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24’J2第16節 vs鹿児島 & ルヴァン vs浦和 感想+第17節vs千葉ぷれびゅー?

千葉戦ぷれびゅー?もあるよ。

バカ長くなった。3試合分だぜ…そりゃしゃあない。


J2 16節 vs鹿児島ユナイテッドFC


久々に感じる勝利


第12節以来の勝利となった試合だった。3試合引き分けが続いての勝ちを、久しぶりに勝った!といえることが幸せである。

2024 5/18 
●鹿児島ユナイテッドFC 0vs3 V・ファーレン長崎〇

いくら下位vs上位となったとはいえ、九州ダービー及びアウェイ戦にも関わらず、無失点 3点差で勝てたのは見事である。

鹿児島の地に行った長崎サポは非常に多く(なんと約1200人で、)ビジター席は売り切れてしまうという、その応援は間違いなく選手たちの力になったはずだ。

最近は僕がピックアップすることもなく、V・ファーレン長崎公式が得点シーン以外のよかったプレーなどをYouTubeや𝕏にアップしてくれている。

この動画の最後には長崎サポーターをピックアップしてくれているのだが、長崎の青い壁が白波スタジアムにそびえ立ったように見えてすごい迫力だった。

得点シーンは実は3点ともカウンターである。

どれも右サイドの裏抜けがポイントで、そこに迷いなく走らせるパスを届けたマテウスとフアンマも見事だったと思う。

動画には映っていないが、ボール奪取から朝陽から秋野と繋いで、ここから素早くマテウスへとパスを入れる。
パスを受けたマテウスがターンする時、右をチラ見して確認してたのではないだろうか。迷いなく左足でピンポイントのパスを出した。マルコスのスピードを活かした抜け出しからのシュートも見事である。

マテウスとマルコスだが、結構お互いへパスを出す優先度が高いのはホッコリしたりする(笑)


これもマテウス→マルコスのホットラインから。これホントいつマルコスの位置を確認したのか謎なのである。ボールを受ける前に走り出してるところを見てたのかしら。

最後は最前線にいたエジガルや一気に駆け上がってきた加藤大、米田が絡み上手く崩しての得点。ヨネの遊び心とか余裕があるスルーが見事。ホントは自分で決めたかったろうに。

マテウスの左アウトサイドキックはもう芸術の域だと思う。あのルカ・モドリッチを彷彿とさせることすらある。

得点後の下平マッスルの描写はもう何も言うまい。


これはフアンマから朝陽へのパスから。朝陽のクロスの精度が凄い。
海斗は動画記載の通り、待望の今季初ゴールとなった。待たせやがって(´;ω;`)


油断大敵


さて、ハイライトを見ての通り実は結構決定機を作られてもいた。相手を攻めさせて体勢を前がかりにさせ、その後ろを突く戦い方をしてた以上多少は仕方ないし、思った以上にあまりに前がかりすぎる鹿児島のスタイルがあったこともあってか、受け止めきれなかったりワンミスを決定機に持ち込まれたシーンも。
もちろん最終的に失点は防げたし、後方からのビルドアップを是としているチームスタイル上多少のリスクは許容範囲のことではあるものの、改善点としてはここだろう。

この決定機で決められていたらまた試合はわからなかった…とまではいかないが、チームのムードには影響があったかもしれない。

そして、DAZN組は耳にタコができるレベルで聞いていると思うが、鹿児島ユナイテッドFC自体の問題である。

僕個人の考えとしては、これは大きくふたつあって。

ひとつは「なんとしても点をとってやる」というメンタルになっていたように見える前線と、散々後ろに抜けられて「なんとしてもこれ以上の失点は避けたい」という風に見えた守備陣の後ろに重い意識、そして両方に参加するべくとんでもない距離を走り回る羽目になった中盤の選手たち。
結果的にハイプレスローラインという結構危険な戦術になってしまっていたのではないだろうか。

どちらもチームを勝たせたいと思ってるのにお互いがチグハグな行動を取ったことでポッカリ空いてしまった中盤を長崎はかなり自由に使うことができた。

特にマテウスの超活躍はその状態ありきでもあったと思う


もうひとつ某サッカー専門誌とかなり近いのだが、(書かれる前から思ってたもんね!!ホントだもんね!!)

