気ままに島ステイ。「上天草島ねこワーケーションnote」はじめました。
上天草市とは
熊本県の天草諸島の大小68の島からなる上天草市。人口2万5000人ほどのこのまちはほぼ全体が雲仙天草国立公園に含まれ、九州本土と島々を結ぶ「天草五橋」や「観海アルプス」、不知火海や有明海のおだやかな風景で知られます。
ひょいと非日常。手軽にいけるアイランドリゾート
なかでも近年、注目が集まるのが前島エリアです。「日本三大松島」のひとつと名高い天草松島の多島美を一望するこの島は、アクセスしやすいのが最大の魅力。都市間バスや高速船など、公共機関の便もよく、車の有無にかかわらず来島可能です。
周囲4kmほどの小さな島ながら、カフェレストランや名物の塩パン・雑貨・お土産を揃えるマーケットを有する「リゾラテラス」。シーカヤックやレンタサイクルに加え、全天候型のアクティビティと天草名物のテイクアウトグルメも楽しめる「ミオ・カミーノ」。イルカやクラゲといった海の生きものに癒される「海中水族館シードーナツ」と、真珠アクセやさまざまな天草の魅力を詰め込んだ「天草パールガーデン」。ベイサイドの「シークルーズグランピング天草」など、リゾート要素がコンパクトに詰まっています。
生活をスイッチしやすい、ほどよく田舎でほどよく都会
上天草の北の玄関口で市庁舎もある大矢野島はかつて、「花の島」と呼ばれた島。今も丘の中腹に立ち並ぶハウスでは、四季を通じてさまざまな花が栽培されています。天草諸島きっての繁華街として賑わった商店街には、島民に愛されるソウルフードやスイーツ店が存在。ちいさな港に並ぶ漁船や、のんびりと過ごす猫の姿など、旅情をかきたてる風景があふれています。その一方で、国道沿いにはコンビニやスーパー、病院、ドラッグストアといった社会インフラが充実し、「日常」と「非日常」を自在に切り替えられるのも魅力のひとつといえそうです。
上天草のワーケーションについて
天草五橋の開通以来50数年にわたり、観光地として賑わう上天草。旅のニーズが変化する近年、あらたな旅の可能性をひらく場所として官民一体となって取り組むのが、「上天草ワーケーション」です。大矢野町と松島町に点在する「上天草温泉郷」や、夕日の絶景スポット、海や山のアクティビティ、さらには海の幸や柑橘・野菜といったゆたかな食材にも恵まれたこの島々は、急がない旅が似合う場所。情報から離れてニュートラルになれる風景も多く、ウェルビーイングを高めたい企業人や、中長期的な戦略を考えたい経営者や研究者にもうってつけです。自転車や船、車で島を移動すれば異なる情緒に出会え、オフタイムにはさまざまな体験や食べ歩きを楽しむこともできるなど、思い思いの過ごし方をクリエイトできるのが最大の特徴です。
こちらのマガジンでは今後、さまざまな書き手による「ワーケーションフレンドリーな上天草の情報」をお伝えしていきます。ときにはちょっぴり偏愛気味になるかもしれませんが、どうかゆるりと見守ってください。皆様のエピソードやリクエストなどもお待ちしています!