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個人】2024 J2リーグ第6節 V・ファーレン長崎vsヴァンフォーレ甲府 ぷれびゅー?【組織



振り返り


個⇆組織


とんでもゴール2発の「個の力」で勝ったと思われがち…またはそう思いたい勢がいそうなアウェイ愛媛戦の勝利だったが、
個人的には「個を組織に活かし、組織が個を活かす…そんなチームへの道筋の途中」といった印象だった。

3/20 明治安田J2リーグ第5節 
〇V・ファーレン長崎 2vs1 愛媛FC●

この試合のスーパーゴールをスーパーゴールたらしめるのに実況のびっくりぶりも一役買っていたと思っている。


試合前後には組織の愛媛vs個の長崎という図式にしたい文面の記事や識者の動画などが目に付いたが、決して長崎は組織的ではないだなんてことはないし、個人能力頼りだとも思わなかった。
確かに2得点ともフィニッシュの部分はスーパーすぎるのはあるけど、そこに持っていく流れを考えると正しく「チームで決めたゴール」であり「チームとしての日々の積み重ね」の結果だったと思う。

(みんな大好きみっしーさんはそのあたりわかってくれていて素晴らしい)


もちろん課題…否、伸び代は僕が見た限りでもあってここからまだドンドン改善はしていくことだろう。それについてはまた後日のnoteで書こうと考えているが、まずは3連勝を達成できたことを喜びたい。よっしゃぁぁああ!!!

僕のnoteの読者の皆様は耳タコならぬ目タコかもしれないけど、第5節まではシーズン前に準備してきたものを実戦向けに最適化する段階だと書いてきたわけで、実際第5節を終えたわけだけどそこについても後日書ければ。


写真で見るだけでもすげーんだよな。


J2なぅ


他所のチームの調子もそろそろ気になる時期。

長崎サポ目線としては、優勝候補、昇格候補と言われる相手の動向は気になるところだと思う。

目の前の試合にひとつひとつ勝っていくのが大事だとはいえ、J2自体を楽しむって感覚もある以上色々気になってしまうのはそれは悪いことではないのだ。

長崎の上半期試合日程と合わせてご覧頂きたい。


J2において楽に勝てる試合なんてありはしないのだけども、やはり優勝候補や昇格候補と挙げられる相手との日程は気になる…のだが、そういう相手とのシーズン前半戦で当たるのはホームばかりである。なんだこれ。

シーズン後半を半端な順位で強豪とのアウェイを戦うのを想像すると胃が痛いので()ホームで勝ち点を積めるだけ積んで圧倒的上位の位置で前半を折り返せればいいなと思う。
去年の下平監督が率いる大分トリニータは前半戦2位で折り返していながら後半の失速ぶりがとんでもなかったが、逆にその経験を長崎で活かしてくれると信じられる材料にすることもできる。

ちょっと細かく見ていくと、

3月末からの3連戦は中日での山形相手をホームでやれることと、その後のアウェイが熊本というやや近場であることはラッキー。

ルヴァンを入れた4月中旬の3連戦を全てホームでやれるのはちょっとしたアドバンテージ。
5月の金曜→月曜の変則連戦もホーム秋田→アウェイ大分と移動日程的にも応援に駆け付けるサポーターの日程的にも悪くない。

先の話をしても仕方ないとはいえ、ここらへんで勝ち続けてテンションが上がる長崎サポ界隈を想像するとワクワクする。


ただ色々想像して楽しみにするのは否定しないにしても、気持ちを集中すべきは次の試合で、

君らと試合する時は上位争いなんだろいつものことだもん知ってますよ、今年も相変わらずのライバルぶりだなコノヤロウ…という相手をホームに迎える。

そう、ヴァンフォーレ甲府である。


第6節 甲府戦


タイミングぇ


実に高いレベルでバランスが取れた非常に強い相手であるが、甲府は直近3試合は負け(vs栃木)→勝ち(vs山形)→引き分け(vsいわき)ときている。

本来は開幕3連勝を飾りたかったところであると思うが3節は栃木のとんでもなく集中した守備に屈してしまった。
4節は去年うちを含めプレーオフ出場権を最後まで争ったライバルである山形にスコアの上では1-0だが充実の内容で勝利。ここからまた波に乗りたいところだったはずだが、いわきのスペシャルハードワークと悪天候による試合中断の前にドローに終わった第5節であった。

つまりは勢いは3連勝中である長崎が上だし、ホームでやる以上は
(同時に甲府としては3連戦ラストがアウェイである以上は)
負けるわけにはいかないのだ。長崎が今年昇格する上でここで1度決着を付けたいところだ。

