いかにして私はナナシスに惹かれていったのか。~ナナシス10周年に寄せて~
ありがとう。ナナシス。
ここまでついてきて、よかった。
これまでも、これからも。
これは、一人の亀山市民が、「Tokyo 7th シスターズ」という一つのゲームを追いかけた、その記録である。
彼が出会ったのは、見たものは、聴いたものは、なんだったのか。そして、彼はなぜここまでナナシスを追い続けるのか。
これはなに
祝・Tokyo 7th Sisters 10周年!!!
ほんとうにおめでとうございます。そしてありがとうございます。ナナシスを作り上げてきたあらゆる方々に感謝の意を表したいと思います。
いやしかし10周年ってほんとすごいですね。リズムゲームというジャンルに絞っても、ソーシャルゲーム全体で見ても、10年続くというのは他に多くは例がありません。
そんな10周年というタイミングで、一度私とナナシスについて、書きたいことを書いておこうと思った次第です。しばしお付き合いください。
なお、本当は10周年を迎える直前に投稿したかったのですが、今回も遅筆のために間に合いませんでした。なのでより情報量が増えた中で筆を進めることになったので、いろいろと齟齬がでてるかもしれませんがご了承ください。
ナナシスを始めたきっかけ
プレイし始めた日を遡ったところ、2019年11月でした。始める少し前にスマホを以前よりもスペックの高いものに買い替えた私は、せっかくだから新しく何かアプリゲームを増やしたいなと思い、Twitterにて提案を募集。そして紹介いただいたアプリの一つがナナシスでした。そして、即日インストールしプレイを開始しました。
↑↓ この間1.5時間 ↑↓
なぜ即断できたかといえば、もともとナナシス自体の存在はこれよりも数年前から知っていて、友人・フォロワーにもプレイしてる人を見かけたことがあったこともあり、少し気になっていた存在だったからです。ただしキャラクターの顔と名前はほとんどわかっていませんでしたが。
それと、かわいい女の子が活躍するキャラクターコンテンツは他にも好きな作品がすでにあり、それらと同様に好きになる下地は出来上がっていました。
登録した当時は確か、Episode0.7がリリースされた直後でした。とはいえそれを読破するのはしばらく先のことになります。
こうして、一人の亀山市民が、Tokyo 7th シスターズの世界に足を踏み入れることとなったのである。その先に待っていたのは、青く、深い、青空と星空であった。
略歴
2019年末
プレイ開始 Ep. 1.0~3.0は読んだ気がする
2020年
Episode 5.0に感動 4.0と6.0と0.7も読む
アルバムCDを買いあさる
2021年
いったん飽きる 7周年企画をいろいろ見逃す
2022年
”Tokyo-7th FESTIVAL”の無料配信を見て感動 再燃
6+7+8th ライブに初参加、現地オタクデビューする
2023年
ひたすら2053勢を応援する
2024年
10周年
そう、かなりナナシスについて語っている私ですが、5年目からやり始めたので、初期の雰囲気は残された資料でしか知りません。音ゲーはすでに7レーンでした。
そんな新参者の私がこんなに語ってしまって申し訳ない限りです。ただ、プレイ歴が短いからこそ、新章である2053にすんなり馴染めたのも然りというところです。
いやしかし、7周年企画見逃したの本当にもったいないですね…。7周年のマコトのアクスタ欲しい…。欲しい…。なお缶バッジはAlong the Wayの会場で一発で引き当てました。
ここすき紹介
では最後に、好きな要素について語って終わろうと思います。ここからが本編
キャラクター
ヒトリダケナンテエラベナイヨー!!