鹿児島自身の長崎対策不足…というか【自分たちがどうあるべきか】というところにこだわりすぎた結果のように見えた。長崎のことをしっかり見ていなかった…とも言い換えれる。

この鹿児島に近いスタンスの相手との試合を長崎はしっかり勝ちきっている。どことは言わないので予想がついた方はDMなどいただければ(笑)

ヒントは彼です

ここでまさかの宣伝。そのサッカー専門誌だが、今季から長崎を担当されてる方の記事がとても素晴らしい。
長崎に対して非常に好意的で、だからこそ…と思える、たまに厳しめの意見やサッカー記者ならではの目線での記事は読んでいて非常に勉強になるし、そもそも読んでいて楽しいのだ。

また長崎サポーターのことも非常に気がけてくださる方で、ぜひこのnoteをお読みの皆様にも定期購読や単品記事購入などを検討して頂ければと思う。

下にリンクを貼っておく。


話を戻す。

何が言いたいかというと、長崎が強いのは間違いない。
自信を持っていいし、勝ったことはとても嬉しい。僕だって推し選手のゴールも見れたし、海斗の今季初ゴールの瞬間は部屋で大声をあげたものだった。

ただ、同時に、今鹿児島が今チームとして揺らいでいるその隙を突いた完勝だったように見えたし、大ピンチを迎えた場面も少ないわけではなかった。

勝って兜の緒を締めよ、と貧弱サポーターである僕がいうのも烏滸がましいが、調子に乗るわけにはいかないなとも思えた試合だった。

ただ、6/22のV・ファ×ラジを聴く限りは、このちょっとした憂い?も杞憂に終わりそうだ。


ピンチを多く迎えてしまったことの反省を口にしていた田中隼人。この若さで落ち着いた言動は感服するばかり。



ルヴァンカップ 3回戦 vs浦和レッズ


予想以上理想以上


さて、平日ナイターにも関わらず約7800人もの集客があったルヴァンカップ、vs浦和レッズ戦。スタジアムに行けなかった方も何かしらの配信で見たのではないだろうか。
J1のクラブとの対戦…いや、Jリーグのモンスタークラブと言っていいだろう、浦和レッズとの対戦は試合前から期待度が高かったが、その期待通りとなる1点を奪い合う高度な熱戦となった。


2024 5/22 ルヴァンカップ第3回戦

〇 V・ファーレン長崎 1vs0 浦和レッズ●


今になって振り返ると恐らく試合のキモとなったのはモチベーションとコンディションだったんだと思う。

長崎は3連戦の2戦目に対し、聞けば浦和レッズは10連戦の9戦目とのこと。しかも日本の最西端でのアウェイ戦

普段はスタメンでは無い選手たちとはいえ、上位カテゴリ相手に意気高く臨む長崎と、
疲労がピークであろう中でリーグ戦とそう多くはメンバーを変えなかったレッズとでは、
いくらカテゴリーの違いはあれども接戦になってしまうのも仕方なし…と言ったところかもしれない。

長崎としては「苦しい戦いだけど、絶対やってやるぞ!」という気合いが伝わってきた90分だった。
それは「vs浦和レッズ」の気合いだけではなく、サブメンバー…もといインパクトメンバーからスタメンに成り上がってやる…という気持ちもあっただろうし、
もしかしたらJ1スカウトの目に留まるような活躍をしてやろうという気持ちもあったのかもしれない…いや、それはどうだろ…皆長崎のことめちゃくちゃ好きでいてくれてそうだもんな。

試合の流れまで細かく触れていくのは野暮な気がするので、いくつかポイントを絞ろうと思う。

解説から大絶賛だった名倉。次は得点に絡む活躍を!


