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【自己PRが苦手な人のための自己PRのススメ】第2回 例文付き

こんにちは!かみやと申します。

内容が就活生向け、しかも就活の前半部分で力になれる記事なので早急に仕上げていきます。本日もよろしくお願いします!

前回の振り返り

前回は「自己PR苦手な人ってこんな人」を3つ紹介しました。今回はその3つのうち、「他人と自分を比較するのが嫌いな人」の「自己PR」に対するイメージを変えていけたらいいなと思います。

下の記事から「この投稿を始めた動機」や「自己PR苦手な人の特徴3選」など、詳しく紹介していますので、まだ読めていない人はぜひこちらからどうぞ!


「人材」という言葉

就活をしているとかなりの頻度で「人材」という言葉に出会うと思います。(最近は「人財」という言葉を使う会社も増えてきました。)

企業から見た新卒生は「会社をより良くするための大切な資源、材料」というわけです。

ここで特徴③の人たち(詳しくは前回の記事をご覧になってください!)に提案したいことがあります。

「人材」の「人」の部分(人間性)を比較したくないのであれば、「材」の部分を比較してみてはいかがでしょうか。

つまり、

自分のことを「人」として企業にアピールするのではなく、「資源(モノ)」としてアピールする文章を書いてみましょう。

ということです。


いざ、作業!の前に、、、。

ここでわたしが思ったのは、「モノとしてアピールするとなると、”性格診断”でわかった結果や、人間性に関する知識やテクニックを使って書くのは難しい」ということです。これは自分を人ではなくモノとして置き換えているからですね。

だったらモノを販売する手法や、マーケティングのノウハウがそのまま使えるのではないでしょうか。

当時のわたしは靴屋のアルバイトをしていたのでそちらでも使えそうなマーケティング本を買いました。あとで詳しく紹介します。


抑えるべきポイント

まずはこちらの画像をご覧ください。

noteの素材

こちらはエアコンの広告、いわゆるPRです。これを文章化すると、

nacriaは省エネと暖房能力に自信があります。この商品は期間消費電力量2,736kwhで省エネ基準達成率は115%を記録し、1kwクラス家庭用ルームエアコンの部門で省エネ1位の達成しました。また、高密度マルチパス熱交換器とインターリーブPAMインバーターによって暖房能力を高めることに成功しました。この成功により、家庭用ルームエアコン部門で暖房能力1位を達成しました。この商品の持ち味である省エネと暖房能力で、お客様の生活費を圧迫することなく、今以上に満足できる暮らしを提供します。

なんか自己PRっぽいですね。

ちなみに、このPRほとんど「モノの機能」と「達成した記録」で構成されています。

これが「人」という商品だった場合どうなるでしょうか。


「モノの機能」は「その人がもつ能力、技術」に置き換えられ、

「達成した記録」は「学歴や資格、大会での記録」に置き換えることができます。


以下のものは「成績を残せた人」の例文です。

私は物事を考察し、結果につなげることに長けています。高校時代、○○部に所属していました。しかし、顧問の先生方に経験者はおらず、未経験から始めた私が上達するには厳しい環境でした。そこで私は選手としてではなく、経験者をサポートするマネージャーとして活躍し、部の好成績を残すことを目標にしました。私が行った新しい取り組みは選手図鑑の作成です。大会の記録だけでなく日々の練習から記録をつけることで選手一人ひとりのステータスが分析可能になり、より適したトレーニングを提案することができました。その結果、チームとして初めて県大会1位を記録し、関東大会では3位の成績を収めることができました。私はこの強みを貴社の企画・開発部門で発揮し、国内シェア1位の目標達成に携わりたいと考えています。

自己PR書けました!

ここで意識したことは「成果、能力のレベルを数字で表現すること」、「強みは印象に残りやすいように最初に伝え、最後にもう一押しすること」です。

ただし注意点があります。数字で表現するときは決して成績を盛らないこと。

特にアルバイトのエピソード(売上や集客率)を使うときになりがちです。

人事の方は「なぜこの数字が導き出せるのか」や「なぜその数字が好成績と言えるのか」など深堀をしてきます。注意してください。


ちなみにこの方法を実践した筆者はメーカー企業のインターンの書類選考になんとか通過することができました。

ですので「選考あり1Dayインターン」などでぜひトライしてみてください!

いっしょに試行錯誤していきましょう!


参考にした書籍

今回の自己PRのススメは「自分を人としてではなくモノとして企業に売り込む」という提案でした!いかがだったでしょうか。

「モノをアピール・宣伝することに置き換える」ということで、人ではなくモノを売り込むノウハウが必要になりました。

しかし、わたし自身まったく商売や販売の知識はありません。

そんな時、ある一冊の本が非常に役に立ちました。

それがこちら!

シュガーマンはアメリカのマーケティング界隈では超有名人。電卓を販売する会社を世界で初めて設立し、斬新な手法で業界を騒がせました。

また、アメリカではじめてフリーダイヤルを導入した受注方法を行ったりしたことで功績が認められました。業界最高峰のマクスウェル・サックハイム賞を受賞しています。

この本の良いところは彼がモノを売る手法を発見したときのストーリーが短編集のように収録されているところです。

だいたい「人志松本のすべらない話」に出演する芸人さんの話の長さくらいで、ユーモア溢れるストーリーが30個。

一つのストーリーごとにモノを売る手法と実際の場面でどう使えるかセットで記載されています。

ですので、本一冊読み切らなくても辞書のように使えるので十分役立ちます。

わたしはこの本のおかげで退屈だったアルバイトがおもしろくなったのでまだ就活始めていない方にもおすすめです。

ぜひ読んでみてください!


次回予告

ここまで読んでいただきありがとうございます!

今回は「成績を残した人」に向けた内容でした。

しかし、わたし含めて大半の学生の方が「大会で1位」みたいな成績なんてないと思います。

次回からはいよいよこのコンテンツのメイン「アピールできることが見つからない」方に向けた記事を投稿いたします。


ぜひご期待ください。本日はありがとうございました!


かみや

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