[MTGA]MIDで白を使い続けて連敗した話
前書き:13連続白をピックし続けている
どうも、リミテミシックになって調子に乗ってたかめしばです。
右手が強くて調子に乗ってたら、ボッコボコのメッタメタにされました。
ここ最近の成績がこちら。
コイツ、一週間で13回連続白をやり続けてやがる…ッ!!!!
ですが、私は「空いた色信者」です。
LSVが青黒をやった方がいいと言っているのは知っていて、実際青も黒もとても強い色だと知っています。
逆張り民らしく青黒を避けているわけでもありません。
ここ13連続「白が空いているからやろう」と心から思った結果なのです。
黒は強いので取りますが、その後黒が混んでるからやめているだけです。
しかし、その結果がこの体たらく。
ミシック上位と息巻いていたら、その2日後には98%まで落ちました。
さすがにこの成績ならばその感覚が間違っているのだろうと、必死に反省を繰り返していますが、さほど間違っているようには思えず。
記事を書きながら、どこか間違いを探すことにしました。
これはその備忘録です。
一体何から白をやりに行っている?
まずもって、明らかにこの白の選択率は異常です。
赤や緑を避けているのは事実ですが、であれば青黒をやっているはずです。
ということで、今まで白を選択した回の選択理由を数えることにしました。
以下、ここからは突然ですが反省は、である体の文体に変えます。
反省をデスマスで説明する必要性があるようには感じないので…
初の白青で、伝説のフィッシャーマンデッキ
https://www.17lands.com/draft/14a175202f79446fa292996729233b0b7-1
1-1がWUレアのデニック、
1-3でWUアンコお掃除おじさん、
1-4で信仰ある修繕でその後も流れ良し。
あまりに強過ぎて強烈な成功体験が刻まれたのがこの回。
個人的に伝説のフィッシャーマンデッキと呼んでいる。強過ぎたので。
リミテ星人の指導の下、釣り人6の成功体験を覚えてしまった、劇毒回。
白黒グッドスタッフ(notサクリファイス)
https://www.17lands.com/draft/e2e3f95a92b5461394659f46d73ba381
WB3-3、ただし負けが相手ブンと噛み合い、ボムなので結果はやや下振れ。
黒の有用アンコをとっていたらWBマルチ2/2→WW1のアンコが1-8で2枚目。
流れに乗っていたらグリセル仮面とそのまま白黒に。
小さなピックミスはあれど白黒がベスト、文句なし。
成功体験の引きづり失敗WU
https://www.17lands.com/draft/c9d640945697471997c05b7af4cf6944
WUの失敗作で5-3、お相手のプレミやブンで勝っただけ。
1-1ジェレン(B神話)→1-2踊り食い(B)→1-3WU箒おじさん→1-4で6/4/4飛行(U)
1-8銀鍛治(W4/2/3)→1-9難破船(U)→1-10難破船(U)
3パック目次席付近でWUのいいカードが剥けてデッキになった運の回。
卓は緑がタッチが1人レベルで空いており、緑青であれば4/4/4トークン2枚と蟻のドレッジで格闘(+ビーム)が2~3枚の良デッキになっていた。
今なら、1-10と1-11に風変わりな農夫2連続は、緑を摘むべきと断言したい。
(無論その後に緑を取るかどうかは流れ次第だが…)
白空き→緑白マルチ受信からの…ボム!
