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ある選手を応援する話


普段から僕のnoteを読んでいたり、僕とサッカー観戦絡みで関わりがある方ならどの選手のことか理解してくれてるのではないかと思う。


※今回YouTube動画の時間指定再生リンクの貼り付けを試験的に試みています。



まずは本文を読む前に、このpostをリポスト&ブックマークするべきだと思う。期限は5/13だ。急げ。今は今しかないのだ。上記リンクを開きリポストとブックマークを行うことに躊躇いを持ってはいけないのだ。(唐突過ぎ)



簡単に紹介


2023年7月に我らがV・ファーレン長崎に加入、そして恩師の後を追いブラジルに帰国するのではというサポーターの不安を振り払うように2024年シーズンは長崎との契約更新を行った。男前である。


そもそもの加入の経緯はカリーレ前監督が「日本に合うと思う」という理由で教え子を迎え入れたい旨のインタビューを読んだ気がする。マルコス本人としてもカリーレのことは尊敬していたようだが、サントス帰還にはついていかなかったようだ。

理由は色々あるだろうけど、行かなかった理由より残りたい理由が強かったのだと思いたい。



ブラジル、サンパウロ生まれの現28歳。
なんとアンダー世代のブラジル代表経験者で、17試合出場。6ゴールを決めている。

さすがにフル代表への出場はないものの、サッカー王国ブラジルでその経歴を持っていることが彼の実力を示すバロメーターともなるだろう。

クラブレベルではブラジル国内の名門リーグを中心にクロアチアやロシア、サウジアラビアでも活躍をしていた。


君がマルコス・ギリェルメを応援してもいい無限の理由のうち特に抜粋するいくつかの理由


①めちゃくちゃ足が速い


最高速度も速いが、一瞬での加速も凄い。相手を置き去りにして突き進んだり、間に合いそうにないボールに間に合ったりすることもよく見る光景。

②外国籍選手にありがちな「守備サボるマン」とは一線を画する、守備意識の高さ


上手いというよりは懸命な守備をする印象だけども、とにかく守備を決してサボらないのだ。そして、スピードと守備意識の高さの合わせ技をよく見せるのも特徴だ。相手保持のボールへの寄せがデタラメに速い。献身的とさえ言える。


他にもお気に入りのプレーがこれである。

魂のプレスバックである。

③スキルも高い


①で書いたスピードを持ちながらも技術レベルも非常に高いのである。2023年には3アシストをキメているが中でも印象深いのがこのゴールのアシストだ。

実に冷静に密集の裏を突くラストパスを送っている。そしてこのゴール、澤田崇とマルコスという、長崎きってのスピードタイプのハードワーカーが見せた美しいゴールでもある。

他のサイドアタッカー陣(増山、笠柳、松澤)に比べ、サイドでの攻撃時はあまり自分でドリブルで相手に仕掛けるタイプではなくパスを選択することが多い。慎重派なのかとも思えるが、別に自信がないのではなく「そうした方がいいから」そうしてるだけだと思う。


④今年はゴールを決めてくれている


さてさて。2023年度は出場機会に対してとにかくゴールが少なかった。というかノーゴールだった。

が、今年はまだ折り返しにもなっていない第14節終了時点で2ゴール1アシスト。

第13節秋田戦では自身のゴールに加え、逆転弾への大きな関与も見せている。(そのまま勝っていればきっとスーパーヒーロー扱いだったはず。惜しい。)


ここからが本番


長崎サポーターなら彼が速くて上手いことなんてわかってるはず。だが、本当に彼を推したい理由はここからだ。

⑤仲間想い


マルコスのプレーの中でも好きなシーンなのだが、

去年の試合だが、右サイドバックに入った岡野に対し絶妙のラストパスを出すシーン。この身のこなしも見事なのだが、惜しくも外れたシュートに悔しがる岡野に対し労う姿が。
試合中はクールなことが多いマルコスの漢気を感じるシーンだった。

