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YouTube世代

小学生でも使えるFlipgridというアプリを使って大学1年生にまとめレポート(サブ)を作ってもらっています。その動画レポートがめっちゃ面白いです。

普通に語り一本でレポーティングする学生もいます。しかし区切りの短い音楽を入れたり、掌に漢字を載せたり、前置きや休憩を入れたり、文字を指で突いて示したり、イラストをつかったり、BGMを流したり。とにかくアノ手コノ手を使います。

ちょっと前の「録画リフレクションの会」で付属小学校の先生の教材動画をみて「やっぱ凄いなぁ」と感動しましたが、教授学的価値を一端棚上げにして考えると、わたしの目の前の学生たちの動画づくりもまったく引けをとってないです。

脳科学に偶有性という概念があります。予測どおりの事柄と予測不能の事柄がいい具体にミックスされると脳が喜ぶそうです。学生の動画レポートではそういう偶有性を活用した動画づくりをほとんど無意識にやってます。

たとえばテーマトークの途中で昨夜妹と見たアニメの話(画像付き)を始めて話がグダグダになります。するとそれを「何の話をしていたんでしたっけね」と言い放ち、区切りの短い音楽&イラストを入れて、次のテーマトークにつなぎます。

YouTube世代の学生が易々とそうしているのをみると嬉しくなります。「画面に向かって普通に手をふれちゃったりするのにビックリします」

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