https://www.17lands.com/draft/0acbfb095bb04c73b36306623b9d28e5
除去が入らないレベルのGW、7-0も納得の完成度
1-1 アンコタッパー(U)
1-2 包囲ゾンビ(3体で1点Bコモン)
1-3 ガヴォニーの銀鍛治(4/2/3Wコモン)
1-4 オドリックの先導(4/2/4Wアンコ)
1-5 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
1-6 捜索隊の隊長(4/2/2Wコモン)
1-7 ドーンハルトの管理人(3/3/3GWアンコ)
2-1 トヴォラーの猟匠(6/6/6レアGレア)
白メインから緑白マルチをとってボム緑なので選択肢すらない。
1マナ軽量アグロからの隊長ムーヴ
https://www.17lands.com/draft/1f7d0e8b9c0f45be9c63f85a3363c8f1
WBでボム2枚で6-3、良デッキ
1-1 ギサ(4/4/4レア)から黒い有用カードをピックしてからの、
1-9 ガヴォニーの銀鍛治(4/2/3Wコモン)
2−1 青レアで青になびくも(これは多分ミスだった)
2-5 ガヴォニーの銀鍛治(4/2/3Wコモン)
2-6 捜索隊の隊長(4/4/4Wコモン)
白黒になるべくしてなった回。
青の浮気が若干マイナスだが、白空きを正しく受け取って文句はない。
隊長アグロの究極体
https://www.17lands.com/draft/6dbae94fd47548818fec389198f06008
1-1 冥府の掌握(B2マナ2pay除去)から青黒にとって行くも、
1-5 回路切替(U3マナカウンター)あたりから青の流れが怪しく、
1-9 捜索隊の隊長(4/2/2Wコモン)
1-13 日金の連射(Wタフ4除去)
1-14 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン) このあたりで上の白空きを確信(!?)
2-2 異形の隼(3/2/2飛行Uコモン)を流して捜索隊の隊長(4/2/2Wコモン)
2-3 捜索隊の隊長(4/2/2Wコモン)と白に切り込むと白ガバ卓だった。
青が怪しかったとはいえ2-3で隼<隊長はかなり英断のように感じるし、
1-14巡回兵で白が空いている読みはやや無理筋だった(パックが強かった)
結果的に白が空いていたから良かったようなものの、実は青黒でも十分なデッキになっており、2-2隼の方が手堅かったと思われる。
最終的に隊長5枚のアグロをブン回していたので右手が強い間はこれで良かったのであろう。この時期は本当に右手が強かった。
WBのサクリファイスシナジーを組めない
https://www.17lands.com/draft/fdb3ae0c1eec42e1a36247bd1a4843df
1-1 オドリックの先導(4/2/4Wアンコ)
1-2 踊り食い(1マナ生物サクリで追放除去)
1-3 戦墓の大群(5/3/4Bコモン)
1-4 月皇の古参兵(1/1/1Wコモン)
1-6 オドリックの先導(4/2/4Wアンコ)
1-10 先立たれた生存者(3/2/1W両面アンコ)
白をやること自体は多分正解できっちり空いていた。
相方の黒が混み気味で、有頂天1枚が下から流れてきた程度。
配信の反省でも赤が空いていたと分析している通り、赤白が生きる道ではあった。
あったのだが、だからって赤白で勝てたかというと疑問。
負けは大体相手の中型〜大型が除去れず死んでいた上に色基盤と赤5点火力は最終的に取れていたため、赤タッチ、あるいは黒タッチにして赤の除去を使いに行く方が勝っていた可能性があると感じた。
いいWUデッキのはずが・・・
https://www.17lands.com/draft/cb133ca5d45a450bb256298e08b3f355
成績はラスや噛み合い+レアに殺されて3-3
1-1 デニック(2/2/3ライフリンクWUレア)
1-2 窓からの放り投げ(3マナB除去)
1-3 シガルダの輝き(W4マナエンチャ) ※不気味な安息所スルー
1-5 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
1-6 不気味な安息所(U3マナカラスエンチャ)
レアから自然に白青へ行ったのは全く問題なし。
1-3は他の方の評価を真似したが比較が不気味な安息所であればそちらを優先すべきだった。
