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人はなぜ治るのか?(3)「ラジオニクス・ダウジングとの出会い」

前回の記事で書いた「チャクラ」という言葉ですが、それをそれとは意識はせずに耳にしたのは、実はもっとずっと早くのことでした。
ここで話はかなり遡り、私が19歳の大学生時代の話です。
1988年です。
時代は昭和から平成へ、
漫画界の巨匠、手塚治虫が亡くなり、
坂本弁護士一家がオウム真理教幹部により殺害される、その前の年です。
当時、大学二年生の私は少々、アヤシゲな世界に足を半分突っ込んでいました。
何かというと、例えばスプーン曲げとかのいわゆる超能力とかの類ですね。
その頃に今もある「ムー」というオカルト雑誌のような月刊誌が何冊も出ていて、ちょっとしたブームになっていたと思います。
まあ、そういうのを単純に信じていたわけではなく、
そうしたものはきちんと科学的に調査研究してまじめに取り扱うべきで、
いい加減な取り扱いをしている向きは嘘を暴いてやろう!と、
そんな今思えばなんとも不遜な考えを抱いていました。
その頃によく読んでいた雑誌が写真にあります「AZ」という雑誌と「パワースペース1999」になります。
AZのほうがより科学的な感じを受けていて、著者陣の中でも井村宏次先生に傾倒していました。
当時のAZを見返してみると本山博先生の書かれた記事もあり、当然ながらそこでは「経絡」や「チャクラ」という言葉も登場しています。
無意識的にせよ、この時こそが私がチャクラという言葉を目にしていた最初でしょう。
当時の1980年代後半頃というのは、20世紀が終わるという、何となく世紀末的な意識も世の中に結構あったと記憶しています。
そんな状況の中、ある時、AZにて興味深いイベントの情報を知ります。
堤裕司先生というバッチフラワーレメディーを日本へ初めて紹介した日本ダウザー協会の会長が開催するダウジングのワークショップでした。
ダウジングという耳慣れない言葉を聞いたのも、この時点が最初のはずです。
ペンデュラム(振り子)を使って失せ物探しをするなんて、そんなことが本当に可能なのか??と疑問に思った私は、興味本位で、なんなら自分がインチキを暴いてやるくらいのつもりで(←本当に失礼で不遜ですね)、そのワークショップに参加してみたのです。
実はダウジングという言葉は知らなかったのですが、振り子占いについては知ってました。
なぜかというと、小学生のころに読んでいたマンガの「ドラえもん」に(何話だったかはさすがに忘れましたが)、出てきたからです。
ジャイアンがスネ夫が地面を掘って隠した100円玉をL字型のロッドを使って見つけられたけど、のび太の隠した千円札は見つけられなかったという話でした。
そういうのもあり、ダウジングなどほぼまぐれにすぎないだろうくらいに思っていたわけです。
実際に行ってみると、堤先生であっても100%の正解は出なかったという結果になり、百発百中で当てているインチキをみやぶってやろうという意図は肩透かしをくらって「結局、そんなもんか」で、ダウジングに関してはそれ1回で興味を失いました。
そんな私が、その二十数年も後になってから堤先生に再会して、堤先生のラジオニクス講座を受講して、自らラジオニクス講座をやるようになるとは思いもよらなかったことでした。

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