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Tiktok広告攻略ガイド(前編)

【自己紹介】

KAMIKAZE8のkazuyaと申します。
会社員としてECコンサルをしつつ、自身でも会社を持っており個人の方では広告の運用代行やUGC系クリエイティブの作成など請け負っています。

TikTok広告については広告がリリースされた初期から触らせて頂いており今回私が触ってきたTikTok広告を概要メインの前編と実践編メインの後編にわけて紹介できればと考えてます。

皆様の出稿の際の参考になればと思います。

【TikTokの広告って?】

TikTokは予約型広告(いわゆる純広)と少額から出稿できる運用型広告の2種類あります。
予約型広告はが必要金額が大きく最低数百万円~のメニューになります。
こちらは直接発注できず、気になる方はDACなどのレップに問い合わせましょう。
運用型広告は直接出稿が可能です。
TikTok運用型広告のポータルサイト

TikTok広告という名称ですが実際は管理画面から設定できる配信面が3つあります。

TikTok
言わずと知れたTiktok。 
公式資料では国内のユーザー数が950M(2019年)のままで更新がとまってますが中の人からの情報だと2000Mを超えているとの事。
日本国内だとFBが緩やかにユーザー数が減少しているのに対してTikTokは2019年ー2021年の2年間で約2倍になっています。
メディア露出やアップデートもどんどン行われているので2022年にはFBを
超える規模になるのでは予測されます。
 
<他SNSのユーザー推移>


<デモグラデータ(博報堂調査)>

ソース元

博報堂の調査記事によるとTikTokユーザーの平均は34歳との事ですが出稿してみた感覚としては絶対にもっと若い。
もしかしたらスピードで若年層に最適化かかっていて上の層には広告を
当てれていないのかもしれませんが10代後半ー30代前半がメイン層の印象

②キュレーションメディア
管理画面上でキュレーションメディアとありますが、こちらはBytedanceが運営しているBuzzVideoやTopBuzzの事を指してます。

BuzzVideo
TopBuzz

媒体資料に年齢層のデータが載っておりました。
こちらみるとかなり偏ったデモグラデータになっております。ユーザー数は記載がなく、ダウンロード数は2000万をこえたとの事。

ただ配信してみるとボリュームが出ない、、、ユーザー少ないのかな?
なのでピンポイントで以下ユーザー層に配信したいケース以外は特に意識しなくてもいいのかなと思います。

③Pangleについて
こちらはいわゆるアドネットワークです。
配信面はアプリが中心との事ですが、管理画面から配信先は見れませんw
ブラックボックスな部分が多いものの「ECやリード案件が爆発的に獲得できる」という噂が広がり、2020年アドアフィリエイター界隈でざわざわしました笑
抱えているユーザー数が多く、こちらの面で抱えているユーザ数はTikTokの数倍とも。
TikTok面ではなくこちらの面を専門的に攻略にかかっている方もいるぐらい今注目の配信面です。
 
【各面に配信してみた体感】
Tiktok面は20代前後の女性とそれを見にきているおじさん層(35以上)が多い印象。
Pangleはアプリなので若いと思いきや40歳以上のユーザーが多い印象。なので若い女性や、女性好き・もてたい願望の男性を狙いたいのならTikTok。おばさん・おじさんを狙うならPangle中心に攻略していくといったイメージです。


【TikTok広告の特徴】

①コンバージョンデータが重要
CVタグを埋めて取得したコンバージョンデータをもとに最適化がかかるので予算が少ない(日に獲得できるCV数が少ない)案件やタグが埋めれない案件は相性が悪い

②学習スピードが速い
コンバージョンが1件おきるとポンポンと連続してCVが起きます。
学習するには一定のコンバージョン数が必要といわれておりますが実際はコンバージョンが1~2件起きたらそこから続いてCVが発生しやすい印象です。

③クリエイティブが枯れるのも早い。
他の媒体に比べてクリエイティブが枯れるのが早い印象があります。
ただ案件によっても枯れの速度がことなるので、動画を定期的につくれる環境が必要と認識した上でスタートするのが良いと思います。

