ポケモン第6世代 キャラランク

かみやんです。

かのポケモンソルジャー様に感化され、6世代のキャラランクを作りたくなってしまったので記事にしてみます。

信憑性についてなのですが、筆者自身の第6世代における実績は

シーズン9 最終レート2172  6位
シーズン17 最終レート2230 3位

その他シーズン11〜17も最高レートは最低限2100には到達しており、各シーズン平均1000戦はこなしていたので信憑性についてはある程度保証できると思います。

当時のメガシンカの仕様

1.特定のポケモンはメガストーン(例:ガルーラナイト)を持たせることでメガシンカをすることができ、対戦中に1匹だけメガシンカすることができる。
(メガストーン持ち2体を選出した場合片方だけメガシンカでき、もう片方は実質アイテム無しで戦う)

2.メガシンカは該当ポケモンが場に出ているターンにプレイヤーの任意で行うことができ、1ターン中にメガシンカ→攻撃といった流れになる。
(交代する場合はメガシンカ不可)

3.メガシンカターンの素早さはメガシンカ前のものを参照する。
(例:メガボーマンダのメガシンカターンはガブリアスに上から動かれてしまう)

前提

第6世代の環境は、メガシンカを軸とした環境で一般ポケモンはメガシンカポケモンとの相性の良さが前提とされていました。
そのためメガガルーラやメガゲンガーといったトップメタと相性の良い一般ポケモンほど評価が高くなっています。


それでは以下から本題に入ります。
全部を解説するのは面倒なのでメガシンカのRank D、一般ポケモンのRank Cはピックアップしたポケモンのみ解説します。それより下は面倒なので解説しません。大体ガルーラゲンガーボルトロスに致命的に弱いです。

メガシンカ

画像1

Rank S


メガガルーラ

高い種族値と優秀な技範囲、強力なタイプ一致技、先制技、何より特性の親子愛。
何もかもを兼ね備えたポケモンで、あまりの強さに環境を壊したポケモンという表現よりも、環境を定義する存在であった。
しかしノーマルタイプは半減で受けることができないため、サイクルには参加しづらいことが唯一の弱み。
6世代のキャラランクはガルーラ入りに対してどのぐらいの仕事をこなせるかが基準になっているといって差し支えない。それぐらい強い。
とにかく事故死しづらい点で評価が非常に高い。

・猫騙し+不意打ちによる高速低耐久ポケモンへの縛り性能。(メガリザードンYが確定で落ちる)

・抜群で打たれる技が格闘タイプしかない上に並みのインファイトでは落ちず、飛び膝蹴り気合玉はそもそも命中不安。(早い格闘タイプがバシャーモ、メガルカリオのみで両方安定しない) 

・追加効果判定、急所判定2回による運勝ち性能。
(例:冷凍パンチの氷率19%.いわなだれ怯み率51%)

など、相手に何かしらの不安要素を与えることができる。

Rank A


メガゲンガー

前述したメガガルーラと唯一肩を並べることが許されるメガシンカポケモン。
特性の影踏み+滅びの歌による受け破壊、鬼火による物理アタッカーの機能停止、道連れによる確実な1:1交換、催眠運ゲ。
ガルーラと同じくできる仕事が多い上、
使われる側は一度不利対面を作ってしまうと確実に処理されてしまうため、サイクル負けは必至となる。

逆に使う側は厳しいポケモンを逃さず処理することができるため、立ち回りを組み立てやすいことが最大の強みと言えるだろう。

さらに当時はメガ前特性が浮遊であるため、耐性が優秀でありメガシンカをせずとも道連れによる仕事が可能である。これによって選出幅が異次元に広いことも評価が非常に高い。

ガルーラと比べ低耐久なため、不意のスカーフに弱いといった欠点がある。

Rank B


メガバシャーモ

最大の利点は特性の加速と飛び膝蹴りによるガルーラワンパン及び鬼火無効による対ゲンガー性能。
ガルゲン双方にある程度安定して対抗できるポケモンとして右に並ぶ者はいないだろう。さらにバトンタッチも覚えるため不利対面でも裏にS上昇を引き継ぐことができる。
しかしながら物理受けに受けられやすい点や、そもそも守るを挟まなければガルーラに逆にワンパンされてしまう上、守るのターンに身代わりをされた日には当たり前のように負ける点。ボルトロスに電磁波を打たれたらゴミになる点。
飛び膝蹴りを外した瞬間に負け確定してしまう点など脆い点が多い。


