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【3分アニメレビュー】外見至上主義

あらすじ

外見が原因で学校で酷いイジメに遭っていた高校生の主人公・パク・ヒョンソク(日本語版では、長谷川蛍介)は、母親を一人残して有名芸術高校の才源高校に転校し、一人暮らしを始めて人生をリセットすることを決意する。ある日、眠っている間は「超絶イケメン」の自分に変われるようになった蛍介は、昼にイケメン姿で学校に通学し、夜はブサイクの体でアルバイトに勤しむ二重生活を始める。(引用-Wikipedia)

制作会社

制作は大韓民国に本社を置く、スタジオミールが行っている。

ポイント1 ストーリーの斬新さ

ブサイクな主人公が生まれ変わったらイケメンになってた!
転生したらめちゃくちゃ強くなっていた!
学園内で喧嘩して、制圧しようぜ!
どれもよく見る設定で斬新さは感じられなかった。良く言えば色んな設定を詰め込んだ作品なのだが、悪くいうとどの展開も見飽きてるとも感じられる。
ただ舞台が大韓民国ということもあり、現代の韓国の状況と比較すると、このようなテーマのアニメに需要を感じた。

出典:外見至上主義 予告映像より

ポイント2 原作の弊害

このアニメの原作、"外見至上主義"は現在LINEマンガで連鎖されている。LINEマンガでは縦にスクロールして漫画を読む人が多いため、いわゆる「パラ読み」するタイプの漫画となっている。そのためストーリーの深みよりも展開のスピードに注目されることが多いと感じる。ただ、アニメでこの話を行うにあたって、演出を付けざる負えないため、ものすごくテンポが悪く感じる。全8話構成に対して、1話ごとに得られる情報が少なく感じた。

ポイント3 ストーリーの深み

全く感じなかった。全8話で1度も感情が動かなかった。
もう少し予想外の展開に動いて欲しかった。前フリがデカすぎて、どういう方向にストーリーを動かしたいかが前フリを見ただけでわかってしまうのはちょっと…

総評

★★☆☆☆/★★★★★  2.0/5.0

ネタバレになるのであまり言えないが、音楽やライブ演出は完成度が高く、K-POPが好きな人にはかなり刺さるのではないかと感じた。私自身の評価は低くなっているが、韓国が好きな人、韓ドラが好きな人には面白いと感じる人もいるだろう。

ホッと一息 かみくんコメント

いきなり言っちゃいけないこと言うけど、日本のアニメのレベルの高さを痛感しました…。
これを「面白い!」って思う人の気持ちも分からなくはないんだけど、過去にレビューした「平家物語」とかこれからレビューしたいと思ってる他の作品と比べても感情の揺らぎが少なく感じました。
ただ、韓国ドラマとかよく見る人はこのアニメの世界観にハマる可能性もあるから、見る人によって評価変わりそうです!!
現在Netflixのみで配信されてるので、月額高めだけど見たい人は是非見てみてください!!!

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