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【S11最終3桁】キョジオーンドヒドイデ


はじめに

前期S10から始めたSVでの対戦ですが、前期に引き続き今期S11でも最終3桁に残ることができました。来期に向けて自身の考えをアウトプットする目的で構築記事を書いていこうと思います。

月初から壁構築や対面構築など様々な構築を試していたので全体的な勝率は低く見えますが、構築が完成した直近36戦は29勝7敗と勝率80%を超えています。今後の改善次第ではさらに上を目指せる構築であると考えています。

本当は300位以内を目指していましたが、最終日に負けるのが怖くて最終3桁で保存してしまったので来期こそは目標達成したいです。

レーティング戦に対する気づき

月初から様々な構築を試していた中で、大まかな構築パターンによって勝率の限界値に違いがあるのではということに最終日4日前に気づきました。
下記に掘り下げて書きますが、レーティング戦は「実力が劣る相手にどれだけミスをさせられるか」によって勝率を伸ばせるかが決まってくるように感じたということを伝えたいです。

私の中で勝率の限界値のイメージはこんな感じです。
受けサイクル構築>攻めサイクル構築>対面構築・壁積み構築

・対面構築や壁積み構築は自身が交代をしない関係上、相手はこちらの行動を読みやすく技選択や交代選択でミスが発生しづらいため、プレイングでの差が出にくい。

・攻めサイクルは交代を多用する関係で相手のミスを誘えるものの、火力不足を補うこだわりアイテムに頼ってしまうと技が固定されて読みやすくなり、やはりプレイングでの差はそこまで出ない。(ミスを誘えてもテラスタルである程度カバーされてしまう)

・受けサイクルは自身が何度も交代する上に相手にも交代を強いる場面が多く、後ろ2体のどちらに引けばよいかの判断や単純にターン数が伸びることで相手のミスがより発生しやすくなる。

上記のように考え、受けサイクル構築を組むことが 決定しました。

構築経緯

【コンセプト】
①定数ダメージ+回復技でほとんどの構築に対応する
②ミラー戦や受けループに対する選出を準備しておく

【採用順序】

まず、無効のない定数ダメージという最強技の塩漬けを使えるキョジオーンを軸に決定しました。

続いてキョジオーンで受けきれない相手に対して毒による追加ダメージが欲しく、毒菱を撒けて水格闘鋼を半減できるドヒドイデを採用しました。

さらにキョジオーンドヒドイデで一貫する地面を無効にし、マルチスケイル+羽休めで粘りながら定数ダメージで削れた相手を神速で縛れるカイリューを加えました。

上記3体で塩漬けと毒が入らない隠密マント+鋼が重たいため、炎オーガポンを追加しました。

キョジオーンミラーに受けサイクル選出をすると地割れを持たれていた場合に対応できないため、隠密マント悪ウーラオスを採用しました。

受けループは初手宿木毒毒キノガッサから入られて、裏にヘイラッシャ・ハピナスとされるとそれだけで負けてしまうので、黒い眼差し滅びの歌ハバタクカミを投入しました。

個体紹介


①キョジオーン
特性:清めの塩
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:食べ残し
性格:腕白
実数値(努力値)207(252)-120-200(252)-58-110-56(4)
技:塩漬け・守る・鉄壁・自己再生

最強技の塩漬けと回復技の自己再生は確定だと思います。守るは定数ダメ稼ぎ・食べ残しでの回復にも使えますが、拘り持ちの技を固定して裏に引くかを判断できるのが一番の採用理由です。残り1枠は「鉄壁」「身代わり」「ステロ」「呪い」「身代わり破壊用の攻撃技」が主な選択肢で、今回は身代わりのない物理アタッカーとの1対1をより確実なものにするため鉄壁を選びました。ここはS12でしっかりと決めたい部分です。
テラスタイプは裏との兼ね合いになりますが、毒鋼半減のドヒドイデと組むためフェアリーにしました。


