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念願:レガーロ 参宮橋

YouTubeチャンネル
「小倉知己のイタリアンプロ養成講座」
の門下生になって早2年。

念願叶って訪問できました。
興奮冷めやらぬうちに綴ります。

コースメニュー「秋の足あと」

まず1皿目

駿河湾産 桜海老のフリッタータ
パルミジャーノのクレマ

フリッタータはオムレツのような感じのもの。
フレッシュの桜海老が、小さいながらにもプリプリとした食感がしっかり。
香り・旨みも抜群で一口頬張ったときの押し寄せる多幸感ときたらもう…
下のパルミジャーノと生クリームのソースも芳醇な旨み爆発で、桜海老との相乗効果が素晴らしい一皿でした。
ペアリングはスパークリングワイン

説明を聞いたが、緊張していて覚えていない…
泡の爽やかさもあるが、味は少し重さのある感じ。
パルミジャーノとの相性が抜群でした。

2皿目

北海道産 真鱈の白子のティエピド
カラブリア風トマトソース

これは一口食べてしまってからの撮影(悔やまれる)
ティエピドは人肌くらいの温度という意味で、
白子に火を通し過ぎていない状態なので、舌の上でとろける食感、濃厚な旨み・甘みが最高。
少しピリッとするカラブリア風トマトソースが後味を引き締めてくれました。
上にかかっていたペコリーノ・ロマーノチーズも良い仕事をしており、ワインが進みます。

ペアリングは白ワイン。
白ワインでも重めの口当たりで、濃厚な白子と絶妙にマッチ。

3皿目

三重県産 甘鯛の鱗焼き スパイスの香り
牛蒡のベルッタータ

パリッパリの鱗の食感に、フワッフワでキメの細かい身質の甘鯛。
その名の通り、甘みを感じる白身をスパイスがしっかり引き締めてくれていて美味。
ソースには牛蒡のベルッタータ。
滑らかな食感の中に牛蒡特有の土の香り。
海の幸を食べているはずなのに、と口の中が不思議な感じに。でもものすごく合う。美味い。
ペアリングは白身の魚には珍しい赤。
牛蒡の香りとスパイスの香り、甘鯛の甘さ、鱗の香ばしさには、フルボディの赤が正解でした。
脱帽です…!

4皿目

リングイネ ジェノバ風
山利の釜揚げシラス添え

初の小倉シェフのパスタはジェノベーゼ。
バジルの風味、リングイネのモチモチ感、
釜揚げシラスのふわふわな食感、優しい塩味。
バランスが最高であっという間に完食。

ペアリングの白ワインも最高

このタイミングで、自家製のフォカッチャもいただきました。

自家製フォカッチャ
程よい塩気とオリーブオイルの香りが抜群

5皿目

雲丹と新海苔のリゾットピロータ

トリュフに埋もれていますが、雲丹です!
少し芯の残るお米の食感と
新海苔の香り、火の通った雲丹の甘みが最高で…
天にも昇る味でした。
リゾットピロータは炊き込みご飯に近い調理法のリゾットのようなもの。

ペアリングはスパイシーな白ワイン


6皿目

アイルランド産 ヘアフォード牛の炭火焼き

グラスフェッドの赤身肉。
火入れが抜群で、箸でも切れそうな柔らかさ。
付け合わせは白菜のグラタン。チーズの風味と白菜の甘みが、肉の旨味を引き立てていました。

ペアリングはもちろん赤!
肉に合う〜!

ここで、お腹の具合に余裕がありましたので、
コースとは別に追加オーダー

アーリオ・オーリオ・コン・ポモドーロ

夢にまでみたアーリオオーリオコンポモドーロ!
小倉シェフのYouTubeで観て、
これをベースにいろいろな具材を楽しみました。
その原点、ベーシックが目の前に降臨。
調理工程、仕上げまでしっかり脳裏・瞼に焼き付けました!!!
味は言わずもがな。
やはりプロは違う。キレが違う。

食後のデザート&食後酒は

グレープフルーツのクレームブリュレ レガーロ風

食後酒にはマルサラ酒。
グレープフルーツの爽やかな苦味、キャラメリゼされた香ばしい表面。濃厚すぎないカスタードが、素晴らしいマリアージュ。
甘いものを普段食べない私もペロリ。
酒精強化ワインのマルサラ酒も
濃厚な甘みがあり美味かったな〜と。

とにかく、どのお皿も素晴らしく。
感動に感動を重ねて幸せいっぱいでございました。

今度は妻を連れてきたいな。

小倉シェフこれからも応援しております。
ありがとうございました。

家宝

fin

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