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いよいよ! 加熱型押し・箔押し加工がスタートします!

こんにちは、紙谷 刷太郎です。

特殊な紙 OKフロートを使うエモいポストカードは表面と裏面を無事に印刷することができました。いよいよここからが今回の製作の見せ場であり山場でもある、加熱型押し(ホットスタンプ)と、箔押し加工に入っていきますっ!

加熱型押し(ホットスタンプ)と、箔押し加工をしていただく、箔押し加工会社さんがすでに何度かご紹介しているコスモテックさんになります~。

 「それでは、どうぞよろしくお願いします~!」
(下はコスモテックさんの note です)

○ 使用する金属の版は全部で8種!!!

5種類のMONQさんのイラストがポストカードになるのですが、今回コスモテックさんで加工のためご用意いただいた金属の版は『何と!全部で8種類もありますっ!』

5種類のポストカードの中には、加熱型押し(ホットスタンプ)と箔押し加工の2つの加工を組み合わせることで完成する作品もあるのですっ!!

めちゃくちゃ豪華仕様なのですっ。
では、まず今回使用する金属の版からご覧くださいっ!!!

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すでに何かただならぬオーラが8種の金属の版から漂っておりますっ…
そしてさらに版をよーく見ると、金属の版でも色や材質がいくつか存在しているのがお分かりになりますでしょうか?

コスモテックさんに違いについて聞いてみたところ、
金属の版には銅や亜鉛、マグネシウムなどいくつかの種類があって、普段は「金属版」としてまとめて呼ばれているのですが、例えばイラストの細かい線までを箔押しできれいに表現したい時は亜鉛版を使用するなど、その目的や表現に応じて『版を使い分けている』ということです。

版の使い分けについては、以前コスモテックさんが note にまとめておりましたので、こちらをご覧くださいっ!(下記)

「おぉ、加工に入る前からすでに めちゃくちゃ手間暇がかけられているではないですか~!」と、OKフロートを使用したエモいポストカードにかける意気込みがコスモテックさんからひしひしと伝わってきました!

この金属の版を箔押しの機械に取り付けて、まずは1つ目の作品の加工へと入っていきます!

○ MONQさんの繊細なイラストを加熱型押しによる紙色の変化だけで表現する!

さて、いきなりハードルが高いテーマに挑戦することになったのです(汗)

MONQさんのイラストを、印刷を使わずにOKフロートの特徴の1つである加熱型押しによる色の変化だけで表現しようということで、まず1つめの作品の加工がスタートしましたっ!

MONQさんのイラストといえば、鮮やかできれいな色を使った作品が印象的です(MONQさんのイラストは下記のTwitterからご覧頂けますっ!)


1つめのポストカードで使用する紙は 、以前ご紹介した「ソフトピンク」という色の名をもつOKフロートで、やさしい色味が特徴なのですっ。

印刷をせず、また使用する紙の色そのものが淡いピンク色なので、MONQさんのイラストと合わさった完成系の仕上がりイメージがなかなか想像できず、終始ドキドキ、ワクワクすることになるのでしたっ! 

「はたしてどうなるのか……っ」

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使用する紙はOKフロートのソフトピンク


そして、加工に使用する金属の版がこちらの2種類になりますっ!

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上の写真の金属の版は「亜鉛」製ですっ

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こちらの金属の版は「マグネシウム」製ですっ


上が加熱型押し用にコスモテックさんがご用意していただいた版で(近くで版を見ると超絶繊細な仕上がり!なんだこれは~!!驚)、下の版が箔押しのための版になります。

あと、おまけに今回活躍することになる機械も少しだけっ! ちらり。

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「さて、主役は全員揃いましたっ!!!」

ということで次回は、実際の加工の様子をできる限りくわしくお伝えしていきます~。本日も長文をお読みくださりありがとうございました~。

わたくし紙谷 刷太郎がご案内しました~。


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