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今週も火曜日投稿です。今日は新たなスタートの日になりました。糸島に行って、海を眺めながら、癒される時間でもありました。
よしえ食堂ができるまでということで毎週、その過程を綴っています。今日はその新たなスタートの話を伝えたいと思います。

巣立ち
実は今日、娘が社会人として巣立って行きました。ふつう、社会人になることはそこまで実感はないものだと思っていました。卒業式に列席して胸が熱くなったり、入学式に出て感じる気持ちの昂りだったり、それが親として巣立ちを感じる実感だと思っていました。ところが、このコロナ禍にあって、中国に渡って社会人のスタートを切るとなると、その準備を遠巻きに見ているだけでも、社会に出ていく過程を、自らの足で歩き始める様子が感慨深いものになりました。

文化や風習、言語も違う社会での生活は、私の想像を超えています。ましてや、3週間のホテル待機から始まるのですが、どんなホテルになるかすらわからないとか、向こうでの住まい探しなどを聞いているだけで、私なら右往左往してしまいます。
そんなことを着々とこなす娘が眩しく見えました。自分の道を歩き始めている後ろ姿を眺めながら、生後1年で歩き始めた日のことを思い出しました。
親の仕事とは、なんなのでしょうね。

道を進む
誰しも、歩いている道が自分の道だと思います。それでも、自分が進みたい道を選びとって、歩いていけることはとても有り難く、しあわせなことだと思います。私自身が、順風満帆に進みたい道を歩いてきたわけでなはいので、その気持ちはよくわかります。
まわり道や遠回りもわが人生だと思えるようになるには時間がかかりますが、確実に自分の道を歩き始めるってすごいことだなと思うのです。

つながる
自分のやってきたこと、自分の思っていたこと、自分の願っていたこと、そういう諸々が繋がって、次にステージに進む。
そのつながりが、新たなつながりを産んで道になる。
娘を見ていて、着実に、想いをつなげながら道を歩いているのがわかりました。もしかしたら、私は祖母からの道、母からの道、そして娘への道、それをつなぐ役割を果たしているのかもしれません。

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