モヨのレッドカード


現地組は「え?なんで!?」となったらしいモヨの退場事件。まぁこれは仕方ないレッドカードである。

今後もライン際の争いはこういうやり合いはあると思う。クリーンなだけではない。
件の相手となったソルバッケンはあのイタリア セリエAからきた選手で、あの世界はああいうやり合いは日常茶飯事だし、なんなら警告や退場を誘われてのやり合いだった可能性すらあるのだ。
早めにいい経験ができたのだと思うのが1番だ。

そして、だからといって今後消極的になるのは以ての外だ。なぜならば、この試合のモヨの出来は、ここまでで飛び抜けてよかったからだ。

反省と自信を手にまた復帰してきてほしい。

ちなみに…ちなみにだが。モヨは頭突きをする気ではなくて頭をぶつけ合って睨み合うつもりだったのではないか…直前の鹿児島戦では増山が同じようなことになってたからそれをリスペクトして自分もやろうとしたが、しかしソルバッケンの身長が高すぎて顎に当たっちゃった説が僕の中で急浮上している(笑)

増山になるつもりがジダンになった。飛び級もいいとこである。いや、もうすんな。


千葉戦は外から試合を見る機会にしてさらなる進化の糧とするといい


なお、SNSを見る限りはレッズサポからのモヨの評価は思いの外高かった。引き抜かれたりしないか少し恐ろしい。


ドリブル


さて、なんとJリーグ公式に取り上げられた松澤海斗である。

確かに凄い。凄いのだ。

けど、海斗なら決定機創出まで持っていけるはずだ。あとひとつだったなとなんか僕が悔しい(笑)

特にこのポストの最初のシーン。あの酒井宏樹をぶち抜いた!!よしいけ!!!となったところで、レッズのアンカー安居のとんでもない高速カバーリングを見せられ、さすがレッズ…一筋縄ではいかんか…となったのも間違いないのだ。

格上にも通用する。それだけでも凄いことなのは重々承知だが、格上すら倒せるレベルにまでなってほしいと願ってる。

「ついにバレた!!」とかいうリプも多かったが、どうせバラすならもっと大活躍してる時にしてくれ…いやバラすな(というか、J公式がバラすまでもなくバレバレだとも思う)

笠柳翼も同じく…だ。翼はアディショナルタイムのシュートは惜しかったなー…!!

目指せ日本最強ドリブラー
もう「翼きゅん」などとは呼べないな


他、書きたいことは山の如し。しかし超絶長文になってしまいかねないため、また改めて小出しにしていこうと思う。


やっぱりフアンマ


得点シーンは若原のロングキックから左経由で2度中に攻めたところを跳ね返された、そのこぼれ球をマルコスから必殺クロス…このクロスは芸術だったと思う。

そしてフアンマの特徴…相手に抑え込まれてようと関係なく勝負どころでの嗅覚を存分に発揮した得意のヘディングでのゴール。やはり大一番に強い。


途中交代からの出場が多く、本人の能力に比して出場時間が短い中で、それでも立派な数字を残してるもののやはり本人的には不満もあるだろうし、

実はリーグ戦では徳島戦での2ゴール以降全く点を取れていなかった。他の外国人選手たちはコンスタントにゴールを取れているのに…だ。心情は察するに余りある。

そんな中、この大一番でフル出場を果たしたことは「フアンマだから」以外に理由がないと思う。

チームの得点ランキングのトップがエジガルとマテウスであろうとも、
スタメンから出ることが少なくても、
感情的にレフリーに食ってかかりチームメイトになだめられようとも、


下平監督が言うように、このチームの…長崎のエースはフアンマなのだ。

V・ファーレン長崎公式𝕏より

断言するが、この先長崎にとって苦しい試合で最後の最後にフアンマがゴールをあげて勝つ試合はまた絶対ある。

僕らはその時の期待を込めて、彼を応援し続ければいい。誰よりサポーター思いでチームメイト思いの彼が応えないわけがないのだから。

モヨに対する気遣いや、地味にムリヤリ引っ張り出した澤田崇へも気遣いに溢れていたりする。

最高の漢だぜ。ホーホーホー。


あ、下平監督。澤田崇はやっぱりウイング起用が似合ってるかと思います。左右両方出来るし、ここ最近で1番いきいきしてた気がしました。はい。

ついにカンターレを歌った男、澤田崇


他にも色々…特に五月田や若原の大活躍や、白井の守備や持ち運び、新井一耀のラインコントロールと守備の妙などなど、各選手みんな良くって全部書きたかったけど、もうホントに無限に書けてしまうのでいったんここでレッズ戦振り返りは終了。

