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【ビルディバイド】10月プロモの秘めた強さ【カード考察】

可愛さ×強さ=最強
これが世の理です。
こんにちは、仮面です。
昨日、Xの公式アカウントからとても面白いカードが発表されました。

詳しく見てみましょう。

カード考察


常緑の樹精 グリフィス


5コスト(赤2 無3)
パワー3500/ヒット1
【自動】このユニットが登場した時、あなたのDデッキからユニットカードを1枚までレストでエナジーゾーンに置く。

一見すると、赤色にまたエナジー追加するだけのユニットが追加されただけに見えるかもしれません。
「スノウメルト・ワーム」と似たような効果でパワーもあちらのほうが高い、なのに「スノウメルト・ワーム」ですら使われていないのに、「常緑の樹精 グリフィス」だって使われるわけないだろうと思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、「常緑の樹精 グリフィス」には圧倒的な可能性があります。
それが「Dデッキから選んでエナジーブーストできる」ということです。
※Dデッキのルールに関してはこちらの公式ルールをご参照下さい。
 基本ルールの追加ルールに記載されています。

このカードのここが強い

おもに3つ程強い点をあげます(これからの研究や公開が増えればもっと強くなると思います。)
・手札もメインデッキも使わずにエナジーブーストできる
・エナジーゾーン置くユニットや色を選べる
・この効果を前提にDデッキに置物を逃がしながら、エナジーを触るカードと組み合わせられる。
さて、Dデッキから選べるというこは、すなわちエナジーに置く色すら選べるわけです。
足りない色を補強したり、特定のタイミングで特定のカードをエナジーに置きたいとういことができるようになります。
また、今までメインデッキに入れていたカードを1枚でもDデッキに逃がして置くことで、メインデッキの枠を確保しつつ5コストで確定でエナジーにセットすることができます。
これが覚醒でもバスターでもないので、テリトリーが開放されてなくても効果の使用ができますし、デッキのバスター枠も圧迫しません。いくつか強化されるデッキやギミックを考えたいと思います。

強化デッキ・カード


「火竜のアギト」


もともとDデッキの発表の時点で、「特定のデッキ、ギミックに強くでれるカードをDデッキに逃がすことができメインの枠が作れる。あとはDデッキからエナジーゾーンにカードができる効果をもつカードが登場すれば成立する。」と、このようにバドラトス界隈では話題になっていました。
で、そのギミックを成立させるカードが来ました。しかもユニットで。
「常緑の樹精 グリフィス」の公開によりシルバーバレット戦略が取れるようになり構築の自由度があがりました。また、「火竜のアギト」は6エナジーで開放なので、「常緑の樹精 グリフィス」を5エナジーで使用すると開放ターンは7エナジーで動くことができます。
開放しても1エナジー立てて置くことができるので「不意の衝撃」、「スモーク・ディスチャージャー」、「魂の価値」といった強力な1コストのクイックコマンドを構えることができます。個人的におすすめなのは「不可侵の穴蔵」です。1コストでプレイする場合は手札消費がやや重いですが、お相手の除去を避けつつ、ユニットが再び登場するのでテリトリーによるライフ回復と、ユニットの登場時効果を再度使用することができます。
また、「ワルプルギスの夜」のように1枚でお相手のデッキを機能停止まで追い込むユニットを延命させるだけでも強力です。
単純に1エナジーブーストできているのも強く、9コスト帯のユニットへ繋げるターンが速くなり、11エナジーあれば「常緑の樹精 グリフィス」+「烈火の逆鱗 バドラトス」と合わせて即座にユニットを呼び出せますし、2枚とも「邪悪な取引」で墓地から回収もできます。

