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これが高山ラーメンか!白川郷にて

こんにちは、こういちです。年始は青春18切符で、実家から東京の一人暮らしの家までJRの在来線を乗り継いで移動しています。

現在はJR高山駅。雪がすごいです。駅前は、ほどほどに発展していて、居酒屋があるので、人が多いのだと思います。また、土地柄、お土産やです。さらに、僻地であるので、その分ドミトリーや旅館が多く、僕のような貧乏な大学生にとってはドミトリーの選択肢が多いのはありがたいです。高級な旅館の一人部屋の大きなベッドで好きな音楽を大音量でかけながら、気が向いたら、大浴場で体を洗いたいなんて思っています。でもそういうのは、もう少し生活に余裕ができてから、家族と一緒にくるのが楽しいと思います。

今はお金があまりないし、時間だけがたくさんあり、毎日何をいていいのかわからないので、こういうドミトリーの最低限のゆとりがあれば十分です。

ドミトリーと言えば、海外でしか使うと思っていませんでした。海外旅行では必ず宿を手配しなくてはいけません。友達や知り合いがいればいいのですが、そんなつてはもちろんなく、いつも宿選びで困惑してしまいます。例えば、宿のグレード。一人旅なら、安いことを追求するのですが、友達と旅する時は、そうもいきません。相手の意見を尊重することで楽しい旅が実現できるからです。安いことに同意してくれれば、それはそれでいいのですが、個室がいいとか湯船つきがいいとか要望がでればその分、グレードが上がり、価格も上がってしまいます。

それでも、宿の立地やレビューも参考にしながら、折り合いをつけて、ドミトリーを選択することが結果として懸命であることが多いです。だから僕は、ドミトリーを使うことが多いです。

これまでは海外旅行での話でした。しかし、今は僕は国内を旅しています。

今回は年末の帰省の際の余った18切符を消費しようとして始めた旅です。さらに、年始の飛行機の価格は信じられないほど高く、帰省のお金は両親に払ってもらうのですが、それでも気がひけるほど高いことを大学生になってからのアルバイトをもって実感したので、飛行機で帰ることを断念しました。飛行機の出発日を週末までずらせば、多少良心的になるとはいえ、高いので、早めに実家を出発して、18切符を使って東京に戻れば、時間とお金を有効に使ったいい旅になると思いました。

思い立ったのは11月ごろなのですが、僕はサボりなので、全く下調べをせずに正月を迎えてしまいました。

出発の日になり、まあなんとかなるだろうという感じで出発しました。

ここは日本です。言葉も文化もわかる。治安の良し悪しだってしらべればわかることなので、あまり不安がることはなかったなと、旅の折り返しを迎えて思います。

今日は旅の3日目。頑張れば、今日東京の家までつくことはできましたが、18切符が余るし、せっかく滅多に来ないところをうろついているので、滅多にいけないところを訪ねてみようと思い、今高山駅にいます。

高山駅からは、世界遺産の白川郷へ行くことができます。本当のことをいうと、この旅の目的地はこの白川郷です。写真や噂で知ってはいたけれど、行くことはないのだろうなと思っていました。

年末のゆく年くる年を見ていると、白川郷の明善寺が出てきました。年末の実家で頭がふやけていたので、ぼーっとテレビを見ていると、その雪を被った景色に一瞬で感動し、岐阜ならいけるなあと閃きました。日本地図が頭に入っていないし、どうやって行くのかも調べもしないままでしたが、目的地に決めました。

ある意味で運命的でした。いくつかの可能性が重なって、18切符と濃飛バスだけを利用して白川郷までいけたのです。時間こそかかったものの、計画の範疇なので、お金を最小限にしながらも世界遺産を目の当たりできたのは、我ながらあっぱれだと思います。

今日をいれてあと2日旅は続きます。帰路で精神的に余裕があるし、時間的にも余裕があるので、どこに行こうか考えています。とりあえずは今日はこれからの3時間ほどの移動だけにして、最後の夜らしくお酒でも飲もうかなと思っています。

あと、小さい頃に実家の近くの駅ビルでよく好きで食べていた、高山ラーメンの高山が今ここの高山だと気付いた時はなんだか、表現できないちいさな感動がありました。小さい頃の記憶と今の自分が繋がった気がして、不思議な気分です。

お昼代にするつもりです。お菓子買ってあげる感覚でお願いします