見出し画像

突撃】2024 J2リーグ第3節 V・ファーレン長崎vs清水エスパルス ぷれびゅー?+‪α 【諫早




まずはルヴァン


祝☆今期公式戦初勝利


いやー長かった!いや、長くないんだけど(笑)


開幕からリーグ戦2試合勝てないまま迎えたカップ戦。今季から大きく形式を変え【J1~J3のチーム全てが参加するトーナメントになった】ルヴァンカップ。 

初戦の相手が昨シーズンのJ3覇者にして今季J2でも実力を発揮している、愛媛FC。

リーグ戦では、初戦は秋田に勝っているし、2戦目は清水を大いに苦しめた難敵だ。お互いメンバーを大きく変えることになるだろうが、苦戦はするだろうなと予想してたら、その予想を超える「死闘」となった。

なんと生放送してくれているlemino公式がYouTubeでハイライトまで載せてくれるという親切ぶり。ありがたし!!

細かいことは後述するとして、まずは勝てたことを(しかもJ2同士の1戦で勝てたことを)喜びたいと思う。

よっしゃぁぁあぁあ!!!!

そして、この平日ナイターで気温も寒い中で頑張って応援してくれていた現地サポーターに感謝!!最高だぜ\(^o^)/

推し選手が監督とコーチかな?…と肩を組むという謎の激レアシチュエーション。選手とは組まないんかい。


良かった点


・瀬畠義成 CBは攻撃面に関して言えばかなり良かった。もっと強度が高い相手になった時にどうなるかがまだ分からないけど続けて見てみたい。また瀬畠の視野やパスセンスを見た他のCB陣が自分のプレーに取り入れてくれるといいなと思う。

ちょっと目付きが違うよね。

・田中隼人はバケモノ。なんでこんないい選手貸してくれてんの?ていうかなんで柏で出れてなかったの?!

もはや主力として欠かせない存在となっている田中隼人。レンタル選手が主力となるのは危険ではあるのだけど…一旦完全移籍してくれてもいいのよ。


・みなぎる外国籍選手パワー。特にマルコス&マテウスは攻守に効きまくっていた。マテウス2得点おめでとう!!エジガルの開始早々ゴールも素晴らしかった。

エジガル。本当にゴールが似合う男だ


・攻撃の組み立てに関してかなり改善されてた印象。選手が違うからというのもあるけど、藤枝戦や仙台戦の課題の改善に、この短い期間で真剣に取り組んだんだなと思わせてくれた。長崎の1点目、2点目は改善してきた点がもろに見える好例だという認識。

・フアンマに今季初ゴール。ここからノッてきてくれるといい。また、審判への不服のあまりボールを地面に叩きつけてイエローカードも1枚ゲットしたことも併せて書いておきます。もはやエンターテインメント。

落ち着いてど真ん中という謎のパワーワードを実況解説に発言させたPK。


反省点


・ただチームのクオリティ自体は愛媛が上だったように見えた。今何をすべきか、何を狙うかという意思統一がしっかり成されていたように見えた。いいチームだと褒めたいのと同時に、長崎も個人の力量による局所戦を抑えて試合の流れを掴むだけではなく、チーム全体で試合を制圧できるようになりたい。

・さっちゃん気合入ってるしガッツあるのは伝わるし、実はかなり気が利く動きもできてたけども、守備の際2失点に大きく絡んでしまったのは、まだ不慣れなポジションだからというだけなのか。さっちゃんにはかなり期待してるので頑張ってほしい。(なんならユース卒組で1番好きなのよ)

必ずまた機会は巡ってくる。決して悪いばかりではなかったし、なんなら米田にはできないであろう判断もしていた。今度はさらに活躍を期待したい。


・カップ戦だからカウントしないだろうけど、年間35失点未満を目指してるチームがこんなバカ試合したらあかんぜよ\(^o^)/

他にもあるけどちょっと別項目で。

私見1 スライディングタックルについて


正直余程のことがない限りしない方がよいもんだと思った。ぶっちゃけこの試合を危ないものにしたのはこちらの余計なスライディングのせいで、勝てたのは愛媛の余計なスライディングのおかげだったから。

改めてハイライトを見ると

長崎の1失点目は明らかにボールと逆足にスライディングにいってのファウルによるPK

愛媛の3失点目は飯尾へ完全に遅れてスライディングにいってのファウルによりPK。

また愛媛の韓国人選手パク・ゴヌの「警告を貰うようなファウルじゃないと思ってるのお前だけだよ…」って言いたくなるようなスライディングタックルは試合の趨勢を決めることとなった。同じシチュエーションで2回やらかして退場になるのはさすがに若すぎた。

