト有利という理想の展開となり、焦ってスマッシュの増えたマルスに冷静に反確を取り続け、最後は再度魂の上スマヨーヨーでバーストを決めることが出来ました。
ピット戦に次いで、まさかの3タテでした。
互いに撃墜パーセントの最終ストックの争いとかだったら心臓が持たなそうだったので、余裕があってほっとしています。それでもバースト演出の瞬間は、よく覚えていません。
ただ「VIPマッチに参加可能になりました」の文言を見た瞬間は、ただただ達成感に満ち満ちていました。ああ、やったんだ、出来たんだ、僕でも出来るんだな……というこの感情は一体なんなんでしょうね。直近では忘れていた感情でもあります。初めて同人誌を書き上げて入稿したときの感情が、一番近かったかもしれません。
夏川組の皆様、きしめんの方々、大好きな方からも祝っていただき、この日は一日中ニマニマしていました。
いやぁ、目標を達成するって、本当に気持ちがいいものですね。
あとがき
というわけで、半年間のスマブラの振り返りでした。
1つの目標は達成出来たのですが、だからといって急に夏川組の面々に勝てるようになったわけでもないんですよね。当たり前ですけど。
現在の情勢が落ち着けば基本的にデュエマメインに戻るとは思っていますが、前述した通り僕自身も戦闘狂集団の一員みたいなところがあります。
スマブラのモチベも高いですし、もっと上の世界を見たいという想いが強いのでこれからも練習を続けることになるでしょう。
引き続きお世話になると思いますが、よろしくお願いします。
さて、最後になりますがお礼を言わせてください。
まずはYoutubeさん。良質なコンテンツを掲載していただき、ありがとうございます。もちろんそうでないものもたくさんありましたが、数々の知識と笑いと音楽を提供してくれました。
次にデュエプレ開発部の皆さん。ラダーって死ぬほど苦手なんですが、これを頑張った経験は少なからずオンラインスマッシュをやり続けるのに生きたと思います。
あとは桜井さん。神ゲーだと思います。嘘じゃないです。
また夏川組の面々には、本当に感謝しなければなりません。結局ほぼ毎日対戦していますね。皆さんに勝つのも、1つの目標です。これからもよろしくお願いします。
そしてきしめんの方々、ありがとうございました。外部大会などに参加出来ていない分、きしめん内での大会は貴重な場所であり、特に目指せVIP杯では大きなキッカケをくれました。これからもデュエプレ頑張ります(?)。
加えて推しとそのリスナーの皆様にも特別な感謝を。本当に居心地がいいです。
それとあともう一つ。
お前、絶対上に連れて行くからな……。
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