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self acceptance〜ミリシタメインコミュ145話を読んで〜

どうも、かめちゃんと申します🐢

普段はシャニや学マスの記事が多めの私ですが、今回はミリオンライブについて。
それも、担当の所恵美について書きたいと思います。

メインコミュ145話および、その前談となるコミュについて触れますので、ネタバレがあります。

後は、途中どうでもいい回想が入ります。
良い方は続きをどうぞ。


メインコミュ145話の前に

今回、ミリシタに実装されたのは、「Beautiful Believer」という恵美のソロ4曲目の楽曲。
ミリシタ的には3曲目である「Hearty!!」を飛ばして最新曲であるこちらを実装した形となりました。

恵美の楽曲は大別すると2パターンあって、明るいPopな楽曲と、カッコいいオシャレ系の楽曲があります。
もちろんその中でも特徴が分かれているので、実質4曲そのいずれもが違った味わいを感じられるのが印象的です。

僕個人の話をすると、恵美を担当するきっかけになったのが、MOIW2014で披露された「アフタースクールパーリータイム」をBlu-rayで見たことでした。
10th Act-1のDay1においてソロのトリで披露したときは本当に嬉しかった...!!

カラオケでも歌ってる

「アフタースクールパーリータイム」や「Hearty!!」先の分類的には明るいPopな楽曲で、恵美の明るくて気さくで仲間想いな部分が全面に出ている印象を受けます。


対して、「フローズン・ワード」や今回の「Beautiful Believer」はカッコ良いテイストが強い楽曲です。
前者は悲恋の楽曲ということで、ミリシタのコミュにおいてもそのような立ち位置をとっています。

ただ、私は今回の「Beautiful Believer」も含め、全ての楽曲に共通して、所恵美の内面をいろんな角度や時系列的変化が表れているのではないかと考えています。
その辺りについては先人のnoteをご参照ください。


メインコミュ145話

さて、今回のコミュにおいて、恵美はアイドルオーディションで審査する立場に抜擢されることから話が始まります。
そもそも、そうしたことが得意ではない(と自認している)恵美でしたが、周りの仲間の後押しもあり、仕事として引き受けることになりました。

ただ、このオーディション。参加者の中には、恵美の友人も含まれていました。

メモリアルコミュ4

この友人の話、恵美のメモリアルコミュ4で登場する子なんですよね。
恵美が読者モデルやアイドルを始めるにあたって、芸能界に憧れていたその友人は彼女と距離を置くようになっていました。

左の赤髪の子かな...?


そして、その友人との出来事は、恵美がアイドルをしていく上で、「仲間とぶつかりたくない」という形で障壁になるなど、恵美にとって大きな問題の一つでした。

メインコミュ94話

このお話自体は、エレナのコミュなのですが、恵美のアイドルとしての成長を考える上で重要なコミュですね。
ここで恵美は、Pやエレナたちとの対話を経て、「仲間とぶつかっても、仲間じゃなくなるわけじゃない」ということを学んでいきます。

とはいえ、恵美の元来の性格でもある、自己犠牲的な部分がなるなるわけでもなく、ましてや友人との部分については解決したわけではなかったので心残りになっていたんですね。


友人、沢野芽衣のオーディションを終え、恵美は控え室でサポートに来ていた765の仲間たちと会話します。
恵美の内心は迷いがありました。

事情を知っているPはともかく、仲間たちは恵美の背景を知りません。
かつての恵美であれば、この迷いを抱えて、隠してしまっていたのではないかと推察します。自分が辛い思いをしようと、相手が喜んでくれるなら、心配をかけるくらいなら...恵美の優しいところです。

でも、今回は恵美から仲間たちを頼りました。
それは、これまでのコミュの中で恵美が仲間たちとの交流を通して、できるようになったことの一つなのだと感じています。

仲間たちは恵美の想いを聞き、それぞれに言葉をかけました。

個人的には千早がこのセリフを言うのがエモいですよね。

自分の中でわかっていた答え。恵美はそれに向き合うことを恐れていたのだと思います。もし、それに向き合って、芽衣に悲しい想いをさせてしまったら。
でも、仲間たちからの言葉を聞き、正直な自分の想いに向き合い、それを伝える覚悟を決めました。

仲間たちからの言葉は、一般論としてのものではなく、これまで恵美が仲間たちにかけてきた言葉や行動があってこそのものだったのだと思います。特に紗代子のセリフからはそのような印象を強く受けますね。


結果として、芽衣はオーディションに落選。
ただ、失意の中でも芽衣は恵美に連絡をくれたようでした。

個人的に、ここの恵美の言葉からもらい泣きをしてしまいました。ゆきよさんの演技、感情の乗せ方が素敵すぎて...

