”十三機兵防衛圏”好きな所2つ語らせてよ
十三機兵防衛圏というゲームをクリアした。
このゲームは2019年に開発元ヴァニラウェア制作されたSwitchおすすめゲームなどで検索したら結構の確率で出てくるゲーム。
まぁまぁ有名なゲームらしい。
ゲームジャンルはタワーディフェンスもあり、ドラマチックアドベンチャーでもある。
そんなゲームの好きな部分徹底的に喋らせてほしい。
っていっても今回は2点。
シナリオ運びの凄さ
このゲームの真相を確認しておく
最後に明かされる真実としては、
新惑星(RS13アルファ惑星)で15人のクローンが仮想現実世界で現実と変わらない体験をして成長させる物語であった。
またその惑星は地球から1200光年離れた場所であり、地球を経ってから2000万年以上経過している。
これは、今から2000万年前の絶滅寸前の人類が考えた方舟計画を漂い、新惑星にたどり着いき15人の少年少女が自らの足で大地に立つまでの体験記
ということ。
簡単に言うと、
もうすぐ地球から人類が滅びるから、どうやって人類を存続させる？
そうだ！遺伝子を抜き取りクローンして他の惑星に飛ばしちゃえ！
ただ、新惑星で1から文明を発達させるの大変やから、寝てる間に学園生活や部活動など体験させてしまおう！
って話。
今回僕らが遊ぶのは、仮想現実の話で昭和、平成、令和などにワープしたり、もっと未来の記録をみたりして、登場人物が混乱して、ここはどこだ？を暴いていく話。
ほぉおお～っていう感じの設定。
傑作なのは、この事実を僕らプレイヤーが少しずつ少しづつ真実を知っていくか。いわゆる”過程”。
この過程が素晴らしく僕らプレイヤーを楽しませた。
もちろん他にも様々な出来事やトラブル、駆け引きの連続なのでその面でも僕らはワクワクした。
でも一番感動したのは、キャラクター13人の視点で色んな道のりから真実を知っていくという事。
これが最高やった。
Aはこう言ってるのにBは違うこと言ってる。いや待て、そもそもそれぞれの話の時系列はどこだ？
とか推測が飛び交う。
1つ真実を知ると、謎が3つ増える。わからないことをほったらかしにできないので途中からノートにメモを取る始末。
こんな事をしたのは初めて。
わからないことだらけで、もうやってられるか！って時に投げ込まれる真実。
ビルの屋上から突き落とされるかされないか、弄ばれてるような駆け引きを感じられた。
これだけ面白いシナリオが作れるなら、例えば5人家族でりんご1つを巡る出来事みたいなのを、それぞれの視点で書くだけでも凄いものになりそう。
なんか、そういう可能性を感じた。
佐渡美和子さん、戦闘してくれよ！！
メイン人物の13人の中にいない、いわゆるサブ人物の佐渡美和子(呼び捨てでもいいですか？)
彼女の存在感がすごかった。そして大好きになった。
佐渡美和子、なんで戦闘に参加しなかったのか。なんで主人公の同級生で終わってしまったのか。嫌になっちゃ。
食べることが好きで、学校終わりはスイーツや焼き鳥、肉まんなど友達と買い食いをする。
そんな佐渡の体系はぽっちゃり。
他のキャラクターと比べても明らかに体系が違うことはわかる。
控えめで優しいおっとりとした性格。
男性が苦手で隠れたりするが恥ずかしながら話しかける場面も多々見られた。
ちゃんとぽっちゃりとキャラを創ってる事に感動した。
最近のゲームではあまり見なくなった太っちょめの女性の登場頻度。
お菓子好きやのに、スタイル良かったり、お肌がテュルテュルやったり。
それらのゲームに出てくるお菓子の成分には、糖分は入ってなく、ビタミンCやらタンパク質やらいい成分ばかり入って、カロリーもない未来のお菓子なんでしょう。
ただ今回、美和子が食べてるお菓子などにはしっかりとカロリーが入ってる。そして体が摂取して本人いわく悩ましい体系になってしまったと。
ああ、これこそ日本人だ。
ボイス付きのこのゲームでの佐渡佐和子の喋り方はすごいゆっくり。
「おはよ～」じゃなくて、「お は よ～～」みたいな。
戦場カメラマン/渡部陽一のようなスローテンポの女子高校生バージョンとイメージしてほしい。
そんなおっとりとした性格の美和子のバトルがみたかった。
ストーリーの凄さよりもバトルがない悲しみのほうが勝ってしまった。
挙動一つ一つが素晴らしく、見てて飽きないフォルムは芸術に値する。
日本、ヌードの歴史があるとすると丸みを帯びている彼女はどの登場人物よりも適任だろう。
そんな十三機兵防衛圏もクリアしてしまい別の作品をやろうと思うので、会うことはないのだが、また会いにプレイしてみようと思う。
それか同じ会社のゲーム”ユニコーンオーバーロード”をやればそのような人物にまた出会えるのか、、
いや～ほんとに楽しかったな。
ありがとう十三機兵防衛圏
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