アップデートがしょっちゅうある
新しい機能やツールのアップデートが目まぐるしくあります。
これは発展途中のメディアだからこそかと思いますが、良くも悪くも
変わります笑
アップデートだと2021年はSparkAdsや動画編集ツールのリリースが
ありましたが2022年はどういった変化があるのか楽しみです。
個人的にはLemon8やU-Likeなども配信面として加わわらないかなーと
思ってます

【審査の通る商材・通らない商材】

TikTok広告にはLINEやスマートニュースの様な審査規定のページが無いので
私が確認したなかで審査が通らなかった商材や制限があった商材を紹介いたします。(2020年現在)
結構審査基準が変わる媒体なので、あくまでも2020年時点の情報です。

・マッチングアプリ→一部アプリのみ可らしいです。
・電子タバコ:一部商材でTikTok不可、BuzzVideo/Pangleのみ可
・情報商材:だめらしいです。
・副業紹介:(情報商材ぽいものはNGらしいです)
・セミナー集客:だめらしいです。
・他SNSへリンク:基本OKぽいです。
・投資系 :太陽光・不動産投資がNGぽい(FX系は通っている模様)

【相性の良い商材】

以下は直近(2020年末)時点で中の人から伺った好調(らしい)案件のジャンルを記載します!

【TikTok】
アプリ系全般(ゲーム・ツール・マンガ系など)
カードローン、ダイエット系EC、脱毛系EC、コスメ(男女)、
シャンプー 、FX、育毛系

【Pangle】
アプリ系全般(ゲーム・ツール・マンガ系など)
債務整理、ダイエット系EC、脱毛系EC、コスメ(男女)、
シャンプー 、FX、白髪染め

【出稿する前に(出稿方法について)】

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実はポータルサイトなど公には公開されていませんがTiktok広告を出稿する方法が3種類あります。

・ポータルサイト上から管理画面を開設
・契約書を結んで管理画面を開設
・Shopifyの管理画面から広告出稿

私はShopifyについて詳しく知らず「管理画面を開設して出稿する方法」「契約書結んで出稿」の二つについて主に書かせて頂きます。 
 *Shopifyについては記事みつけたのでこちらご確認ください!

【①ポータルサイトから管理画面を開設】
 └以下URLより管理画面を開設して広告配信
  アカウント開設用URL
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<ポータルサイトから管理画面を開設するメリット>  
・個人事業主でも出稿できる
・不定期ですが少額のクーポンが配布される事があります
・クレカ・ペイパルでの支払いが可能(前払いのチャージ方式)
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【②代理店契約書を結んで契約】
 └Bytedance社の担当者と契約書を締結して広告出稿
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<契約書を締結して広告出稿するメリット>
・後払いが可能(銀行振り込み・クレジットカード)
 └末締め翌末払いの支払いで、直近のアップデートではその際に
  クレカで払うことができるのでこちらの方がキャッシュフロー
  だいぶ楽になると思います

・ビジネスセンター単位の支払いが可能
 (ポータルサイトからの開設の場合は広告主アカウント単位で支払い設定を行います)
・最初から担当者が付く(チャットワークでの対応やMTGうけてくれます)
・審査落ちの回答をチャットワーク等で教えてくれる
・出稿額によってはインセンティブ契約などメリットのある契約を結べる
・ベータ版の機能などを先行してに案内してもらえる

*   代理店契約の条件について
あまり知られてませんが、実は初動から契約書結んでの出稿も可能との事。
代理店契約の方が多くのメリットがありますが代理店契約で広告出稿する
場合はいくつかの制約がある様です。

<制約>
①法人しか契約できない
②一定の出稿予定額が必要
 (詳細は不明ですが出稿予定額として月間300万以上?)
③紹介しか窓口を設けていない
④既にポータルサイトから管理画面開設して出稿している場合は契約不可
 └WEB上開設でも広告費を伸ばせば、のちに代理店契約の方に変更
 できるとの噂も。

上記であることから、代理店契約で広告出稿したい場合は契約書
出稿している代理店さんから紹介を貰いましょう。
一応私も紹介できますので、もし紹介必要でしたらご相談ください。
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