②ドヒドイデ
特性:再生力
テラスタイプ:毒
持ち物:レッドカード
性格:図太い
実数値(努力値)157(252)-74-224(252)-73-163(4)-55
技:ヘドロ爆弾・毒菱・黒い霧・自己再生

レッドカードと合わせて初手と裏に毒を入れられる毒菱、回復技の自己再生は確定です。挑発された場合でもサイクルの中で3割を引いて毒を入れられるように、毒毒ではなくヘドロ爆弾を採用しました。毒突きの方がダメージは高いですが、ゴツメで削れる可能性があるのでこちらにしています。黒い霧は積み技を拒否しながら自己再生と合わせて定数ダメで逃げ切る目的で入れていますが、ここは別の技を試してもいいかもしれません。
テラスタイプは毒菱を拒否するために毒にしています。


③カイリュー
特性:マルチスケイル
テラスタイプ:ノーマル
持ち物:シルクのスカーフ
性格:意地っ張り
実数値(努力値)197(244)-198(204)-116(4)-94-127(52)-101(4)
技:神速・地震・龍の舞・羽休め

定数ダメを入れた相手に羽休めで粘りながら、交代に合わせて龍の舞を積んだり、削れたら神速で縛るという使い方をしていました。
暁月ガチグマのノーマルテラスブラッドムーンをHP最大時に超高乱数で50%以下の被ダメになるように調整しています。
回復技を採用しながらも神速のリーチを伸ばせるシルクのスカーフは使い心地がとてもよく、対戦中は全体でどうやって神速圏内まで削るかを意識していました。


④オーガポン
特性:型破り
テラスタイプ:炎
持ち物:竈門の面
性格:陽気
実数値(努力値)187(252)-141(4)-105(4)-72-128(92)-165(156)
技:蔦棍棒・宿木の種・アンコール・光合成

塩漬けも毒も入らない隠密マント+毒飛行鋼に定数ダメを入れる目的で、宿木の種持ちを採用しようと考えました。この枠は回復技を持ち、積みを拒否できるアンコールを持つこのポケモンが最適かなと思います。
調整は確定急所&剣の舞で明確にキョジオーン対策になる最速ウーラオス抜き、残りは特殊耐久に振りました。
ただできるだけ上からアンコールできる方が対応範囲も広くなるので、今後は最速に近づいていく気がします。


⑤ウーラオス
特性:不可視の拳
テラスタイプ:毒
持ち物:隠密マント
性格:陽気
実数値(努力値)175-182(252)-121(4)-74-80-163(252)
技:暗黒強打・ドレインパンチ・身代わり・剣の舞

キョジオーンミラーで地割れを持たれているとこちらのキョジオーンでは勝てないためその対策枠です。
対キョジオーンの勝率はまあまあでしたが、裏のオーガポンに抜かれてたり、そもそもキョジオーンが鉄壁ボディプレス(毒テラスしても結構ダメージ入る…)だったりするとイージーウィンといったイメージではなく、ここもS12で詰めたい部分の一つです。


⑥ハバタクカミ
特性:古代活性
テラスタイプ:水
持ち物:オボンの実
性格:図太い
実数値(努力値)162(252)-67-117(252)-155-156(4)-155
技:身代わり・黒い眼差し・滅びの歌・痛み分け

受けループ対策枠です。初手に毒毒宿り木身代わりのキノガッサ、裏にヘイラッシャハピナスで負けてしまうのでこのポケモンを採用しています。
受けループはほとんど当たらないので捨ててしまってもいいのですが、枠があったので入れているぐらいの感じです。

おわりに

前期S10で始めたポケモン対戦でしたが、今期S11で少し勝ち方が理解できたかなと感じているので来期はよりしっかりと研究していきたいと思っています。

今期の成果
・最終3桁
・キョジオーンがまあまあ使えるようになった
・50000位まで落ちても諦めなかったことだけは自分を褒めたい
・たなけー様にフォロー貰えた(ファンだから嬉しい)

ポケモンつながりが少ないのでツイッターもフォローしてくれると嬉しいです。(ポケモン関連の方フォローさせていただきます。)@celebiii251

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