上述したように、レッズは本来こんなもんじゃないと思う。うん。彼らはこんなもんじゃない。
本気で万全のレッズとまた戦いうためにもJ1にいこうな。


簡単に千葉戦ぷれびゅー?


未だ優勝候補


さて、次節の第17節はジェフ千葉をトラスタで迎え撃つ。

ここまで好調だった愛媛相手に7-1の試合をキメてしまう火力を持った相手だ。

他にも栃木相手に8-0という1オルンガを達成した試合もあった。


ただ、上り調子であるとはいえ、ここまでのリーグ戦成績は実力に比してやや不安定。

現在8位である。


J公式より。
ジェフ千葉は勝つか負けるかハッキリする傾向

総得点は長崎どころか清水をも上回る35得点で現在1位となっている。

選手個々の質もJ2トップクラス。コンディション面も含め難戦となるに違いない。

ただ長崎がルヴァンカップから千葉戦までの日数が少ないからと言って、準備不足になるとは考えにくいが。周到に用意を重ねているはずだ。

ピンチの先のチャンス


去年からのジェフ千葉の代名詞とも言える、肉弾戦をいとわないハイプレスとそれを支えるハイライン、そしてショートカウンターと縦への推進力の力強さは去年から変わらない…どころか去年を上回っているかもしれない。
ただ守備のハイラインの後へ抜けられると対応に苦慮したりするところや、押し込まれる展開になると割とアッサリ失点しがちなところも去年と変わらない気がしている。

恐らくは【前から圧力をかけたい千葉】vs【相手プレスをかわして、手早くハイラインの裏を突きたい長崎】で勝利を収めること、仮にボールを奪われても粘り強い守備で失点をしないことがかなりの鍵を握りそうだ。

無失点が続けることで、過剰に前へ人数をかけ始める「過剰な前がかり」になる事態を生んだ時こそ好機だ。相手の後ろを取り一気にゴールを奪いたい。


データなど


セットプレーの守備に弱みがあるようなデータなので、コーナーキック、フリーキックの際は積極的にゴールを狙いたい。また千葉自身はクロスからの得点が非常に多いが、クロスからの失点も多いため、サイドを制圧させないことで試合を有利に進めていけるのでは…と思う。


システムと注目選手


4-4-2
千葉のセット攻撃時はミラーゲームになる。個人の部分で負けるわけにはいかない

☆が警戒すべき選手、★は要注意選手だ。


特に5人紹介したい。

・MF 77 ドゥドゥ

アグレッシブすぎるブラジル人MFだ。昨シーズンも彼とはバチバチやりあったはずで、覚えている人も多いのではないだろうか。攻守ともにムリヤリ来る選手で、マッチアップするのは主に増山になるかとは思うが、心身共に負けずにやり合いたい。ミドルシュートやヘディングも強烈。ここまで6ゴールをマークしている。


・FW 16 横山暁之

昨シーズンは藤枝で大活躍していた、気持ちが入ったテクニシャンだ。藤枝に残ると思ってた。技術に頼りすぎることなく、ここぞという時にしっかりその技術を活かすといった印象がある。去年の千葉との違いとなる存在だけに、あまり自由にさせたくない男だ。


・MF 19  岡庭愁人

リーグ1位のクロス数を誇る。本来はSBだが、起用は右SHでされている。昨年は大宮に在籍。42試合に出場したタフガイでもあるが、それはつまり米田や松澤は対戦済みである。今年は笠柳も万全である。
長崎の左vs千葉の右手SB高橋も含めた千葉の右の勝負は「去年からさらに進化したのはどちらなのか」というのを見せつけてほしい。


