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神セーブ的 静岡SSUボニータ 対 愛媛FCレディース レビュー!!

こんばんは、神セーブです。
静岡SSUボニータ 対 愛媛FCレディースの試合、レビューしていきます。

スタメン

ボニータは前節顔を負傷した塩澤優選手がフェイスガードを着用してスタメン出場。

右のサイドハーフに中島咲友菜選手が初スタメン。

愛媛は前節から2人変更、シャドーに小島選手、CBに前田選手が入りました。

前半

ボニータの守備

前節は大阪のシャドーを捕まえるのに苦戦したボニータ。
今節は愛媛のシャドーがあまり裏のスペースに飛び出す動きが少なかったこともあり、マークの受け渡しがうまく出来ていました。

上の図のような形で、田子選手には山田優衣選手がマンマーク気味に付き、
シャドーの選手が中央にいるときは梅津選手・高島選手の2人がマークし、サイドに流れてきたらサイドバックが対応するという、基本的なゾーンディフェンス。

序盤は愛媛が押し込んでいましたが、ボニータは守備の連係が良く、この時間帯を無失点で凌ぎます。

先制点!!

8分、愛媛DF村上選手のパスを出す瞬間に足を出してカットした土屋佑津季選手。
ドリブルで運び、村上選手を股抜きでかわしシュート!

このシュートはGKに弾かれますが、セカンドボールを狙っていた中島咲友菜選手が冷静にトラップして左隅に蹴り込んで先制!!

追加点!!

12分、梅津真央選手が中盤で相手からボールハント。
金丸選手に繋ぎ、白井選手・高島選手も絡んでアタッキングサードまでボールを運びます。

金丸選手の股抜きパスを受けた土屋選手が愛媛DF筬島選手を股抜き、村上選手をぶっちぎってゴールニアサイドに流し込み2-0!!

ビルドアップ

2-0とリードしたボニータ。
愛媛が5-4-1のミドルプレスで守ってきたため、ボニータは高島選手が最終ラインまで降りてきて、山田選手・塩澤選手と3人でボールを回す形を取る時間帯が見られました。

2-0リードでポゼッションを高め、ボールロストを減らすゲームコントロールは素晴らしかったです。

前半はパーフェクトの内容で折り返します。

後半

2点ビハインドの愛媛は後半から4-4-2に配置を変更。
DF村上選手に替えて毛利選手、右のサイドハーフに小島選手に替わり横山選手が入りました。

ボニータと4-4-2でかみ合う形でハイプレス気味で前に圧力を掛けて、得点を奪いにきました。

70分くらいまでは愛媛が攻勢ながらもボニータもポゼッションする時間があり、悪くない展開でした。

70分以降、疲労が出てきてロングボールの精度が落ち、雑にクリアする展開が増えてきたボニータ。

73分に金丸選手に替えて小島知佳子選手が入ります。

愛媛 流れを引き寄せるの得点

愛媛右サイドバックの黒岩選手、ボニータの選手の守備にも動じず素晴らしいクロスボールを供給。
そして素晴らしいマークを外す動きでニアサイドに入り込んできた久保田選手。

この失点に関してはかなりレベルの高いプレーが重なっているため、ボニータの守備が悪かったとは言えないかなという感想です。

フェイスガードを付けており、普段より視野が狭まっていたであろう塩澤優選手の死角を突いた久保田選手の動き出しは見事でした。

愛媛同点…

1点を返し勢いに乗る愛媛。
88分、クロスボールに対し愛媛9番久保田選手が守屋選手に乗りかかるようなプッシングをしながらヘディング。
明らかなファウルでしたが笛は鳴らず、松本苑佳選手のミドルシュートがゴールに吸い込まれてしまいます。

あれをノーファウルは厳しいですね…
完全なミスジャッジで勝点2を失ってしまったボニータ。

次節に向けて

終盤疲労が見えており、押し込まれていた時間帯で、もう少しポゼッションできれば良かったと思いました。
それ以外は内容的に素晴らしく、大阪戦からの成長も感じましたので、
自信を持って首位宮崎と戦ってきてほしいですね。

後は本田監督の選手交代策を含めた采配。
今節は1点返される前後で疲労が見えた選手が多かったので、ベンチメンバーを信じて、もう少し早い時間での交代策で勝点3を掴み取ってほしいです。

頑張れボニータ!!

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました!

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