ということでユニット単位で紹介します。思いをすべてぶつけると怪文書以下の見苦しい何かになってしまうので、控えめに書きます。
・Ci+LUS (玉坂マコト、折笠アユム)
かわいい。かわいすぎる。
絵に描いたようなヤンデレと、絵に描いたような萌えキャラ。キャラクターの基本的な特徴はその通りなのですが、その2人がいかに「アイドル」になっていくかが魅力の一つであります。それとかわいい。
特にマコトのキャラクターデザインが好みにハマってしまいました。やはり一途な黒髪中学生キャラっていいですよね………。(参考:暁美ほむら、郡千景)
余談ですが中の人が山崎エリイと田中美海って、奇跡の組み合わせでは?ってずっと言ってます。男性アイドルで例えると「修二と彰」くらいには、劇中ユニットにとどめるにはもったいないくらいの組み合わせだと思います。
・Asterline (奈々星アイ、一ノ瀬マイ、朝凪シオネ)
キラッキラ。眩しすぎる。
2053のキーパーソンであるアイと、アイドルとして輝きを求めるマイとシオネ。まだ物語が始まったばかりなのでどうなっていくかわかりませんが、これからの成長に最も期待している3人であります。
なんというか…笑顔が眩しすぎて…好きです。あとシオネに関して、なんかその…笑顔が素敵で優しくて透明感のあるキャラっていいですよね……。(参考:乙倉悠貴)
エピソード
これまでのエピソードを全て読んだわけではないので、もっと響くエピソードがまだ眠ってるとは思いますが、これまで読んだ中で特に印象に残ったものをば。
なお、4.0、0.7、5.0、6.0はメインストーリーとして思い出深すぎるので、殿堂入りと認定して省きました。どれもメモリアルなので語るべきことが多すぎる。厳選するなら5.0がすごく好きです。
・EPISODE.KARAKURI
結成したばかりの777☆SistersとKARAKURIの対決?を描いたエピソード。双方には対決の意思はないものの、周囲からのマッチポンプに晒され、戸惑うそれぞれの姿を描いた一作。
4Uとはライバルとして競い合うことで結果として仲良くなっていきましたが、一方のKARAKURIは最初から仲がよかったのに…というこの話。777☆Sの成長が描かれるストーリーの一つではありますが、私が特に印象に残ったのは、777☆S、そして支配人がヒトハとフタバの「2人」にいかに接したかという点です。
KARAKURIはその名が暗示する通り、歌姫として「作られた」存在であり、親身に接してくれる人がいなかったんですね(ネタバレになるので具体的な説明は避けます)。そこにナナスタのアイドルという親しい「友人」が初めてできるわけですが、では支配人は?ここがポイントです。この点が描かれる7話のラストシーンこそ、これまで読んだストーリーの中で最も印象に残ったワンシーンと言っても過言ではありません。ヒトハとフタバの心情が一瞬うかがえるあの演出、シンプルながらも鳥肌が立ちました。
・EPISODE.3.0-014 咲け、花のように
七花少女の結成を描いたこのストーリー。彼女たち7人が考えたユニットのコンセプトとは?という話ではありますが、読めばわかる通り、白鳥トモエのストーリーの続編ともいうべき話でもあります。なので前日譚である白鳥トモエのi-n-gストーリーは事前に読んでおくことをお勧めします。
Episode.3.0の多くは各ユニットそれぞれの苦難を描いたストーリーが多いですが、この七花少女の話も例に漏れずハードモードです。何より白鳥トモエが抱くコンプレックスを真っ向から描いている点は、とても心をえぐられました。そんな7人が向かう先とは?
ネガティブで陰キャで(自称)、自分にまったく自信がもてず、憧れの存在である春日部ハルの真似ばかりしてしまうトモエですが、逆にハルはトモエに強い信頼を抱いている点が印象深いです。過去にトモエに助けられ、その才能に一目置いている、ハル、川澄シサラ(シサラの過去話参照)、そして七花少女の仲間がどうやって彼女の手をとるのか?ほんとうに好きな話です。デビュー曲である「花咲オトメ」はストーリーと密接に絡んだ歌詞となっているので、併せて聴いてください。
・EPISODE 2053 SEASON1
ナナシス2053の始まりであるこのエピソード。ナナスタWの立て直しとAsterlineの結成に苦労する支配人を描いた、1丁目1番地のお話ではありますが、単なる「ハジマリ」の話どころではない魅力を持っています。
特に印象に残ったのが、最終話「スター・ライト」。強大でありながら、フェアに戦える相手として現れたRiPOP。しかしながらその魅力、ナナシスらしさを感じました。
そして、何よりラストの展開がとてもよかったです。それまでの話が一気につながって希望になっていく展開は、とてもドキドキしました。話数を跨いでの伏線を使った展開は、これまでにはあまりなかった気がします。そしてあのラストシーン。ネタバレになるので何も言えないのですが、かえってこの話が好きになった瞬間です。何が起こるかはその目で確かめてください。
楽曲
ナナシスの楽曲といえば、EDMやロックを基調としたメロディーが特徴の曲が多いですが、私の音楽の好みの中心が90年代の渋谷系なので、インストゥルメンタルでエモーショナルな曲がけっこう好きです(音楽について詳しくないので言葉が間違ってたらすみません)。
ということで、今回は音楽として好きな楽曲を紹介したいと思います。必ずしも「ライブで盛り上がる曲」とは一致しませんが、ぜひヘッドホンやイヤホンでじっくり聴いてみて下さい。
あとここでも、Star☆GlitterやAcross the Rainbowなどのメモリアルなキラーチューンは殿堂入りとして省きます。
・セカイのヒミツ - サンボンリボン
ナナシスの曲の中で、一番最初に「この曲好きだな~」と意識した曲かもしれません。ストリングスの効いたメロディに、3人の優しい歌声、そしてかわいさのある歌詞。この「セカイ」という日常に素晴らしさを見つけるこの曲は、本当に好みです。編曲の感じが小西康陽みを感じるのも好きなポイント。
サンボンリボンと、別作品だとアルストロメリアとスリーズブーケは、今後の方向性次第では私の好みのベクトルと完全に一致する可能性を秘めてる気がするので、常々期待しております。
・空色スキップ - Ci+LUS
推しのCi+LUSですが、一番好きなのがこの曲です。「アイコトバ」とどちらにするかかなり迷いましたが、より透明感のあるこっちにしました。「ずっと探してた永遠が 道端にあるように」という、本当に求めていた幸せはすぐそばにあるのだという概念は、メーテルリンクの「青い鳥」のころから繰り返し語られていますが、人生で一番大切なものだと思うんですよね。
セカイのヒミツもそうですが、何より「何気ない日常を描いた曲」が好みです。純文学的なのかもしれませんが、それはすなわち何気ない日常がいかに貴重かを再認識させてくれるのでグッときます。要は小沢健二の曲が好きなだけかもしれませんが。ところでスリーズブーケさん、この曲カバーしませんか?