メガリザードンX

まずはXから。そもそもどちらのメガシンカなのか分からない点が結構ずるい。
Xは基本積みアタッカーが多く、特に強力なのが剣の舞ニトロチャージ型。
硬い爪逆鱗の火力は相当なもので、積みを許してしまうと、Yとの型誤認も相まって全抜きされてしまうこともあり得る。
しかしながらやはり削り+ガルーラの先制技には抗えないため使い方が難しい。
個人的には鬼火羽休め型の方がガルーラに安定するため強かった印象がある。


メガリザードンY

晴れオーバーヒートによる瞬間火力やニトロチャージでSを上げた後の抜き性能が魅力。
逆に言うとこれ以外は基本何もできない。
ガルーラの猫不意で瞬殺されるが裏のゴツメカバルドンと組み合わせて上手いこと誤魔化して晴れオバヒを決める印象。

とにかくリザードンはカバルドンと組まれることが多く、起点カバ+リザXなのかゴツメカバ+リザYなのかの判別が重要であった。


メガクチート

種族値自体はかなり低いが、特性のちからもちによって超高火力で殴ることができる。特にこの世代は不意打ちの威力が80であったため、剣舞不意打ちでガブリアスを落とすことが可能。タイプ不一致でありながら環境の中で最強の不意打ち使いであったことは間違いない。メガ前特性威嚇によって物理との殴り合いに強かった点も魅力。

しかしながらメインウェポンのじゃれつくが命中不安である上に素早さも遅く運負けしやすい。さらに不意打ち択を無限に発生させるため総じて不安定と言える。

Rank C


メガボーマンダ

7世代の覇者はここで登場。
この当時スカイスキンの補正が1.5倍であったため火力自体は7世代よりも高い。特化捨て身でクレセリアが2発で落とせる。その割にこの立ち位置になってしまっている理由としてメガシンカターンの仕様、取り巻きの幅の狭さと弱さが挙げられる。
本体スペックはガルーラゲンガーと並べても遜色ないが補完として入ってくるポケモンがナットレイやマンムーといった低種族値が多く、軒並みガルーラに処理されかねないという点が厳しい。さらにボルトロスが異次元に重い。
さらに冷凍ビームや炎のパンチ、電磁波といった技を多く受ける都合で常に運負けする側に立っている点でも評価を落とさざるを得ない。


メガヤドラン

世界一安定してガルーラを受けられる。
特性で急所拒否、熱湯で氷拒否、鉄壁でグロパン実質無効。
秘密麻痺から余程運が悪くない限り勝てる。


メガヘラクロス

最高の攻撃種族値からのスキルリンク連続技が強力。交代読みロックブラストしか撃たないポケモンなため外して負けがちなイメージ。
ゲンガーやファイアローに弱く、ガルーラに有利な顔しておきながら性格を腕白にしないと猫捨て身を耐えない。

Rank D


メガハッサム

ここに入るかどうか怪しいスペックだったが終盤に現れた準速メガハッサムのおかげでこの辺の位置まで上がった。
Sを甘えたヒードランの上から剣舞馬鹿力をぶち込みサイクルを崩壊させることができる。

結局ヒードランがSを甘えなくなったら何もできないのでここ止まり。


メガフシギバナ 

発売当初最強と呼ばれていたメガシンカポケモン。
ガルゲンがバカすぎて受けループでしか地位を確保できなかった。
高耐久から眠り粉を打ちまくっているイメージしかない。
めっちゃ硬いわけでもなく火力もそこまでないので何もかも微妙。


一般ポケモン

画像2

Rank S


ガブリアス

圧倒的全盛期。
5世代では天候合戦についていけず、7世代ではカプ系の追加で立場がなかったが、この世代では本当に強かった。
ガルーラより早いS102とめざめるパワー弱体化による実質的な耐久上昇、特性鮫肌など強力な要素が揃っていた。
2枠目のゴツメ枠にもなり、ガルーラが受けを疲弊させた後のスカーフ抜き性能も高い。襷剣舞で崩しもできる。
さらにこの世代で必須レベルであった'ガルーラ受け'を崩すポケモンにも軒並み強い。
弱いところなさすぎる。


