1-5 業務分析と業務計画

◎パレート図とABC分析
→パレート図とは"棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフ"です。
棒グラフではデータを大きい順で並べ
折れ線グラフでは各データの「累計比率」を表します

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■ABC分析
→データをパレート図で表し、「データの重要度」に応じて、データを3つのグループにランク付けする分析方法です。

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◎ヒストグラムとレーダーチャート
→ヒストグラムとは、データをいくつかの区間に分けて、その区間ごとのデータの数を棒グラフで表したグラフです。
※棒グラフとの違いは棒グラフの横軸が独立した項目であるのに対し、ヒストグラムの横軸は連続した項目になるというところです。

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■レーダーチャート
→複数のデータを蜘蛛の巣のように放射状にあらわした図です。
このレーダーチャートを使うと、データ全体のバランスを見ることができます。

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◎散布図と回帰分析
■散布図
→2種類のデータの関係性を表す図です。この散布図は2つのデータの間にどんな関係性があるか(相関関係)を確認することができます。

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■回帰分析
→「回帰曲線」(散布図内の点が多く集まっているところにひいた直線)
を使って過去のデータがどのような原因によって引き起こされているのか分析し、将来を予測する手法です。たとえばビールの売り上げは暑い夏に伸びます。ビールの販売量と気温の高さには「正の相関」があるといえます。
【まとめ】
・パレート図→棒グラフと折れ線グラフを組み合わせたグラフ
もっとも重要なデータが横軸の左端に記載される為、重要な項目を一目で確認できる。
ABC分析→重要度でランク付けする。
・レーダーチャート→放射状の図
・散布図→相関関係は「正の相関」「負の相関」「相関なし」の3つ
・回帰分析→過去を分析して将来を予測する。

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