デニックがリソースを確保してくれるので役割が重複している上に、ライブラリの消費が激しく基本的に過剰なスーサイドカードと化していた。
とはいえ白青はやるべきだったのでその点は言うことはなし。
安息所2枚あればもっと強かった。
ふらりふらりと白黒に・・・
https://www.17lands.com/draft/9ac2f4da043b4e4f9fad9f788e8ba101
白青、青黒、白黒、どれにもフラフラしすぎて3-3
1-1 グリセルブランドの仮面(3マナBレア装備)
1-2 ガヴォニーの黎明護衛(3/3/3Wアンコ)
1-3 突風漂い(4/3/2飛行Uコモン) ※不吉な安息地と溺死者の復讐スルー
1-4 生体解剖(U4マナ3ドローアンコ) ※赤いカードあり
1-5 難破船の選別者(2/1/2ルーターUコモン) ※忌み者の火刑スルー
1-6 魂標グリフ(5/3/4飛行Wコモン)
1-7 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
1-9 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
2-1 不気味な安息所(U3マナカラスエンチャ)
2-2 縫込み刃のスカーブ(2/2/3UBゾンビロード) ※異形の隼、-2/2スルー
2-3 有頂天の呼び覚ます者(1/1/1両面Bコモン)
2-4 忘却の儀式(WB生贄で追放除去FBあり)
いくつか致命的なミスがあり、1-3と1-4の突風漂い、生体解剖はミス。
白青目指すなら不吉な安息地、青黒目指すなら溺死者の復讐を選択すべき。
生体解剖に関してはカード評価を誤っただけで次から修正できるのでOK
全体の致命的問題は、赤いカードが全く候補として目に入っていないこと。
ピック反省中ですら全く赤いカードについて触れておらず、赤に対しての評価の低さが伺える。
ちなみに黒赤をやるよりもこの白黒の方が強いのでやる価値はなかった。
デッキを弱くしたのはふらついて無駄なピックをしすぎたことであり、白黒でも白青でもギリギリデッキにはなっていた。
優柔不断すぎるのが私の特徴であるが、それがもろに出ていた回。
白青は空いているのに!!
https://www.17lands.com/draft/36ab7a4a792f40b69d053f0a13f7c87b
デッキから見たら1-3も納得だが・・・
1-1 月の憤怒獣の切りつけ(3マナ3点火力Rコモン)
1-2 臓器の溜め込み屋(4/3/2Uコモン)
1-3 臓器の溜め込み屋(4/3/2Uコモン) ※意気盛んな墓守りの多色はスルー
1-5 聖戦士の奇襲兵(2/3/1瞬速Wコモン)
1-6 臓器の溜め込み屋(4/3/2Uコモン)
1-7 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
1-8 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
1-9 蝋燭罠(1マナ無力化Wエンチャ)
1-10 異形の隼(3/2/2飛行Uコモン)
1-11 意気盛んな墓守り(2/2/1WUマルチアンコ)
この流れで白青をやらないリミテッダーがいるだろうか?
なお、完成形は画像の通り。卓1のはずが悲惨な完成形となってしまった。
おそらく卓全体で降霊が剥けていないので、これはもうどうしようもない。
色変えで白青が増えたのでは?と言うことを想像する方もいるだろうが、3パック目でも普通に白青のカードどころか信仰ある修復が流れてきている。
これは仕方がない。
白青を信じられなかったばっかりに・・・
https://www.17lands.com/draft/d7f9d08261db49d3b7d748cd0c4d9ad7
レアと神話レアの2枚以外ほぼコモンのデッキは一瞬で0-3した。
1-1 グリセルブランドの仮面(何回引いてるんだ)
1-2 戦墓の大群(5/3/4Bコモン)
1-3 ガヴォニーの銀鍛治(4/2/3Wコモン)
1-4 戦墓の大群(5/3/4Bコモン)
1-5 異形の隼(3/2/2飛行Uコモン)
1-6 回路切替(U3マナカウンター)
1-9 ガヴォニーの銀鍛治(4/2/3Wコモン)
1-10 哀悼の巡回兵(3/2/3Wコモン)
2−1 幽体の敵対者(2/2/1U神話レア)
2-2 十三嗜好症(2/1/3Uレア)
明らかに白青の流れがよく、黒だけ質のみでやや量が怪しい状態。
問題は中盤で、以下のような状態になっていた。
カードの量:黒 < 白 < 青
