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梅雨の三上山

毎週やってた三上山3本。2週前土日はノー運動、3週前土日は三上山に来たものの、1本目下りで蕁麻疹が出て痒すぎてアッサリ終わる。そのあと平日が体調どん底で気力もなくなるほどだった。自宅の階段上がるだけで息切れがし、眠気が強く、常に力が入らない感じだった。それでいて娘が夜中にオッパイ触ってくるのが熟睡を妨げたのかいろいろきつかった。三連休の1日目、2日目で家族に癒され、3日目の朝に三上山へ行くことができた。

6時ごろどんよりしていた空も、7時すぎにはこんな感じで一瞬晴れた。

登りの調子は散々で、タイムも遅いし始めの頃はとてもしんどかった。心拍計みても心拍数があまり上がらず(130前後)ハァハァしているだけ。心拍数が160超えたあたりからようやく少し楽に登れるようになってきた。いろいろ自分の波を数値で知れるのは興味深い。

何度登ってもここはすきなポイント。

体調もまだ微妙だし、無理せずってことで心拍数が125切るまではレスト。1本目下る。予想通り、梅雨の真っ只中の雨の止み間にきたので登山道はビチャ、ユル、チュルチュルなコンディション。花緑公園側への急斜面ルートはいつもよりも慎重に下りる。登りはペースが遅いので慎重に行かずとも変わらないという.....。ルート3本のなかでは一番テクニカルかな?と思っている裏ルートの下りへ。こちらもいつも以上に慎重に。

と思っていたら転倒。横にクルッと一回転、手でカバーしたものの下を向いた時に出っ張っていた小さな岩にぶつけて膝下擦過傷。泥がつく。久しぶりの転倒にかなり気持ちを持ってかれた...。ましてや2本目なのに泥んこが両手と膝下にベッタリ。とにかく裏登山口まで下りることに。裏登山口手前に人の手で掘った穴に水が流れ込むようになった箇所を見つける。山から出てきた水や雨水が絶えず流れ込んでいる。見た目は透明で、匂いも特にしない。ビビりながらも両手泥んこが嫌すぎてそこで洗う。足も洗う。何にビビったかというと、この水がヌタ場を通ってきた水だったら....とかそちらが心配だった。田舎育ちで、山の水だから綺麗!とは思わない。フンや何かで見た目綺麗でも中身は違うかもと常に思っている。でも両手の泥が本当に嫌だった。

だけど、手を洗うとやる気がまた戻った。ボトル山頂に置いたままだし、ダメージはないので予定通り3本目に上がることに。

上がってみれば、気分は上がる。3本やるとなんかいつも疲労感とともに爽やかな気分になるのは三上山マジック。帰宅後、家族と合流してから午後は旦那さんが三上山タイムトライアルにいき、その間こどもたちと三上山登山口にある花緑公園で遊ぶ。一日中三上山で遊ぶわたし。

そして今週。

また行った。笑

朝起きた時はまだ少し雨が降っていたのでかなりやる気が小さくなっていたけど、車に乗って自分で自分を連れていく感じ。天候的には雲海がもしかしたら?みられるかも!な感じ。それに期待して行くか、ってことで。またチュルチュルコンディションの三上山へアタック。

この日はいつもの御上神社駐車場も一番乗りで、表登山道へ入ったのもわたしが一番だったっぽく、大きな蜘蛛の巣も2個食べた。誰にも会わずに山頂へ。だけど、こんなコンディションでもいつもの三上山ラバーズたちは必ず来ているはず。なんとなく誰かに会いそうな予感とともに花緑公園側へ下り始める。

憧れのSさん登場。今日も爽やかな笑顔。先週お会いした人にも何人か挨拶をしつつ下る。登りもペースは上がらないけど先週よりはまだ動けている印象で山頂へ。

この日のテーマは先週転倒した箇所で転倒しないこと。コンディションはほぼ同じ。慎重におりつつも、テンポよく下ることを意識して。後ろからSさんの足音がずっと聞こえていたのも気持ちよかった。Sさんのルートの分岐で少し待って声をかける。「いつも元気をもらっています!がんばって!」って言ってくれたSさん...。「こちらこそです!」といい、少し先の登山口まで下りる。嬉しくて3本目に上がる力が湧いてくる。よし、行ける!行こう!ってやる気とともに登りだす。が、足は付いてこない。ノロノロペースで一歩一歩を重ねるだけ。

ここまで来るのに時間かかりすぎ。でも登ってしまうと気分がいいのはいつも3本目の三上山。下りも慎重に下りて、下山まで転倒もお手つきもなし。これは嬉しい。レースでは雨ってこともある。過去にも経験あり。やはりコンディション悪い時こそって考えもある。三上山は標高差300m強の低山で、単独峰なので上流で増水した水が来る、みたいなこともほぼない。(去年出雲北山で線状降水帯に襲われて500m低山でも冷やっとしたら経験はある)もちろん雷や雨の量によっては行かないけど。

三上山3本がライフワークとなってきたので、用事がないときは必ず行くことにしている。いつもの方々に会うとなんだか元気をもらえるしね!三上山、ホームマウンテン!(わが町の山じゃないけど)

母やりつつ山を走ります