ボルトロス

これも化け物。
先制で命中100の電磁波がずるい。当時は当然悪タイプにも悪戯心が通るし、麻痺状態ではSが1/4。恐ろしい。CSのアタッカー型ではガブリアスに勝てないため、HBオボンが主流。
あまりに電磁波が強いため地面タイプに引きたくなるものの、そこに刺す残飯毒身代わり型も数が多かった。嵌ってしまうと上から身代わり守るを繰り返されるだけで負けてしまうため絶望感がすごい。

単体で見ても相当強いことがわかっていただけただろうがガルーラゲンガーと高相性である点も強さに拍車をかけている。

ゲンガーは祟り目を持っているため、火力を上げることができる。

グロウパンチガルーラは電磁波ボルトロスと相性が良い。上から殴れるようになるのはもちろん、25%をもし引けば一瞬で勝てる。
猫騙し不意打ちガルーラは毒ボルトロスと相性が良い。毒+猫+不意打ちはほぼ全てのポケモンが倒れると考えて良い。
そもそもこれを耐える耐久を持ったポケモンはボルトロスを倒せないため身代わり守るされてるだけで死んでる。

そんなこんなで最強。


Rank A


クレセリア

言わずと知れたガルーラ受け。
猫騙しガルーラ+クレセリアは全ての構築に対応できるといって差し支えないだろう。
グロウパンチで突破されてしまうものの、毒さえ撒いてしまえば、後ろのガルーラが猫騙しで仕留めてくれるため問題ない。
スキルスワップや三日月の舞、トリックルームなど搦め手も多い。
ごく稀にいる残飯瞑想もかなり強い。

しかし単体では起点回避性能があまりないため、Sランクとはならなかった。


カバルドン

クレセリアと並ぶガルーラ受け。
こちらはあくびを覚えるためグロウ秘密ガルーラを流すことができる点が強力。
冷凍ビームなどで事故死はしやすいがそれを補ってあまりあるぐらいに欠伸による起点回避及び詰ませが強い。


スイクン

ゴツゴツメットを持たせた物理受け型と崩しを行える瞑想眠る型に分けられる。
前者はリフレクター眠るを採用した形が非常に強力でガルガブを簡単に詰ませることが可能。
瞑想型は遂行速度が遅いものの、多くの耐久ポケモンを崩すことができる。さらに熱湯火傷を引くと倒せるポケモンがほぼいない。

ゲンガーとの相性がとても良い点も高評価。
ガルーラに対してスイクンが打たれるノーマル技をゲンガーが、ゲンガーが打たれる悪、炎、氷技をスイクンが受けられるため非常に安定する。


ゲンガー

メガシンカだけにとどまらず一般枠でもこの位置。ちなみにメガストーンを持っている前提でこの位置であるためそのスペックが計り知れるだろう。
環境の終盤にはメガストーンを持っておきながらメガシンカしない前提で調整が施されているものも散見された。
結局相手視点ではメガするのかしないのかが不明なため、迅速に処理しなければならないところがミソで、その行動を道連れで破壊することができる。


ファイアロー

正直上記の4匹に並ぶかと言われればかなり微妙だが、飛行弱点のポケモンが少ない理由は間違いなくこのポケモンのせいであるため、環境を定義していたということでこの位置。
先制ブレイブバードはもちろん鬼火挑発羽休めの絡め手も超優秀である。HDファイアローがすっごい有名で少し驚いてる。


Rank B

ウルガモス

ガルーラ受けを崩すポケモンとしてウルガモス。
崩しであるため、同じ役割を持つサザンドラ、ヒードランと比較して評価することとする。
まず受け崩しでありながら特性の炎の体によってガルーラに運ゲーを仕掛けることができる点がとても優秀。
サザンドラにはタイプ上有利をつけている点と、炎の体による運勝ちがある点で優位だがステルスロックにあまりにも弱い点が厳しいため同じ立ち位置であるとした。

サザンドラ

前述した通り、ガルーラ受けの崩しとして採用されていた。
眼鏡悪の波動の一貫が凄まじく2サイクル回させずに破壊することができる。
ウルガモスと比べて積み技を使う必要もなく技に一貫性がある点、不意打ち半減である点、地面無効である点が優秀。欠点としてはやはりガルーラより、遅く、なすすべなく倒されてしまうところだろう。

