実家の片付け なかなか片付け始めてくれない親への声かけ6選
こんにちは
整理収納アドバイザーの神山ちかこです!
私は実家に住みながら片付けを進めていますが、
親のやる気にも左右されてまだまだ時間がかかりそうです…。
そんな中、お片付け業界では「あさイチの実家の片付け特集がとてもよくまとめられている!」と話題になったので私も拝見しました。
本当によくできていて参考になりましたのでその内容も交えながら紹介していきたいと思います^^
最初に抑えておきたいポイント
なかなか片付けを始めてくれない親…
まず最初のポイントは「捨てる」は禁句です。
親世代の中には物を捨てるという感覚がない方もいらっしゃいます。
日本では物が少ない時代が長く続き
小さい時から「物を大切にしなさい」と教わってきたために
”捨てる”ということに慣れていません。
そのため、「捨てなよ」「もう使わないでしょ」という声かけをしてしまうと
心のシャッターが閉じてしまい、余計に進まなくなってしまいます。
でも捨てないと始まらない…
そんな時に使える
やる気になってもらうための声かけを紹介していきます!
1.「このカーテン古くなってきたね」
子「このカーテン古くなってきたね」
親「そうねえ変えようかしら」
子「そしたら手前の物をどかすね」
親「そうね、どかさないとね」
子「綺麗になったよ!」
親「やっぱり綺麗になると気持ちがいいわね」
子「そしたらこの辺も少し分類していかない?」
この作戦の良いところは
小さなスペースでも綺麗な空間を体験してもらうことろ。
散らかった部屋にいるとそれが普通になってしまい、何がダメなんだか
全然わからなくなってしまいます。
小さいスペースでも綺麗にして親に「おや?」と思ってもらえればいいですよね。
2.「みっともないから」
子「今度〇〇の業者さんが入るよ。業者さんが来るのにみっともないから少し綺麗にしようか」
親「そうね、見える部屋だけでもやろうかしら」
子「一緒にやろう!」
この作戦の良いところは
みっともないから自分も一緒にやろうというところです。
親が恥ずかしい思いをしないように自分もやるよといわれれば
そこまで悪い気はしないはず。という作戦です。
3.「危ないからどかしていい?」
子「もしここで転んだらここに頭をぶつけて危ないからどかしてもいい?」
親「いいわよ」
子「そしたら、ここら辺の物を少し分類しようか」
「捨てよう」と言って物をいじり始めるより
本人をいたわっている気持ちの表れとしての言葉をかけてあげるのがコツです。
4.「今度リサイクルショップに行くんだけど何か出すものある?」
売るんだったら手放せるというパターンもたくさんあるので
リサイクルショップ効果を使わない手はありません。
たまに、「これは売れないでしょう…」なんて物が出てきた時は
こっそり捨ててしまって「他の物とまとめて100円だったよ」と伝えるのも良いかもしれません。
実際リサイクルショップにそういう物を持っていくと(私の母がダメ元でよく持って行くのですが)
そういうものは全部まとめて10円、
もしくは処分にお金がかかりそうな家電や大きいサイズのものはうちでは引き取れませんと断られます。
なので、「うーん、これは…」なんて思っても「これいいね!売れるよ!」と
言って回収してしまうのも一つの手段です。
5.「孫がいつ来ても良いように」
お孫さんがいれば、やっぱり来るだけでも嬉しいと思います。
「片付けないと来ないよ!」というより「綺麗になったらいつでも遊びにこれるからね〜」と優しい声かけが良いですね。
やはりそこでカーテンなどを変えて小さいスペースを綺麗にして「綺麗ってどういう状態なのか」再確認してもらうことも有効です。
何度も言いますが
綺麗がどんな状態か忘れてしまうんですよね。
綺麗がイメージできてないのに「捨てよう」と言っても伝わらない。と言う場合が本当に多いです。
6.「大掃除手伝うよ」「衣替え手伝うよ」
片付けのきっかけにとても良いのが大掃除、衣替え。
大掃除や衣替えであれば
「そうね、やらなきゃね」となりやすいです。
「この頃になると大掃除だから〜」と、余裕を持ってあらかじめ予定を
組んでおくと親も心の準備ができます。
片付けのメリット
今、親が亡くなってから実家の片付けで悩む人が増えています。
「どれが大事なのかさっぱりわからない」
「生きているうちに少しでも話し合っておけばよかった」
できれば健在なうちに、思い出話をしながら少しでもやっておくと違ってきます。
そして子供の労力の軽減はもちろんのこと
親自身、片付けることで気持ちが軽くなったり
残りの人生を過ごしやすく、豊かにすることができます。
言うことをわかってくれなくて大変だと思いますが
ぜひ「捨てる」以外の表現で挑戦してみてください☺︎
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