傍から見てる限りはどのスライディングも要らんファウルだったと思う。現場目線はわからないのだけど、間に合うと思ってても…届くと思っててもそうならないことが多すぎるので、できる限りスライディングは避けた方がよいのではないのだろうか。

思えば昨シーズンも余計なスライディングでの退場や余計なファウルでの失点に泣いた試合があったわけで。ぶっちゃけ第2節仙台戦も客視点で見たらだけど…余計なファウルからのセットプレーで決められてるわけだ。

スライディングタックルというもの自体はファイト溢れるプレーに見えるけども、特にペナルティエリア内ではわざわざ滑る必要があるのかどうか、慎重に見ていきたい。


私見2 ビルドアップという言葉


ビルドアップとは、英語で「作り上げる」「築き上げる」という意味を持ち、サッカーでは「攻撃を構築する」意味として用いられます。 DFや守備的MFが、自陣の後方から前方まで主にパスを活用してボールを運んでいくことが一般的なビルドアップの解釈となります。

私見ということで…しかも最近ふと思った考えなので話半分に読んでほしいのだけど、

この「パスを繋いでいく」ということと別に「相手にパスを繋いでくると刷り込む」という意味もあるように思えるし、
「相手にボールを奪えるんじゃないかと思わせて…なんなら多少危ない場面になることがあっても…相手を食いつかせることが目的」って思えるようになった。

なぜこれを書くかというとコレである。

愛媛側を「長崎は後ろから繋いでくるから前にプレッシャーかけてミスを誘おうぜ」みたいな感じで前がかりな守備を誘っておいて一気に相手の後ろにズドンと刺してるわけである。

相手に後ろに引いて守られたらこの攻撃は成立しないわけで。それならそれで違う選択肢を取れるんだけど。

義成のロングパスの技術を褒めるべきでもあるけど、チームの狙いとしてこれはあるんやないかと思えた。

そして、相手チームの意思疎通を破壊する意味もあるわけで。
=前線の選手は前からボールを奪いに行きたいのに、後ろの選手は背後に抜けられるのを気にしてあまり前に出れなくなる。
=相手の陣形がスカスカになって、こちらは今度は中盤を制圧しやすくなる。

そういう「試合を組み立てるという意味のビルドアップ」という側面もあったりするのかなとか思ったり。

なんにせよ、この一見リスキーな後ろからのパスを繋いでいくスタイルについては、仮に失敗しようとあまりぎゃーぎゃー言いすぎず、あれこれ勉強しながらじっくり見ていきたい。


愛媛は強かったよ


さてお互いにリーグ戦とはスタメンを入れ替えた中で、それでも延長までもつれ込んだ殴り合いの熱戦だったわけだけど、愛媛FCは強かったと思う。

僕個人の感覚の話だけど、愛媛さんはとにかく前へ進むという意識が強く、でも闇雲にプレーするのではなくて丁寧にやっていこうってスタイルのように見えて昨季のJ3王者の強さを感じ取れた。

秋田に勝ち清水を苦しめたそのクオリティを感じさせた。

そして徳重である。何度もこっちのシュートを阻んでくれちゃって。流石としか言いようがなかった。

また近いうちにリーグ戦でも当たるが全く油断ならない相手だと認識できた。


そして清水戦へ


言うまでもない強敵


開幕から2連勝を飾っているのは甲府、山形、そして次の相手の清水である。J2最強クラスのチームだ。

今更色々説明する必要はないだろう。元日本代表の乾貴士を中心とした攻撃の破壊力とクオリティの高さ、同じく元日本代表の権田を中心とした守備の硬さは流石である。

昨季の秋葉監督の就任から、その実力を理想のサッカーの構築などに使うのではなくて、
とにかく選手個人の力を存分に発揮させアグレッシブにその試合を勝つことに集中させるようなベクトルのチームになったのではないかと感じている次第だ。


やはり攻撃に回った時の高いクオリティは見事の一言。愛媛のGK 辻の大活躍がなければ大差になっていてもおかしくなかった。

しかし愛媛としても(ハイライトに載ってる以外にも)数多くのチャンスを作っており、こちらも権田の活躍がなければ無傷では済んでいなかったはず。


受けに回るな


元々のスタイルが勢いを持って相手を呑み込むようなサッカーを展開するうえに、2連勝ということもありそれはもう勢いがあるチームだと思うのだが、だからといって受けに回って耐えるのが得策なのかと言えばそうではないように思う。

