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神セーブ的 スペランツァ大阪 対 静岡SSUボニータ レビュー!

こんばんは、神セーブです。
なでしこリーグ第4節、スペランツァ大阪 対 静岡SSUボニータ の試合、レビューしていきます。


スタメン

大阪は前節と同じメンバーをベースに、平岩選手がスタメンに入りました。

ボニータは前節の4-1-4-1ではなく、3バックの3-4-1-2を採用。

GKは高橋美春選手が今季初スタメン。
右から彦坂選手・山田選手・塩澤選手。
守屋選手が右のWB、左は初スタメン白井未来選手。
梅津選手・高島選手のダブルボランチに林知奈選手がトップ下。
三輪選手と土屋選手が2トップ。

前半

プレビューで書いた通り、大阪は中盤・最終ラインでプレッシャーがかかるとロングボールを蹴ってくるため、そのボールを跳ね返してセカンドボール回収の流れが出来ており、ボニータが優位に試合を進める。

18分、上の図のような形でプレスがはまり、大阪のボランチがコントロールミスした所を白井選手がカット。
ボニータのショートカウンター発動。

梅津選手→林選手→三輪選手と繋がりシュートを放ちますが、大阪GK井上選手がビッグセーブ。

26分、CKから塩澤選手のヘディングシュートが枠を捕らえますが、ここも井上選手が片手でギリギリ掻き出しました。

このあと林選手のシュートもありましたが決められず、0-0で前半を終えます。

後半

49分にも土屋選手がシュートを放ちますが枠外。

75分、ボニータ最大のピンチ。
南山選手の浮き球のパスに走り込んだ途中出場の増永選手が走り込みクロス。
深澤選手へのパスはカットしますが、こぼれ球に谷口選手がミドルシュート。
ゴール右隅に飛んだボールは高橋美春選手がビッグセーブ!!

85分守屋選手のロングボールに途中出場していた山本心選手が反応。
GK井上選手が飛び出してきて、山本心選手にパンチングするような形で接触。
個人的にはGKのファウルでPKの判定が妥当のように思えましたが、ボニータのファウル判定で大阪ボールに。

東京五輪の時は同様の形でPKが与えられたプレーがあったので、疑問の残るジャッジでした。

そしてこのまま0-0で試合終了。

総括

前半の決定機をものにしたかったですが、相手GKを褒めるべきセーブだったので、裏抜けからの攻撃は次節以降も継続していってほしい。

サイドからはもう少しシンプルなクロスを増やしても良いかも。
守屋選手のスピードを活かす場面が今日は無かったので、
守屋選手は裏のスペースで受ける意識を高めてスプリント回数を増やしてほしいし、周りの選手は守屋選手のランニングを見逃さずにサイド裏のスペースへパスを出せばビッグチャンスが作れそう。

高橋美春選手勝点1をもたらしたビッグセーブは素晴らしかった。

彦坂選手・山田選手・塩澤選手の3バックは相手FWにほとんど仕事をさせず、空中戦もほぼ勝利し、WB裏のスペースカバー、ラインコントロールも素晴らしかったです。

塩澤選手が左でビルドアップがやりにくそうだったので、昨シーズンのように山田選手左の方がビルドアップはより安定するかも。

左WBの白井未来選手は派手なプレーは無かったものの、安定した守備、最後まで走れるスタミナ、ボランチやFWと連携して小気味よくパスを繋いでボールポゼッションを高めて攻撃に転じる部分で大きく貢献していました。

林知奈選手トップ下からPA内に入っていくプレー、チャンスメイクは良かった。

今日も2枚しか交代枠を使わなかった本田監督ですが、今日はボニータペースの試合だったので替えない理由も理解できます。

次節は4/13(土)13:00
アウェイ 愛媛で愛媛レディースとの試合です。
次節今シーズン初勝利を掴みましょう!

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!


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