・MF 4 田口泰士

千葉の生命線となる男。彼の出来で決まると言っても過言ではないくらい、チームへの影響力が高い。正確無比なキック精度をもって実に嫌な位置に入れてくるパスは長崎ならずとも脅威の2文字だ。
去年の対戦時はフアンマのプレスバックでの応対に苦しんでいた印象があるのだが、今年も彼を自由にさせない策を講じたい。


・FW 10 小森飛絢

ジェフ千葉サポーターの期待を背負って立つ男…と言っても間違いではないであろう、昨シーズンブレイクした超新星。ここまで8ゴールと、長崎のエジガルやマテウスに並ぶ数字を出している。左右両足でゴールを決めることができ、それぞれ4ゴールずつ叩き出している器用さも特徴だが、
何よりも前節愛媛を混乱に陥れたオフ・ザ・ボール(ボールがないところ)での動きが最大の特徴で、特に一瞬の隙を突いてDFの背後に回り込んでパスを受けるのが抜群に上手く、その動きを警戒して守備陣系を低い位置にセットすると中盤を上手く使われて、質の高いラストパスやミドルシュートを出されてしまうという厄介極まりない選手だ。

「何としても自分で決めよう」としすぎる若さは、愛媛戦での成功を持っていい意味で薄れた気がする。守備陣全体で上手く対応していきたい。


見どころ


・選手起用

前節鹿児島ユナイテッドFC戦とルヴァンカップ浦和レッズ戦を勝ったことで、選手間の競争意識はより高まっているはずだ。ここでルヴァンカップで活躍したメンバーをスタメン入りさせることで現状でのインパクトメンバー組のモチベーション活性化に繋げてもいいところだが、さてどうするか気になるところだ。
インパクトメンバーという呼称を用いて、モチベーションの低下を防ぎ、いざ出場した時はインパクトを残そうとする意欲を掻き立てるのは素晴らしいが、やはりどの選手たちもスタメンで出たいものだと思う。

ルヴァンカップでいい勝ち方をしただけに、チームマネジメント能力が試される1戦にもなると考えている。

勝つための采配と勝ち続けるための采配を求められる正念場かもしれない


・vsハイプレス

千葉の最大の特徴であるハイプレスハイラインだが、千葉側としては1週間準備期間がありジックリ対策を練ってきているはずだ。
ここに対して長崎がどう出るのかどうかわしていくのかは注目ポイントになる。
自陣に押し込められている時こそチャンスでもあるのは前述した通りなので、自陣からボールを繋ぐ時こそ長崎ホームの利を活かし応援を届けられたなら心強いのではないか。

長崎最大の武器はこの【チームワーク】だとも思えるレベルの雰囲気だ。


今後の上位争いに関わる試合となりそうだが、千葉戦と言えば去年トラスタでは負けてるし、当note読者様にはくどいと思われるかもしれないが、やはり僕は昨シーズンの最終戦の記憶がある。

見る者の魂を震わせた、勝てたのに喜べなかった、プレーオフ進出の奇跡が起きなかったあの試合だ。


今度は千葉に勝ち、優勝へとまた1歩足を進めることを思う存分喜びたいと願う。



おまけ


レッズサポ


ルヴァンカップ3回戦。トラスタに駆け付けたレッズサポはさすがにすごかった。500人程来場したらしいが、応援の圧が他のどのチームのも違うのは画面越しにも伝わってきた。

聞けば、多くのレッズサポが3階席に陣取り、屋根の反響を活かしてよりボリュームを上げてるのだとか。視覚的にも「高み」のように見えて、異様な迫力があった。長崎だってそりゃホームだし、負けてはいなかったが、500人でこれなのか…!と驚いたのは事実なのだ。世界に誇るレッズサポのほんの一端を感じれた気がした。

長崎ボール保持時のブーイングも凄まじかった。今回の平日ナイターではなく、J1にあがった後の週末のリーグ戦で相まみえた時には一体どれくらいのものになるのか。ましてや彼らのホーム、埼スタでの圧はどうなるのか想像すらできない。