なんと長崎vs甲府は、今回に至るまで5勝2分5敗なのだ。2023年は天皇杯を含め3試合を行ったがこれも1勝1分1敗であった。


しかもリーグ戦では順位が近い中での節目となる対戦ばかり。今回も勝点が同じ10で並ぶ、3位4位の対決となる。あまりサポーター同士がライバル視しているわけではないが、…なんなら両クラブのマスコットはとても仲が良いが()

データの上では紛れもなくライバルであるのだ。


リスペクトしすぎない


さて、2022年の天皇杯王者であり2023~2024のアジアチャンピオンズリーグ(以下ACL)においてベスト16に入るという快挙を成し遂げたヴァンフォーレ甲府だ。実績の上では先輩であるが、強い相手と認識しつつ恐れることなく戦う必要がある。

彼らとしても長崎は強いと認識の上でトラスタへ乗り込んでくるはずだ。

今シーズン、開幕でいきなり徳島相手に5-1の勝利を成し遂げて界隈を驚かせたが、本当に彼らの強さを見せつけたのは第4節の山形戦だと思っている。

球際、ゴール前では激しく粘り強く相手とやりあう強さがあって、各ポジションに有力選手が揃っており、なおかつ戦略的にも手堅く抜け目なくしたたかに勝ちを狙ってくる印象を受ける。驕りがないというか。やはりトータルとして強いチームだと思う。


とりあえずの印象まとめ


・1節 5-1で甲府が勝ったvs徳島の試合はあまりにもアテにならん。

・昨シーズンまで多かったボール保持からドリブルや細かいパスを繋いでの中央突破は相変わらず脅威だが、ロングボールでサイドへ大きく振る攻撃が増えた気がする。また守備からカウンターの切り替えやパスの選択など、プレースピード、判断スピードが早く、1番厄介なのはそういうテンポ感や勝負どころの感覚の違いかもしれない。

・1番怖いのは何かと嫌な位置にいることが多い三平だけど、アタッカー陣はかなり質が高い。外国人だけでなく日本人…しかも若手がかなりアグレッシブでスピーディな感じ。(宮崎、鳥飼、飯島、木村などなど)

・ファビアン・ゴンザレス守備に戻らない案件。篠田監督怒る。攻撃の際はボールの収めどころとなるプレーが脅威。体デカい。速い。いかつい。

・今津、めちゃくちゃ頑張ってるし相変わらず戦うし、味方の信頼も大きいみたいだけど、最後の最後で守りきれないことが多いのは長崎の時と変わんない感じがする。不運も多そう。


守護神負傷


確か昨シーズン終盤も負傷をして試合に絡めてなかった気がする。お大事にされてほしい。

現時点では渋谷飛翔がGKとして出てくる可能性が高い。昨シーズンの長崎は彼と対戦している。
2022天皇杯優勝の原動力の1人である河田のセーブが凄すぎるのもあり目立たないけども彼もかなりの実力者である。


布陣および注目選手


日程的にどういうメンバーで来るのかは読みにくいが、選手層が厚いチームなのでどの選手が出てきても警戒は必要だ。

いわき戦のスタメン

抜群のスピードとパワーを誇るアダイウトン、ウタカはサブからの出場だった。特にウタカは今季はスーパーサブ的な起用が多い。

ただ他所のサポーターなどからはファビアン・ゴンザレスやエドゥアルド・マンシャなど外国人選手ばかりが注目されるが、特に前線は誰が出てきても非常にクオリティが高いし、チームワークも全く悪くないように見える。

個人的にこいつぁやべぇ!!と思うのは、前述したようにまず彼だ。


写真では髪を下ろしているが、今は彼のトレードマークとも言えるボンバーヘッドに戻している。
遠目で見て彼だとわかる風貌をしているのは自信の表れでもあるのかもしれないが、その外見とは裏腹に的確なポジショニングと優れた技術、パス精度と視野、正確性が高いシュートと打点が高く力強いヘディング、なんというかどこをとっても厄介なアタッカーである。守備意識も非常に高い。

また(こちらは容貌通りに)ムードメーカー的な存在でもある。


意外と話し方が面白いのに結構落ち着いているのも特徴。将来監督とかになるの向いてそうな気がする。プレー集が2022年のゴール集しかないのが残念である。


そして、個人的にアダイウトンやウタカより脅威だなと思っている宮崎純真も注目したい。去年見られた守備の軽さはかなり払拭されてる印象だ。

左右どちらもこなせる、快速かつスルスルと潜り抜けるような動きとサイドアタッカーというよりゴール前に顔を頻繁に出すプレーが印象的なアタッカーであり、今季は開幕戦で2ゴール決めている。(三平のゴールもあるので動画を貼っておく)