引いた相手を押し潰すことが得意なチームぽいこともあるのだが、ぶっちゃけ優勝を目指すのなら当然ながら彼らの上をいかなければならないのだ。

オリジナル10であり名門であり、そしてJ2最大の脅威として君臨することにリスペクトは必要だが、リスペクトしすぎて萎縮することなどもってのほかである。うちだって強えはずだし、しかも長崎ホームなのだから。

存分に思いっきりプレーしながら、抜け目なく勝ち筋を探して負け筋を潰して、リーグ戦初勝利を飾ってほしい。

まぁそんなことは選手たちが1番わかってるのだけどもね。


清水の強さとは


色んな意見があるとは思うが、個人的には選手たちの質に他ならないと思ってる。長崎も選手個人の質は凄いはずなんだけども、ちょっとまた意味合いが異なるというか…

なんというかどの選手も頭の回転が早いのである。

監督やコーチの事前のスカウティングや選手たちへの落とし込みもあるのだろうが、
「実際フィールド上で今どうするのが効果的か」ということを多くの選手が共通して考えていくことに長けているというか。その上で持ち前の高いスキルや運動能力を効果的に発揮してくる感じ。

仮に共通して意識をできなくても、ある一人の選手の動きを機に周りがパッと「こうしたらいい」と気付けたりするのもある気がしてる。

その1人は言うまでもなく彼だ。



正直J2におけるバグとも言っていいレベルの選手で、とんでもない技術もありハートも強い、守備も何気に献身的にこなす。そして何より視野が広く頭もキレるのだ。

昨シーズンの清水の復調は秋葉監督が彼の起用とピッチ内での一定の自由を与えたことが最大の要因かと思ってる。

それだけのスペシャルな選手であるため、乾が起点となることがあるとやはり目立つので「戦術乾」との揶揄もされていたことも。

色んな試合を見てて彼の一番凄いところは「相手にとって1番イヤなところを見つけてそこを使える能力が恐ろしく高い」ということだ。上記に貼り付けた前節のハイライトにおいても、清水的には最高の…愛媛的には最悪の場所でボールを受けている。

長崎の攻撃時には恐れることなく攻め込みつつ、彼の位置だけは常に把握しておきたい。

味方にいたら本当に頼もしいし応援したくなる選手なのだなとも思う。


某チームからのレンタルできたアイツ


さて、ちょっとくらい名前は聞いたことがあるかもしれない。ルーカス・ブラガ。

未だに違約金を払わないあのクラブよりレンタルでやってきた選手である。

(僕個人は前任者に対してのヘイトや落胆は落ち着いているし結果オーライかなと思ってて、あのクラブ…というかオーナー?のやり口に対して制裁が下ればいいなくらいの軽い考えになったことも併せて記載しておく。便乗してうちを煽りまくってくるそこのサポーターは地獄に落ちたらいいと思う)

スーパーサブ的な起用にはなるかと思うが、テクニックと反射神経に優れた選手かなと見えるものの、

う ち の マ ル コ ス の ほ う が す ご い ぞ !

ちょっと興味本位でどんな選手なのか見れたならいいなと思う。超ハズレであったなら更にいい。


注目選手を選べない問題


前節スタメン


チームの要的な意味では乾。僕個人の興味でルーカス・ブラガを記載したが、ぶっちゃけ全員要注意選手なのである。

今季キャプテンを務めるストライカーの北川は得点能力だけでなくポストプレーも上手いしチームの士気を高める意味でも怖い。

左サイドの山原の快速は、こちらも快速揃いと言えども苦労するかもしれない。

カルリーニョスジュニオの抜け目の無さと技術の高さには昨季得点を多くあげたのも頷ける。

ボランチの2人も安定感抜群で視野も広く運動量も多い。チームの重心としての役目をかなり高いレベルでこなしている。

右の松崎や原も、こちらの隙を的確に突いてきそうな怖い選手たちだ。特に松崎は左利きの右SHであるためカットインからのシュートや巻いてくるクロスには注意だ。

相手選手全員が要注意なら、当然こちらも全員が注目選手になる。ピッチで、いついかなる時も一切気を抜くことなくそれでいて相手を上回ってほしいし、それができる長崎であると信じ応援していくつもりだ。

キャプテン、秋野を中心に「こじんまり」とではないまとまりをもって試合に臨みたい。


日程不利は本当に不利なのか


清水は前節から約1週間空いてるのに対して、我々は中3日での試合となる。これを体力的な面や使える選手が限られる面では不利と捉えるのはそれはそうかもしれないが、昨シーズンの甲府を思い出してほしい。ACLでの国間の大移動を挟んでも調子を落とさないどころか余計に強さを増したのである。キツかったのはキツかったらしいが、余計にテンションが上がったという選手たちのインタビューもあったりする。(今回の相手は甲府ではないので貼らないが)

そう考えると、勢いをつけるという意味でルヴァンカップの勝利はもってこいの勝ち方だったと思う。内容としてはまだ物足りない部分は多くあるにしても、何としても勝つという気持ちを形にできたのは得がたい経験だ。

また試合数をひとつ多くこなしてるということは、実戦経験を多く積んでいるということでもある。中3日では多くのことはできないと思うが、僕個人としては体力的なキツさより各々の実力向上に役立ってる面の方が大きいと思いたい。


弱点?


