神セーブ的 ニッパツ横浜FCシーガルズ 対 静岡SSUボニータ戦レビュー

ニッパツ横浜FCシーガルズ 対 静岡SSUボニータ戦、レビューしていきます。

スタメン


横浜は上記のような配置。
開幕戦から3人の変更、ポジションも変えてきました。

ボニータは開幕戦から1人変更。
三輪選手が右サイドハーフに入り林選手がインサイドハーフに。

苦しい立ち上がり

6分、CKの流れから横浜の左サイドの攻撃。
ニアゾーンを攻略されて、クロスを河野選手にヒールで合わせられ先制を許してしまったボニータ。

ニアゾーンに侵入されるまでのマークがやや緩く、クロスも先に触れずにゴール。

球際の厳しさなど、プレー強度はトレーニングから上げていきたい。

さらに10分、彦坂選手の裏をスタメン起用された蔵田選手のスピードで突破される。

塩澤選手のカバーリングでボールを奪ったあと、蔵田選手のトリッピングがあったが流されてしまい、
彦坂選手がクリア出来ずにいたところを再度横浜に拾われて、彦坂選手のプッシングでPKを献上。

彦坂選手のプッシングはPK妥当な判定だが、塩澤選手へのトリッピングも明らかで、ボニータにとっては不利な判定で試合を壊されてしまった。

PKを決められて0-2ビハインドと最悪な形の立ち上がりとなった。

アンカー交代

徐々に落ち着きを取り戻したボニータ。
中盤でパスが繋がった時はチャンスになりそうな雰囲気は漂っていた。

しかし横浜に押し込まれることも多く、CF山本心選手が孤立する事が多く、起点が作れない。

33分、アンカーの日野選手に代わり、高島選手が入る。
日野選手は怪我した様子はなく、交代の意図はわからない。
雨のスリッピーなピッチで普段よりミスが多かったように見えた日野選手のプレーに本田監督は納得いかなかったのだろうか。

高島選手は日野選手のようにロングフィードは見られなかったが、細かいパス交換からリズムを作っていった。

勝負に出た本田監督!

0-2ビハインドで折り返したボニータ。
本田監督は後半から勝負に出る。

両サイドバックを交代し、右サイドバックに守屋選手、左サイドバックに白井選手を入れる。

梅津選手と高島選手のダブルボランチ、林選手と山本選手の2トップの4-4-2へ変更。

しかしまた後半立ち上がり、横浜の左サイドからの攻撃。
クロスが流れてミドルシュートを撃たれる。
白井選手がブロックに飛び込んでいくが、不運にも上に上がった手に当たりハンドでPKの判定

不運な形で0-3ビハインドとなってしまった。

ボニータの反撃!

2トップにしたことで守備時4-4-2で守る横浜に対してマンツーマンを強いる形になり、山本心選手が横浜DFラインの裏で起点を作り始めた。

69分に疲れの見えた山本心選手に替えて中川瑚々選手が入る。

74分、塩澤選手から鋭い縦パスが入る。
三輪選手が素晴らしいトラップで高島選手とパス交換。
その間にロングスプリントでトップスピードに乗った守屋栞奈選手へ高島選手の素晴らしいパスが通り、右サイドを突破!!

守屋選手からのクロスに中川選手がニアで潰れてファーサイドで待っていた土屋佑津季選手が冷静に蹴り込んで1点を返した!!

その後中川選手が足を痛めて担架で運ばれ、金丸選手が入った。
中川選手の怪我が軽傷であってほしいが…

その後良い形の攻撃もあったが
1-3で横浜の勝利で試合終了…

白井未来 選手

後半開始から左サイドバックに入った白井未来選手。
2月の決起集会にも参加してくださいました。

その時聞いた話ではシャドーやサイドハーフをやっているとのことだったので、サイドバックは慣れないポジションだったかもしれません。

不運なハンドでPKを取られてしまったのは仕方ない。

終盤は技術の高さ、連続してプレーできるクイックネス、ポジショニングの良さからサッカーIQの高さも感じました。

小気味良いパスワークで土屋選手・梅津選手とチャンスメイク。

次節はスタートから見たい選手です。

次節に向けての改善点

林知奈選手の起用法

林選手は高さとスピードがストロングポイントだと思いますが、プレーの連続性、クイックネス、スタミナ面はウィークポイント(伸びしろ)かなと思います。

この試合では横浜の早いプレスに苦戦。
中盤でポゼッションを高めるには三輪選手がここに入った方が良さそうだと感じました。

やはり林選手はCFが合うのでは。

守屋選手の起用法

右サイドバックでゴールに絡んだ守屋選手。
やはりあのスピード、突破力は魅力
高い位置で突破させる回数を増やすためにもやはり右サイドハーフでの起用が良いのではないかと感じました。

評価を高めた 高島絢音 選手

日野選手に替わって入った高島選手。
日野選手の方がロングパスを出せるキック力、空中戦の強さはあると思いますが、細かいパスワーク、プレーの正確性は高島選手のストロングポイントなのかなと感じました。

得点にも絡んだ高島選手。
ボランチのポジション争いも激化しそうな予感。

次節はホームゆめりあで名古屋と対戦。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

頑張れボニータ!

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