・Fall in Love - SEASON OF LOVE
エモい!!!SOLが主役のEpisode.5.0が好きなので、その思い出補正もあるかもしれませんが、非常にエモーショナルなメロディが好みです。Le☆S☆Ca の曲もエモーショナルなものが多いですが、個人的にはこの曲に軍配が上がりました。サビの盛り上がりといい、飽きさせない全体的な曲構成といい、何度も何度も聞きたくなる一曲。「恥ずかしいほど今日もFall in Love」って、シンプルで直球ながらもとてもいいな~と思う歌詞です。
いやー、しかしSEASON OF LOVEという存在がエモすぎるんですよね…。ナナスタの未来を描いた話にあたるので、そこまでのストーリーを読んだ人にこそ届くストーリーになるゆえに初心者の方に紹介するのが難しいのですが、ぜひともSOLの存在を知ってほしい所存です。雑に例えるなら、U149が18歳くらいになったころの姿を描いた話です。雑すぎる。
・Starlight☆Asterism!!! - Asterline
王道アイドルソング。私はナナシス最強のキラーチューンの中の一つだと思ってます。そして「私的・好きなイントロの入りTOP10」にランクインした1曲です。この曲、どこを切り取ってもキラーチューン感があってとても良い。次に会場で浴びる機会があれば、次こそはUOをバキバキに折りたい所存です。
上の動画のサムネイルがシングルジャケットですが、ここに描かれているような、新たに歩み始めた最高にキラッキラな輝きを詰め込んだようなこの曲、大好きです。ぜひ、上で挙げたEPISODE2053の「まだ、何者でもない星」を読んだ直後に聴いてみてください。
777☆Sが青空になったのに対し、Asterlineは星空に輝かんとする存在であることを強く象徴する一曲です。というかこのジャケット、すごくいいよね、わかる。
おわりに
というわけで、語りたかったことをいろいろと語ってきました。まだ話足りないです。でもすでに6000文字くらいいってるのでこの辺にします。
ちょっと後半Asterlineの宣伝記事になってしまった感が少しありますが、それだけ中身が濃いということなのでお許しください。これを書いてる日にはSeason 2の最終話が公開されるので、またえらいことになる予定です。
思い出深すぎるので省きましたが、777☆Sのエピソードや曲もすごく好きです。Episode.4.0とかもう、その(以下略)。
まあともあれ、10年間続けてくれたナナシスにひたすら感謝です。10年も続いた理由はいろいろとあると思いますが、一つ言えることは、ファンを引き付けて離さない魅力が詰まっているということだと思います。それだけのものを作り上げた茂木さん、そして今のナナシスを作り続けている橋田さん、ほんとうにありがとうございます。
そして今後ですが、まずはひたすら10周年企画を存分に楽しみたいですね。サンリオ誰とコラボするんだろう?
もちろんライブは行きます。何よりまだ私はCi+LUSと相まみえていない!!!(私が行ったライブでは映像出演)
ストーリーもまだまだ続いているので、まだまだ楽しみですね。とりあえず今夜どえらいことになります。
そしてさらにその後ですが、私としては、支配人それぞれの記憶にずっと残るようなコンテンツになってくれれば、と思います。続くことだけが大事ではないんじゃないかな、と私は思います。777☆Sistersもストーリー上では最後は解散したように、ナナシスもいつかは…というのが実際とは思うので、それでも、歴史に、記憶に残るようなゲームあり続けてほしいなと思います。
そして、続いてる限りは、覚えている限りは応援していきたいと思っております。
それでは、また。
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