大好きな曲のカバーで泣いた話。【1/6 -out of the gravity-】
いつか重力のクサリを
断ち切り君を連れてサテライト
つい先程投稿された一本の動画。涙がこぼれそうな気持ちで聴き入っていました。大好きな、大好きな曲のカバー。
…………
突然ですが、1/6 という数字を見てなにを連想しますか。
1/6 。 それは、地球と比べた月での重力の大きさだそうです。
月へ行けば身体の重さは1/6。
だったらさ、悲しいことや苦しいことも1/6にしちゃえないかな、子どもだましでもいいからさ。
今日はそんな、優しい曲の話を。
おどPの “1/6 -out of the gravity- ”。
前回「愛のうた」10選でも紹介しましたが語り足りなかったので(((
【おどP】1/6 -out of the gravity-【初音ミク】 http://nico.ms/nm6971638?cp_webto=share_others_iosapp
この曲のどこがそんなに好きかってもう、歌詞ですね。曲全体で考えるとまた変わるかもしれないけれど歌詞だけで選ぶならば世界いち、好きかもな一曲。
いつか重力のクサリを解き放ち
宇宙へ飛ぶサテライト
そこに行けば体の重さも1/6
君が抱えてる悲しみが
少しでも軽くなればそれでいい
いつかそこに君を連れていくよ
重力の外へ
きみの悲しみは消せない、だけど少しでも、すこしでも楽にしてやることは出来ないか。
いますぐに救うすべを持たなくても、拙くても真っ直ぐに手を差し伸べようとすることばが、こんなにも優しく胸を打つ。
…………
さてこの本家さん、細く透明なミクさんの声がまた良いんですね。感情が入りすぎないというか。大人っぽい綺麗な声と素朴な言葉の組み合わせにきゅんとします、「悲しい」を消してあげることなんて出来ないとわかってる上で夢を語ろうとする大人、みたいな魅力を感じませんか……。
さてここから、冒頭で触れたカバーのお話です。
【さてらいと】1/6 -out of the gravity-【UTAU連続音音源配布】 http://nico.ms/sm34667059?cp_webto=share_others_iosapp
この動画でデビューのUTAU、さてらいと。
可愛いよね……。
少年の声ともとれるような、素朴な柔らかさと厚みがあってキンキンしない可愛さ。ちょっと舌足らずなところがチャーミング。きらきら不思議なキャラデザも良い。さてらいと、推せる。
さてらいとちゃん、設定そして中の人は15歳だそうですね。
幼いとはもう言えないけれど……ってお年頃。声もそんな感じがある。
カバー曲って違った魅力を感じられてすき。
いつか重力のクサリを
断ち切り君を連れてサテライト
最初のワンフレーズで、きゅん、でした。
「さてらいと」ちゃんのキャラソンとして最強ってのもあるけど。
この子の歌声の素朴な可愛らしさが、ぴったり合っていると思った。
個人的に、本家を聴いてて感じてた歌詞のイメージは “大人の優しいおとぎ話 ”って言えば伝わるのかな、“子どもだましだとわかっててあえて夢を語る” だったんです。
でもこのカバーは反対に、等身大、いやむしろちょっぴり背伸びをして伝えようとしているようにきこえた。
すこし拙いことばが、一生懸命にかっこつけて選んだ健気なもののようにきこえたんです。
とても尊い……。
そんな感動が止まらなくなって、突発・ぼかのーとしちゃった次第でした。
是非、きいてみてください。元の曲知ってたよーって方も、はじめましてだよーって方も。
さてらいとちゃん、推していこうね。
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