友人を大事にする恵美だからこそ、友人に大事に思われていることがすごく嬉しいのだと思います。

思えば、シャニマスでも和泉愛依(めい!?)のpSSR「あたし・マスト」コミュにおいて、友人との出来事が取り上げられていました。
仲間だけじゃなく、自分自身を応援してくれる友人の存在って大きいんですよね、きっと。

あたし・マスト

恵美自身、メモリアルコミュの時は芽衣とどのように向き合っていけば良いかわからず、Pからの言葉でアイドルを頑張ることで認めてもらえるように表現し続けることをしてきました。

メモリアルコミュ4

あれから時間を経て、恵美はいろんな活躍をしてきたわけです(それこそ審査員を任されるくらい)が、それは芽衣に届いていた。

オタクはこういう回収に弱いので、おんおん泣いた。

そしてもう一つ。恵美が聞いてきます。

あ、ところでさ。プロデューサー、前にもうひとつ、言ってくれてたこと、覚えてる?

前に言ってたこと、というのはもしかしてこれ?ってのが、同じくメモリアルコミュ4。
アイドルとして恵美がしてみたいこと、希望についてのPのセリフです。

メモリアルコミュ4

そして、これのことだとすると、先の引用セリフから「Beautiful Believer」の楽曲に入っていく部分がかなり上手く作用するように感じるのです。
※追記 もしかすると、芽衣を呼ぶということだったのかもしれません。これも過去コミュで登場した件からの流れですね。

この曲の入り部分の歌詞を見てみると

どんな夢なら叶えたい?
どんな未来が見てみたい?

Beautiful Believer

となっています。
恵美の夢や未来。当時はまだ薄ぼんやりとしていて、明確なものはなかった。

アイドルとしての活動を経ていく中で、恵美はそれをだんだん見つけていきました。
みんなに楽しんでほしい、笑っていてほしい。

そして今回、恵美は自分と向き合って、自分を受け入れて、その夢に邁進していく覚悟をまた手に入れたのだと感じました。


恵美の仲間想いなところは、誰もが認めるところで彼女の長所です。
その一方で、自己犠牲的で一歩引いてしまうところは、良いところでもありながら、アイドルとしての欠点にもなる部分。

自己犠牲を続けるだけでは、自信を持つことって難しい。
ではどうすれば良いか。明確な答えを出すのは難しいですがその解の一つが"自分に嘘をつかない"ことなのかもしれません。そして、もう一つ。

自分のこと"アイして"あげなきゃだよね

Beautiful Believer

自己受容(Self-acceptance)です。
今回のSSRの衣装名なんですよね、これ。

あと、この覚醒後イラスト。
後ろに飛んでいる衣装があるのお分かりですかね...??

これ、恵美の過去衣装で「ラルム・ドゥ・グラス」といってフランス語で氷の涙(Larmes de glace)という意味であると推察します。先の4コマ漫画の2.3コマ目でも氷と思しき描写がありますね。
そして、それを脱ぎ捨てているというのがこのイラストなんですよね。

つまり、「フローズン・ワード」で表現されていた"鍵をかけて仕舞っておいた"自分を脱ぎ捨てたのが今回の楽曲という感じでしょうか。
気持ちを隠すために使おうとしていたマスカラ(化粧)も、ネイルやリップ、アイラインを自分表現するための手段になった...



と、ここまで書いてきてはいるのですが、これらは想像に過ぎません。
ただ、確かなことは恵美が過去に囚われるのではなく、そこから一歩を歩んだということ。それを成長として喜ばなくて、担当と言えるのか!?
(人それぞれだと思うけど!)

僕は今回のコミュを読んで、恵美がもっと好きになったし、同時に自分とも向き合わなきゃなと思いました。
自分も成長しなきゃだ...

そして...
もうじきミリシタ7周年のイベントが始まります。

恵美と一緒にこれから先の未来に、一歩ずつ歩みを進めていこうと思います!
恵美、ありがとう、そしておめでとう!

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