そういえば、前節いわき戦では強風による試合中断があり、その再開と同時に三平 宮崎 ファビアン・ゴンザレスを交代させ、ウタカ 飯島 アダイウトンを出しており、勝負をかけると同時に疲労を分散させているのだと思う。
長崎としては、相手に誰が出てきても細心の注意をはらいながらここまで見せてきた堅守でゴールを守りたい。


守ってみやがれコノヤロウ


さて今津である。

僕が彼に対して思っていることはあんまり変わっていない。


そして、実は今季特にその高さで相手のクロスを跳ね返すシーンが多かったり、セットプレーでヘディングを狙うシーンもあったのを結構見た。

恐らくそれなりにいるであろう「長崎に勝ってほしいけど今津も活躍してほしい勢」も彼の活躍を期待してもいいのかもしれない。ちなみに僕は活躍するなら別の試合にしろ派である。

また、実は甲府の失点では最後今津がブロックできていれば防げた失点がいくつかあるのも知っている。

お前コノヤロウ、その調子でうちのフアンマさんやらマテウスさんを止めれると思うなよ?朝陽も去年よりさらに調子いいからな?バリバリにやる気出してトラスタに乗り込んでこいよな。

ちょっと対戦が楽しみだ。


ちょっと楽しみ


甲府の監督は去年から引き続き篠田監督。インタビューや関連動画では熱いながら紳士そうなとこもある。が、実はかなりピッチの外からとんでもない大声で指示を出したり、たまに…いや結構な頻度で審判に文句言ったりしている。彼も「選手と一緒に熱くなるタイプ」だと思ってる。

長崎としては


それでもゼロ


いかに相手がすごかろうと長崎の目標は失点ゼロだ。うちの守備陣だってスゴイのだ。

愛媛戦の失点は、関わった選手みんなが少しづつ悪かった失点だった。
(相手のドリブルを止めきれず縦パスを出されてしまったマルコスはかなり責任を感じていそうだったし、だからこそ得点を決めて取り返したかったのではないかと予想している。勝ったのにものすごく悔しそうな顔をしてた気がした)


ちょっとツッコミたくなるような引用ポスト欄は置いといて、
こういう経験をしながら修正を繰り返して、さらに長崎の守備は良くなっていく確信がある。大丈夫。絶対大丈夫だ。


攻撃陣に期待


さて、チームとしての攻撃がより機能し始めてる旨の文章を冒頭に書いたが、そうなるとエジガルにしてもフアンマにしても、チャンスを作れたぶんだけフィニッシュに持っていってくれる期待がある。

特にフアンマは甲府戦は大きく期待したい。なにせ、昨季もノーゴールが続く中で突如として爆発し始めたのだ。さすがにいきなりハットトリックだなんてことはできなかったが(笑)

2年連続得点王に期待

マテウスが絶好調なのも頼もしい。甲府戦でもスーパーゴールなど決めようものならブラジル代表に呼ばれたりとかしないか心配になる活躍ぶりだ。(さすがにそれはないってば)

マテウスといえば(抵抗はあるとは思うが)この記事は面白かったので読む価値はある…かも…しれない…

要約すると、竹村さんシモさんグッジョブ、マテウスよかったな!って話。



データ的なもの


今回もとりあえず貼るだけです。


あとは天候である。試合当日は大雨との予報。これがどう出るか…注目である。現地に応援にいくサポーターの方々は風邪ひかないよう気をつけてください。


おまけ


スペースやるよ


いつもお世話になっている2人とトークしていきます。

是非遊びに来てください\(^o^)/


全国区


お前…頑張ってんじゃん…

しかしよ?いかに人気者とはいえ、このメンツに2部リーグのチーム、しかも西の端のチームのうちのマスコットが出演するとか…やるじゃねぇか!!

ところでこの番組って人気の番組なのかしら。(無知)


卒業


つまりだ!!!J2を卒業するからみんなで写真撮ればこわくないな!(何を言ってるのか自分でも分からない)



世界情勢が相変わらずどころか更に不安定となってる昨今、サッカーの応援に熱を上げて、そのプレーや勝敗に一喜一憂しながら生きていけることに感謝を。

今回もご覧いただきありがとうございました!

誤字脱字等随時修正致します。

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