カードの質:白 < 青 < 黒
白青降霊を目指すべきだったのだが、問題は降霊が少なかったこと。
2パック目終盤にようやく釣り人が2枚拾えてギリギリになったのだが、釣り人2枚巡回兵2枚で降霊デッキとはとても言えない状態。
その状態で信仰ある繕い(3-1)や不吉な安息所(3-3)をピックできずに平凡デッキを作ってしまった。
無論とった方が良かったのは言うまでもないのだが、直前の「白青空いているのに降霊来ない事件」が傷を残していたのだろう。勇気が出なかった。
ピックミスにより負け。
そもそも除去が取れていないのが一番の問題ではあったのだが。
デッキの完成度に不満はない、が・・・
https://www.17lands.com/draft/e18e770eaaf84291995079718da922eb
デッキは良好なのだが「基本土地3ターン目3色」を「3人に連続達成」、「ド3色なのに4ターン以内に3色フル活用で動かれ」たり除去切る決断をした直後にリーサドローされて一瞬で1-3終了した。
さすがについてなかった。冗談じゃない。
※一応、プレミはいくつかあったが大体負けている。
1-1 冥府の掌握(B2マナ2pay除去)
1-2 敬虔な新米、デニック(2/2/3WUマルチレア) ※アンコ抜け
アンコ抜けでデニック、違和感はないだろうか。
青黒決め打ちメソッドなり、不快アンコと名高い日和見主義者が候補。
私は上が黒だと思うことにした。
1-3 スカーブの世話人(2/2/1タッパーUアンコ)
1-4 愛される物乞い(2/0/4降霊Wアンコセラ天)
1-5 餌鉤の釣り人(2/2/1両面Uコモン)
1-6 月皇の古参兵(1/1/1Wコモン)
1-7 蝋燭罠(1マナW無力化エンチャ)
1-8 蝋燭罠(1マナW無力化エンチャ)
一体誰がこの席で白青を(ry
実際のところ若干青が怪しく、緑白にいく筋はあったのもののレアが強いため貫いたこと自体は悪くなく、デッキは良好。
良好なのだが、前述の通りとにかくついていなかった。
私自身ちょっと萎え気味でプレイが雑だったことも理由だが。
ともかく、ここまでの流れの振り返りとしては以上である。
白をやり続けていたことに関して
冷静になるために時間をおいてピックを見返したり、客観的に配信を見返してピックを見ていたのだが、ほとんどは白をやるべきだったように感じる。
直近はひたすら白で負け続けているが、白が弱いと言うわけではなく、私のカード評価やピック基準が間違っていると言う結論に達した。
(後はかなりの不運が続いたことももちろん理由の一つではある)
とはいえ、これは所詮自分の中の反省である。
青黒をやるべきだったシーンはあっただろうから、そういった部分に関して指摘をもらえると嬉しいとともに、どんな白のデッキが強いのかと言うのをさらに分析していく。
勝ち越している白デッキの特徴
この中で勝ち越している白デッキは、アクション数が特徴として見られる。
特に隊長を軸としたデッキやフィッシャーマンデッキは1マナ、2マナの攻めが鋭く、4ターン目に2アクションすることはザラだった。
これほど早いデッキの場合、除去よりも軽いバットリが有効に働いている。
逆に、生物のマナカーブが一見綺麗なデッキはあまり勝っていない。
これは白いデッキを並べていて面白かった特徴だ。
私以外のデッキについても調べることにした。
17Landsで、ダイア~ミシックにおいて7勝している白いデッキだ。
お分りいただけただろうか。
無論、マナカーブが綺麗なデッキは0ではないが、マナカーブデッキには共通して「強力なレア」が入っているデッキばかりである。
つまり仮説として、以下が成り立つのかもしれない。
「白が低レアリティで勝つには3が凹んだカーブが基本」
ある配信で、某リミテッダーも今回の3マナは2マナと大差ないという話をしていたため、これに関しては私はすっきり納得している。私自身も感じていることで、今回の生物は1,2マナが異常なほどに強い。
さらに、3と4には大きな開きがあり、5にも強力なカードがちらほら。
3マナは強力な2マナや1マナで代用し、手数を生かせる構成にするのがこの環境では求められているのかもしれない。
なお、手数を生かすと言うのがまさに、青黒が行なっている、
「序盤で展開してカウンターやバウンスで一方的なゲームを行う」展開だ。
なるほど。
この環境で青黒が強い理由がわかったところで、本反省は終わろう。
ひとまず、私が白をやっていたこと自体はほぼ間違いではなかったという安心感を得られたので、私個人としては大いに満足である。