あの中で冷静にプレーをできた長崎の選手たち、及び負けじと応援を届けた長崎サポ全員もかっこよかったと思う。

ただ、僕が事前に持ってた印象とは違う一面もあった。試合の勝利以外にはまるで興味が無い軍団なのかと思っていたら、長崎観光や諫早駅→トラスタでのおもてなし、ヴィヴィくんとの交流?を楽しまれてた方も多いようで、意外で嬉しかった。以前からネットで見かけていた悪い部分は何ひとつ感じなかったし、そういう話も一切聞こえてこなかった。

ただ、サッカーのこととなると、もうとんでもなく負けず嫌いになり、敗北は許さん!みたいな空気がレッズの文化として根付いてる感じは確かにある。だからこそ選手たちは強くなりACL王者になったのだとも思える。

今度は新しくできるピーススタジアムで彼らとの…今度は過密日程の中ではなくお互い万全の状態での週末の試合を見たいと心から思った。


鹿児島の熱と温かさ


対照的と言ってはまた違うのだけど、アウェイ鹿児島では鹿児島サポ(彼らの中ではユナサポと呼ぶらしい)の温かさに触れた長崎サポも多かったようだ。

(試合に勝ったからかもしれないが)長崎サポのSNSは鹿児島の良さを語るものばかりだった。

ただ流石にいざ試合となると、彼らの熱い応援も確かに凄かったし、愛されてるチームなんだなと伝わるエピソードも盛りだくさんだった。

こんな番組も。ゆないくーおねえさんに惚れそうである。

そういえばスタジアムから桜島が見えるのだとか。僕も一度行ってみたいのだが、それには来年カップ戦で当たるか鹿児島もJ1に行くかになるしかないので()
がんばれ鹿児島!!!!


長崎広報はすごい


以前から何度も言ってるし、なんなら𝕏でも最近呟いたばかりだが、V・ファーレン長崎の広報の方々の頑張りはもっと評価されてほしいと思う。

突然の新企画としてこんなのを届けてくれるの最高かよ…

2022年途中から「密着・V・ファーレン長崎」という番組が始動し、そのあたりから【選手の選手としての姿にフォーカスした映像】をより多く出してくれるようになったと思う。

そこまでは、僕が知らないだけかもしれないがヴィヴィくん絡みのものや選手たちの意外な素顔…みたいなものをメインとしてたように感じている。(それが悪いとは言ってないし、僕もヴィヴィくんは結構好きなのよ。なんならぶいえすとか潜入とかめちゃくちゃ好きよ)
2021年はShining Reviewというみんな大好き前ちゃんが選手に試合後インタビューを行うという、それこそ僕は遡って全部見るほど大好きな企画もあったけども。

大好きな回。なんでかって、他の選手たちは10分くらい尺があるのに、二見の兄貴がぶっきらぼうすぎるせいでこの回だけ5分で終わってしまってるそのこと自体が二見の兄貴を表してるなと納得出来てしまったからである。兄貴、今治で頑張ってんのかな。


話が逸れた。

昨今の長崎から感じる一体感は広報の方の努力の賜物だと思ってます。本当にいつもありがとうございます。


ルヴァンカップの次の相手


少し先の話になるが、ルヴァンカップの次はホーム・アンド・アウェイ方式でなんと、アルビレックス新潟とやることになる。

色々と感じることがある相手なのである。僕がV・ファーレン長崎を応援するきっかけになった試合が、上記の二見の兄貴のシャイニングレビューの対象であるvs新潟戦からだからというのが大きいし、調べたところ長崎vs新潟は毎回のように大激戦になっているらしいということで、
もちろん目先の試合を大事にしながらも楽しみで仕方なくもあるのだ。

…は?天皇杯も当たるかも?……ウソだろ(^q^)

vs新潟については特別号的なものを書けたらなと思います。予定は未定。


今回はここまで。試合ギリギリの投稿で申し訳ない。

千葉戦が始まるまでには誤字脱字修正するヒマがないと思います!


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