なお、岡野とのハイ?タッチに続くシーンではまたしてもアシスト未遂が見れるのでぜひ。

この他にも味方の惜しいシーンなどには拍手をしたりする彼の姿をよく見かけていた。

仲間の活躍を讃えられる男なのだ。


⑥多分…いや間違いなく長崎サポのこと大好き


彼にとってきっとカルチャーショックであったと思う、2023年のホーム熊本戦後のカンターレ。

嬉しそうにカンターレを教えるカイオとはしゃぐ波多野豪がもはや懐かしい。

また2024年度のキックオフミーティングではこんな発言も。


サポーターに対しての逆質問コーナーで、好きなチャントはカンターレかV-roadかだなんて質問を外国籍選手が思い付くことが僕にはビックリだった。

インタビューなどでもサポーターに対する気持ちは事ある毎に口にしている。

ピッチサイド席で試合を観戦していたSNSでの友人から教えてもらったことなのだが、

プレーが止まった際にマルコスが近くにいた際に、「マルコス、頑張れー!」と声援に、彼は手を上げて応えてくれたという。

また試合後にピッチ内を選手が挨拶して回ってる時の事だが、マルコスは声援の一つ一つにしっかり応えてくれてる印象だったという。

彼が居た場所の後方の席の小さな子供が、マルコスが通り過ぎた後に「マルコスー!」と呼びかけた際には、振り返って笑顔で応えていたというエピソードも教えて頂いた。

しかもこれは満員プロジェクトが開催された秋田戦…つまりものすごい大音量の応援がなされている中での話なのだ。

(ちなみに、他の外国籍選手も非常にサポーターを大事にしてくれていると感じる。日本人選手ももちろんそうだけどさ。)


⑦盟友マテウスとの関わりが面白い


2024シーズン、恐るべき大活躍を果たしているマテウス・ジェズスとは大の仲良しである。

まずはこれだ。できればフルで見てほしい(笑)

絶対キャラじゃないのに頑張ってくれてる(笑)
ぶいえすヴィヴィくんの中でも過去最高のグダグダさを誇る神回だ。ツボにハマるマテウスを見てこっちまで爆笑してしまう(笑)


マルコス⇌マテウス間はかなり意思疎通が取れているのか決定的なパスが繋がることも多いのだが、マルコスの人の良さと慎重さがなせる技なのか、自分で撃っていいシーンでわざわざマテウスに決めさせようとするシーンが結構多い(笑)。

試合後のグリーティングもこの2人は一緒にいることが多い。フアンマやエジガルを加えて話しながら場内を回ることも。


だいたいセットな6と7
実に絵になる


⑧クールなようで結構熱い



冒頭の試合は…うっ頭が…

しかしどれだけの気持ちを持って日本に来たのかが伺える動画だ。


動画後半にはインタビューも。今季やや精彩を欠いていたマルコス復活の兆しになる活躍であってほしい。
メンタルうんぬんは彼の事情に属することになるため今回は触れません。その事情がなくても俺はマルコスを推してたわけですし。長崎新聞さんの記事をググってみたらいいと思います。


結局僕がマルコスを推す理由


プレーぶりが好きなタイプ(爆走系)なのもあるし、「サポーターのことが多分大好き」という理由は僕の中ではかなり大きくて。

でも多分「勘」だったかなと思います。めっちゃいい選手じゃね?ってなんか思っちゃったんですもの。


【追記】


大事なことを書き忘れていた!

彼は趣味…というには随分な腕前でギターを弾くのだ。

ギターを弾いている姿はたまにインスタのストーリーズであげている。

母国のミュージシャンとライブに出たりもしたようだ。長崎でもいつかライブしてくれるといいなと思う。J1昇格パーティとかで。


あと長崎の選手の例に漏れず家族大好き人間でもある。


子供たちみんなかわいいな///

というわけで、皆様投票よろしくお願いします(^q^)


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