「溶岩流雪の砦」


毎ターン2コストで「雪原の狂戦士 レプトニカ」をエナジーから往復させるゾンビ戦法が強力でした。今までの「雪原の狂戦士 レプトニカ」は1枚エナジーにあるだけで良いのですが、早い段階でエナジーに置きたいので複数枚採用せざるを得ない状況でした。しかし、Dデッキに1枚差して置くだけで「常緑の樹精 グリフィス」からエナジーゾーンに設置できるようになり、メインデッキに「雪原の狂戦士 レプトニカ」を採用しなくて良くなります。
また、「常緑の樹精 グリフィス」自身もテリトリー効果で破壊されたらエナジーへ行くため自身で2ブーストします。
今では「絶龍技・八咫烏」のような破壊せずリムーブするコマンドもあるので、「雪原の狂戦士 レプトニカ」も必ずゾンビできるわけではありませんが、それでも「雪原の狂戦士 レプトニカ」のギミックを確保しつつメインデッキは別のカードを採用することができるのでかなりの強化になると思います。


「反撃の鐘楼」



「常緑の樹精 グリフィス」とテリトリー効果を組み合わせることで、Dデッキ内から好きなユニットを疑似的にサーチできます。
そしてテリトリー効果のパワー+5000を「常緑の樹精 グリフィス」に振ることで8500のユニットになるのでそのままアタックもしやすくなります。エナジーもブーストしているので手札を節約しながら上記の行動がとれます。

「竜骸の聖域」



こちらは「常緑の樹精 グリフィス」とテリトリー効果を組み合わせることで、Dデッキから対応している好きなユニットを直接登場させることができます。「常緑の樹精 グリフィス」自身も打点もしくはブロッカーとなるので、テリトリー効果で横がリムーブされても「常緑の樹精 グリフィス」自身を使うことができます。
また、テリトリー効果はエナジーを減らしてしまうので「常緑の樹精 グリフィス」の効果でエナジーの総量を減らさずに動くことができます。

「発現する因子 バドラトス」



強力な効果をもつ反面、あまりにも扱いが難しかったバドラトス。
実際使用する時は1枚エナジーにあれば事は足りるのですが、本気で使おうと思うと2~3枚は採用しないとエナジーに置いておくのが難しいカードでした。しかしこのカードもDデッキに1枚差して置くことで、いつでもエナジーに置けるユニットとなります。
「発現する因子 バドラトス」を絡めた最後の詰めは強力ですので、ぜひ使ってみて下さい。

「赫灼竜 ヴォルガネード」



【爆散の小劇場】やナーフ前の赤型の【焼炙の門】で採用されていたカードです。瞬間の火力、盤面形成が強力な反面、6コストの赤のエースを2枚必要とする為、エナジーを整えることに少し工夫のいるユニットです。
「白狼衆のおてんば巫女 昼顔」や「神算鬼謀 諸葛亮」の登場により、赤のデッキに白や黒を取り入れることができるようになりました。しかしメインデッキに入れると構築そのものに支障が生じかねないので、赤の6コストエースを自然に採用できるデッキか、ギミックに合わせたかなり職人気質なデッキでの採用になってしまうカードでした。
「常緑の樹精 グリフィス」と組み合わせることで、邪魔にならないエースをDデッキからエナジーゾーンに置き、「赫灼竜 ヴォルガネード」をサポートすることができます。「赫灼竜 ヴォルガネード」で呼び出すユニットをDデッキから置いておくこともできるので「赫灼竜 ヴォルガネード」を使えるデッキも今後増えるかもしれませんね。
ヴォルガ職人をお待ちしています。

最後に

新ギミックのDデッキはまだ全貌が明らかになっていません。
現状見えているカードで考察したので、どうしても既存のデッキやカードになってしまいますが、今後公開されるカード次第でいくらでも強くなる可能性を秘めたカードだと思います。
10月の公認大会のプロモカードとして配られるみたいなので、ぜひ4枚集めたいカードであります。
これからビルディバイドを始めるそこの貴方、大会出てみようか迷っているそこの貴方、普段から大会出ている、なんなら常連なそこの貴様!
みんなで楽しく大会に出ましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました!

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