【ポケモンSV シーズン13使用構築】 縦横無尽ディンカイサーフ 最高レート2093 最終381位

はじめましての方ははじめまして。かみやんです。
今回6世代ぶりに真面目にポケモンに取り組み、2100チャレンジまで行くことができましたがその後爆溶け。自分の弱さを知るシーズンとなりました。
対戦数700戦を超えるほど頑張ったため一応形として残しておきます。

【使用構築】

【構築経緯】

久々のポケモンのため、様々な構築に手を出すのではなく、1つの構築に絞って練度を高めることで結果を残すことを目指した。
今回選択した軸はディンルー+カイリュー+サーフゴー。
他の軸の補完として入りがちな3体ではあるが、今回はこの3体を軸としているため、この3体を如何に多く選出するかを試行錯誤した。
結果としてはスタンダード系の構築に初手安定しやすい毒テラスディンルー、ステロやサーフゴーと組み合わせることで多くの相手と打ち合えるHAカイリュー、最後に詰め筋として優秀なスカーフサーフゴーとした。
残りの補完枠に関しては、ディンカイサーフでは補いきれない『キョジオーン軸』と『モロバレル+イーユイ』に強い瞑想+身代わりハバタクカミ、『イダイトウ』など面倒なポケモンを処理でき、ハバタクカミと並べることで多数のサイクルを破壊できる『悪ウーラオス』を採用した。
ラスト1枠はチオンジェンやテツノツツミなど毎日のように変わっていったが最終的には選出圧力があり、挑発を絡めることで面倒なサイクル相手にそれなりに殴り合える『水オーガポン』を採用した。

【構築のコンセプト】

・ステルスロックを最大限活かすサイクルおよび積みリレーの形成。
・ディンカイサーフを可能な限り選出し、勝つ。
・構築単位での立ち回りの引き出しの多さを活かしつつ、序盤の動きをある程度固定化することで勝率を安定させる。

【個体詳細】

ディンルー@食べ残し 災の器 毒

腕白:261(244)-130-187(196)-x-109(68)-65

ヘビーボンバー/カタストロフィ/ステルスロック/吹き飛ばし

HB:できるだけ固く、A200ウーラオスの水流連打の乱数がズレるぐらい
HD:余り


カイリュー@ゴツゴツメット 無

意地:197(244)-204(252)-116(4)-x-126(4)-101(4)

神速/地震/アンコール/羽休め

A:縛りの範囲を広げるために特化
大体の炎オーガポンがカタストロフィ+ステルスロック+神速で落ちる


サーフゴー@スカーフ 鋼

臆病:173(84)-x-116(4)-177(188)-112(4)-146(228)

ゴールドラッシュ/シャドーボール/10万ボルト/トリック

HB:A200水ウーラオスのテラス水流連打を75%で耐え(150〜180)
HD:C176眼鏡テツノツツミのハイドロポンプ最高乱数切り耐え(148〜175)
S:+1最速カイリュー抜き


オーガポン@いどのめん 水

陽気:165(76)-172(252)-104-x-116-168(180)

ツタ棍棒/ウッドホーン/剣舞/挑発

H:A204カイリューのスケイルショット5発を99.45%で耐え(140〜170)
A:縛り範囲を極限まで広げるための特化
ウッドホーンで131-134テツノツツミが確定1発(132〜156)
S:最速イーユイ抜き


ハバタクカミ@ブーストエナジー 鋼

臆病:145(116)-x-93(132)-177(172)-156(4)-181(76)

ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/身代わり

HB:身代わりがA120キョジオーンの塩漬けを身代わりが最高乱数切って耐え
ステルスロック+A189パオジアンの不意打ちを最高乱数切って耐え
S:最速110族抜き抜き抜き(ミラー意識)


悪ウーラオス@襷 霊

意地:175-200(252)-121(4)-x-80-149(252)