さて、ここまで散々エスパルスを強い強いと書いてみたが、なんだかんだ結構ピンチの場面も迎えている。
攻撃的にいきたいチームなだけにボールを奪われ裏返された時に人が残っておらず…また切り替えが間に合わず大きなピンチを招きやすかったりというのもある。攻める気満々すぎなのである。

うちの方が強い!だから攻めれるんだ!というマインドなのであれば、…ぶっちゃけ他チームを下に見ているようなプレーをしてくれるのであれば付け入る隙はあるのかもしれないなと思ったり。

まぁそんな緩みはなさそうではあるけど(じゃあ書くなよ)
攻撃志向が高いチームなら、ボール奪取からのカウンターはかなり有効打になりうるのは長崎の選手たちもわかってるはずだ。

~重大な追記~

(カウンターだけを狙って守備的にいけといってるわけではなくて…それだとここまでの話と矛盾するし…、当然こちらもボールを支配し積極的にゴールを狙う試合を展開しようとするべきだけど、相手ボールの際にボールを奪った際は、変にキープするよりまずはカウンターはどんどん狙っていってもいいって話ね)

サイドの差し合いは試合の中でもかなり重要な部分となりそうな予感がしてる。昨季に引き続き米田と増山の頑張りは大事になりそうな気がする。



おまけ


元日本代表GK権田修一



気性の激しさや味方への過剰な厳しさが取り沙汰されやすい権田だが、実に穏やかにわかりやすく、子供たちに受け入れられやすい話をする男だなぁと感心した。

またこんな活動も。

この講演の中で子供たちとPK勝負を行っていたようなのだが、キッカー側が全員男子だったらしく、それに気付いた権田が「女の子でも蹴りたい子いる?」と聞いてみたとのこと。それから女子も多くの手をあげていたというエピソードが。

当たり前のことかもしれないが、そこに気付いて言葉を出せるのは実はそんな簡単なことでもなくて。

でも得点は決めさせてもらうぜー。


秋葉×焼肉


あんたなにしてんすか…


マテウスさん、ぱねぇっす



ルヴァン勝利後の監督コメント

彼は少しウェイトオーバーしている状態で今季をスタートさせていたので、体を絞ることを伝えていました。そこで彼はシーズンが始まってからずっと続けてくれたんですけど、まさか今日、120分間体力が持つとは思っていませんでした。まずは120分間しっかり戦い、走って、プレーしてくれたことには驚いていますし…(略)

ルヴァンカップ1回戦後 下平監督コメント

試合後の選手インタビューによると

疲れた中でマサルとポジションを変わってもらって、僕のためにも走ってもらいましたし…(略)

マテウス談

監督指示だったのか独断なのかとても気になる…(笑)

もうこの笑顔を向けられならなんも文句言えんすよ


今回は推させてくれ


マルコスさぁぁぁん!!!!!!!

あなた120分突っ走りすぎです!!足をつっても、ずっと攻守共に爆走し続けてスピードも落ちなくてもうホントに感動しましたですよ!!!

お身体は大丈夫ですか!!清水戦は出ますか!?出ても出なくても応援するからね!!うわぁぁぁん!!!

相手を置き去りにするような(味方も追いつけないような)…また相手の攻撃に全力疾走して追いついて守備をするシーンを何度も何度も見せてくれた。こんな選手、推さない方がおかしい。


私事1


ユニ購入予約+V-lovers加入しましたですよ。


俺も本気である。


私事2


清水戦、トラスタ参戦予定です!!夜勤明けでそのまま、ちょっと食って酒飲んで、そのままゴール裏の片隅に生息してると思います!なんかSNSでご連絡くださった後に声とかかけてもらえると大変嬉しいですが、放置しておいても構いません。基本的に無害です。皆様よろしくお願いします。


さて、今回はかなり内容が薄いですがここまでとさせてもらいます。

ご覧いただきありがとうございました!誤字脱字等随時修正加筆致します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?