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MAN ON THE EARTH

トップ画像で僕の腕を甘噛みしているキジ白猫は、練馬の保護猫カフェ「えこねこ」在籍の「ハルヒ」くんであり、本文とは一切関係ありません。で、今回の「MAN ON THE EARTH」というのは大江千里さんの曲のタイトルで、それもまたあまり内容とは関係がないような気がするんですけど、まぁまぁ、気にしないでくださいな(馴れ馴れしく)。何はともあれ、とりあえずこれから奥さん(※1)について「ノロケ」要素120パーセントの文章を垂れ流すので、そういうのが苦手な人は読まない方がよござんす。

最近、わかりやすい系のフェミニズム関係の本を読んだりしていると、なかなか「男」として反省するところしきりなんですが(汗)、とはいえ、あらためて自分が正しいと思えたこともあったりしまして。それは「男女の友情は成立する」という以上に「男性と女性は親友になり得る」ということ(これは「さよなら、俺たち」を読んで思ったこと)。2000年代頃までの僕は、いくら仲が良くても「女性は体の構造が別の生き物」なんだから、同性以上に分かり合えることはないと思い込んでいて。男としては「男の親友」が大事であり、フィクションでも「最愛の女性を捨てて、男の友情を選ぶ」なんてシーンがよく描かれているように、それこそが「普通」なんだと思ってたんですけれども。結局、これもまた「男性社会」というか「ジェンダーの呪い」的な部分があるんじゃないかと。

だって、よくよく考えれば、そもそも「100パーセント分かり合える人間」なんて同性でもいないワケで。その分かり合える範囲や要素が多い人が「親友」になるというのなら、僕は付き合った期間も含めて17年間も一緒に様々な経験をしてきた奥さんこそが「親友」なんじゃないかと思っているのです。いや、高校時代から付き合っている友人とか、横浜にいる友人夫婦とか、「親友」と呼べる存在は他にもいますが、何よりも彼女が「親友」だからこそ、同居生活が15年も続いている気がするような、しないような…(突然、日和った文章)。

つーか、2007年から「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」というラジオ番組を聴くようになってから、宇多丸師匠に「好きなものは好きと言っていい」と背中を押された気分になりまして。アクション映画、ホラー映画、特撮、ジャン=クロード・ヴァン・ダムなどなど、「三角絞めでつかまえて」というブログで「自分が好きなもの」について書くようになったワケですが…。そうなると奥さんのことも好きなので、適当なノロケ記事を書いてみれば、彼女の良いところを再確認できてより好きになったりしたから、自分の気持ちを言語化するって超大事。

で、そうやって書いているうちに「奥さんが一番の親友だな」と気付いて現在に至っているので、これもある意味、宇多丸師匠のおかげなのかもしれませんな。前から嫌いな表現でしたが、いくらへりくだるとしても「愚妻」なんてとんでもないというか。僕にとって、いつだって「強くて美しくてクールで賢い親友」(※2)であり、こんなnoteを書いている今この瞬間もまた、彼女への「愛」と「友情」が増幅されているのでね(限りなく広大な宇宙が光の速度でさらに膨張を続けるようにだ!!)、これからも適当にノロケていこうと思います…な〜んて文章を書いてみたものの、冷静に考えると、奥さんの方は僕のことを「親友」などとまったく思っていない可能性があるのではないかーー? ああん、もしそうだったら、どうしようどうしよう! 以上、まったく知性を感じさせない文章を残して、今回の記事は終わります。



※1  最近は「奥さん」という呼称は女性蔑視なんじゃないかという意見があって、それも分からないでもないんですが、僕は「『さん』付けをしたい」のと「すてきな奥さん」や「奥さん…(ハァハァ)」的なイメージが好きなので、ついつい使っております。

※2 映画「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」にて主人公のエイミーが親友のモリーに言う台詞。作品自体はそこまで好きではありませんが、とても良い言葉だと思います。


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