暗黒強打/ドレインパンチ/不意打ち/剣の舞

調整意図なし


【個体解説】

ディンルー

最強のステロ撒き。
大体の試合で初手テラスを切って進行する。
パオジアン、ハバタクカミ意識のヘビーボンバー採用。
残りは削りに優れるカタストロフィと存在価値であるステルスロック+吹き飛ばしで完結。
オーガポン意識の毒テラスタル。
厄介なポケモンを裏のカイリューサーフゴーの圏内に入れることを徹底する。
9割の試合で初手投げした最高のポケモン。

カイリュー

立ち回り次第で無限の可能性を生むことのできる神速地震アンコ羽。
ディンカイサーフ選出をした際に、相手のあらゆるウーラオスに対応するためにゴツメ採用。
使いはじめはパワーが足りないことから微妙だと感じていたが、ディンルーの練度が上がるにつれてこのポケモンの強さが理解できた。

サーフゴー

ディンカイサーフでの選出率を最大限高めることのできる拘りスカーフ型。
Sラインを重めな最速カイリュー抜きに設定して最低限の耐久を確保して残りは火力に振り分けた。
序中盤に安易に投げると起点にされやすい弱みはあるものの、数的有利を取った試合においてカイリューと合わせた詰め性能は素晴らしいものがあった。
カイリューサーフゴー共にサポート、スイーパー両方をこなせることが非常に強い。

水オーガポン

選出画面での圧力兼受け破壊用ポケモン。
挑発+剣舞にやってあらゆる受け構築を破壊できると目論んだ。
元は剣舞の枠をじゃれつくで使用していたが、そもそもトドロクツキ軸には出さないこと、下手に交代読みをしてしまい負けを生むことがそれなりにあったため、純粋に受けを破壊しながら後投げカイリューにも別方面で強くなれる剣舞となった。
構築内に存在するだけで初手の相手の技選択を迷わせることができる点が非常に優秀。

ハバタクカミ

ディンカイサーフで見ることのできないキョジオーン軸、水オーガポン+ウーラオスで崩すことのできない、モロバレル+妖テラス高耐久+イーユイを崩すことができる枠として採用。
モロバレルのメインウェポンとキョジオーンの塩漬け半減できる鋼テラスタル。
ついでにガチグマのハイパーボイスにも耐性を持てる。
元は瞑想の枠をモロバレル+ヘイラッシャに対して体力管理のしやすい痛み分けにしていたが、瞑想にしていれば勝っていた試合があまりにも頻発した上、痛み分けのおかげで勝った試合もなかったため瞑想に変更した。
カイリューのアンコールとの相性も良い。

悪ウーラオス

クッション+鉢巻パオジアンのような構築にめっぽう強く、襷による行動保証とテラス不必要な性能によって選出難易度が低いことが強み。
水ポン採用によって悪であることが基本的にバレやすいがそれでも十分な破壊力だった。
初手に投げると相手の妖テラスによって満足な仕事量をこなせない方がほとんどであるため、ディンルーのステロやカミ水ポンで相手にテラスを切らせて後発から展開する。
後発から投げた際に詰め筋が広がるように霊テラス。


【基本選出】

・ディンルー+カイリュー+サーフゴー
キョジオーン入りなど特定の相手を除けば立ち回り次第で『絶対に無理』な相手が存在しない最強選出。
特にBIG6など、並びは同じでも型は違ったり選出が人によってバラバラになりがちな構築に対して比較的安定して勝ち続けることができた。
数的有利からのカイリューサーフゴーによる詰めが基本的な勝ち筋だが、ディンルーにテラスを切り、行動回数を如何に増やすかが最も重要。

・ディンルー+水オーガポンorハバタクカミ+悪ウーラオス
サイクル寄りでディンカイサーフだと崩しきれないと判断した場合にこの展開選出を行う。
この選出に関してはディンルーにテラスを切らず、裏にテラスを切ることの方が多くなる。


【最後に】

流石に1シーズンだけで2桁取れるほど甘くはなかったですが1ヶ月通して全力で取り組むことができて楽しかったです。
来月以降もできれば頑張ります。

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