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2023/6/10 平田クリテリウムC1 優勝



練習しても練習しても勝利まであと2000歩届かない平田C1。

あまりにも上位層が厚い。

越えられない高い壁。

平田で勝つことは永遠に出来ないのではないか。



!!!!!








結果

優勝

第3戦を終えてC1総合2位につける


機材

F: アルテC60 AGILEST TLR28c 4.1bar
R: スミスDX5 AGILEST TLR28c 4.4bar


コースコンディション


強風というほどではないがホームストレート向かい風、バックストレート追い風のコースコンディション。


レース展開

いつもの車載動画貼っておきま。

流れとしては何度も逃げが発生しては潰しの繰り返し。

逃げが出来たり
逃げが出来たり
逃げが出来たり
逃げが出来たり

結局全て吸収。

集団は一つの状態で最終周回。

バックストレートに入る2コーナー立ち上がりでしんの君が踏んで速いペースを作る。

それに続いて高村、らい君がローテを回す。

ただ、後ろは普通に集団がついてきているのでここで速いローテを回しても後ろが楽なだけなので、申し訳ないがローテを崩して先頭のペースを落とし仕切り直す。

(第3コーナーまでの残り距離から考えるとローテを回して左側から下がっている時に右側からのゴールに向けたペースアップがあると、位置の不利さと下がる時の速度差で埋もれるリスクがあったからというのもある。)

10秒程度牽制でペースが落ちて小休憩。
アタックに警戒。

すると視界の右端から上がってくる気配があったのですぐに踏んだ。

住吉の向こう側に影


古閑さんのペースアップだった。

後続に遅れることなく飛び乗れた

古閑さん、factorに乗った選手、高村、自分の順で4番手に入った。
ちなみに後ろにはらい君がついてた。

この一瞬の位置取りで勝負の7割は決まった。

そのまま3,4コーナーを抜けて最後のホームストレート

古閑さんの強い立ち上がり。
9割で踏む
まさかの古閑さん離脱。
不調か。
factorの選手と高村の一瞬の牽制
隙をついたヒロムの早駆け
さらにそれを利用したHCの早駆け。
追う高村にしがみつく。
高村は左から抜き、自分は右のラインから抜く。
まだ高村の前には出ない。
てか脚もうほぼない。
まだ伸びるらしいのでもう一回後ろに入る。
マジで脚ない。


C1のゴール前でこんないい位置にいられたことない。

けど脚ももうガクガクだしここまでかなと思った。

でもレースって1位以外負けなんですよね。

めちゃめちゃ苦しいけど

最後のレンチンスタート。
ヒューズ飛ぶぞ。


高村視点
ゴール視点
チン
限界突破し過ぎてW’balが-5.8とか言ってるバグ


めっちゃ脳汁出た。
これがンギモヂィから自転車やめられない。


パワーデータ


感想

平田クリテリウムに参戦するようになってから6年か7年くらい経ってしまったが、ようやく念願のC1初勝利。

感無量だ。

あまり急激にフィジカルを伸ばせるタイプじゃないから自分より後に始めた若手にどんどん抜かれていったけど、愚直に自分にやれる事をコツコツ積んできた成果だと思う。

ここだけの話、レース後はワイワイ騒いでたが帰りの車で1人になっていろんな苦悩を思い出した途端なんか込み上げてきてちょっと目から汗が出てしまった。

骨折やら長期の不調、復調の兆しが見えた頃の落車、膝の故障、、、いろいろあった。

心折らずに一つ一つ向き合って対策して戻して上げて…本当に苦労したものだ。

常勝組にとってはたかが草レースの1勝に過ぎないかもしれないけど、自分にとっては何年チャレンジしても勝てなかったレースでようやく掴んだ勝利。

今年は調子が良く実業団のレースでも勝てているが、やっぱそれとこれはちょっと思い入れが違うらしい。

ようやく自分の成長を実感できたレースだった。


しかしここで満足して終わる気はない。
今年はやれるとこまでやってみると決めている。
やってやる。


おわり。


Photo by kanegonさん、高村車載

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