キノガッサ

気合の襷+キノコの胞子による対面性能の高さが魅力。
岩石封じを採用して範囲を広くするもよし、剣の舞を採用して受け崩しをするもよしでとにかく安定して仕事を行える点を評価した。

バシャーモ

こちらはゲンガーとは違い、他アイテムを持った前提で評価している。
特に強力なのはラムの実持ちと気合の襷持ち。
ラムの実持ちはボルトロスに対して強く出られ、厳しい物理受けに対してはバトンタッチで後続に繋ぎ、起点にする動きが強力。
気合の襷持ちは格闘炎氷の範囲が凄まじく広いため、マンダ軸やクチート軸を瞬殺する力を秘めている。

個人的にはメガバシャーモよりも通常バシャーモを使う方が得だと考えている。


Rank C

ギルガルド

ボーマンダと並び、7世代の覇者のこのポケモンもここ止まり。
原因としてとにかくガルーラ構築に何も出来ないことが挙げられる。
ガルーラに弱いだけならまだしもガブリアスにも弱く、その上ウルガモスサザンドラヒードランといった受け崩しにも弱い。クレセリアに強いと主張できなくもないがシャドーボールがガルーラに無効で技に一貫性が無さすぎて厳しい。
ただガルーラ構築以外にはある程度活躍を見込めるためこことした。


ヒードラン

受け崩しラストの1体。
このポケモンだけここに落としている理由はただ一つ。マグマストームが命中不安だから、である。
私自身よく使用していたから分かるがとにかくこのポケモンの機嫌でレートが増減するといって差し支えない。それぐらい安定しないポケモンである。


これに追加してウルガモスとサザンドラとヒードランには3竦み関係があるのだが、ヒードランが有利であるウルガモスがめざめるパワー地面を覚えていた場合なすすべなく倒されてしまう点も微妙で選出画面で自信満々に投げることができない。

しかしながらマグマストームを当てた瞬間に他2体では到底及ばないパワーを発揮するためこの位置。


オニゴーリ

くそポケモン。
しかしながら使われて嫌なポケモンランキング堂々の1位であるため評価せざるを得ない。
対策として滅びゲンガーがあるが、結局滅びを打つターンに絶対零度を当てられた瞬間に負けるため対策とは言い切れない。
使われる側からすれば対策を貫通してくる可能性が大いにあることがかなり辛い。
でも使う側からすると安定もしないだろうからこれ以上上には上げられない。

ゲッコウガ

7世代最強ポケモン。
この位置にいる理由はとにかくガルーラに弱いから。こういった高速低耐久は軒並みガルーラに駆逐される運命にあると言っていい。
タイプ一致悪の波動でクレセリアに有利かと思いきや強化アイテムを持たせないと確定2発にすら持っていけない絶妙な火力の無さ。

しかしガルーラを諦め、役割対象を絞ったラムの実を持った通称信用可能ゲッコウガやこだわり眼鏡持ちのゲッコウガはかなり評価している。

正直素のタイプに悪があるおかげで不意打ちを半減できる点が本当に大きい。無ければ環境に存在しなかったと思う。


サーナイト

ここに並んでいるポケモンに比べると違和感がある方がいるかもしれないが、この中でも頭が0.5個ぐらい抜けていると思っているポケモンである。特性トレースによる特性コピーが命のポケモン。
ガルーラ入りでよく挙げられる構築が
ガルーラ.ガブリアス.ゲンガー.ボルトロス.バシャーモ.スイクン
である。
この構築に対してキネシスムンフォ道連れトリックのスカーフサーナイトは恐らく最も強いポケモンである。

当時の環境は非常にエスパー技の一貫が良く、キネシスに受け出すことが難しい。
上記の構築もその例に漏れず、見事に全て等倍以上で通ってしまう。
その上特性コピーによってさらに強化できる点も強さに拍車をかけている。

ボルトロス…スカーフを押し付け突破→悪戯心コピーによる先制道連れ
バシャーモ…加速をコピーするため上からサイキネを打つことができる。
ガルーラ…親子愛コピーでこの世の終わり
ゲンガー…浮遊コピーでガブリアス完封

などもうお手上げである。

好きなポケモンであるためオタク特有の早口で語ったしまった…

最後に

以上で終わりです。

なんでこのポケモンここやねん!!!!ってなったら聞いてくれたら答えます。多分。

@cresselia_227








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