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2024/8/24-25 JBCF 全日本トラックチャンピオンシップ


レースレポだと思った?
残念、振り返りnoteでした。

最後に書いてからかなり経ったので前回以降の事全部振り返る。


それではいきます。


5月 愛知県選手権ほか

5月は最悪だった。
GW最終日の目標トラックレース、愛知県選手権に向けて積んでいたが、当日朝に謎の体調不良に見舞われた。
尋常じゃ無いほどの食欲不振に加えて37.4℃の微熱。
DNSとなり虚無った。

その後も微熱は出たり治まったりが続き、翌週の大磯クリテもDNS。
メンタルは死。

このあたりで副鼻腔炎が原因ではと疑い始めて耳鼻淫行科に行ったら案の定副鼻腔炎と診断され、治療開始しいくらか回復傾向になり、なんとか5月下旬の堺クリテには出走。
しかし残念ながらまともに仕上げることはできずDNFとなった。

この堺クリテ以降ようやく最低限の練習は積めるようになって平田クリテ入着、新城クリテ完走と復調の兆しは見え始めていた。

それでも定期的に出る微熱はなくならず、効いてるかもわからない解熱剤を飲んで過ごす日々が続いた。

6〜7月 トラック集中期

6月頭の新城クリテを終えてロードがひと段落したのでトラックに集中する。
今年の自分の目標は国スポ。
7月頭の県予選で良い記録を出して代表に選ばれなければ始まらない。

とにかくトラックを走る予定を詰め込んだ。

ヴェロドローム遠征
マスターズトラック合宿
リュック全忘れ事件


このあたりで耳鼻科で副鼻腔炎はもう治ってると言われる。
いやじゃあまだ出るこの微熱は何なんだよと。

次に疑ったのは自律神経失調症。
コレは病院行っても良いとこ見つけない限りアテにならん類いのアレなので自分で治療を試みる。
アレコレ試行錯誤を始めたがそう簡単には治らなかった。

7月 国スポ愛知県予選ほか


国スポ予選当日朝、相変わらず不安定な自律神経により体調は非常にイマイチであったが、なんとか出走。

1kmで基準タイム1'10"00を余裕でクリアの1'07"67をマーク。
直後のハロンは1kmのダメージでヘロヘロタイムだったが国スポの愛知県代表枠を獲得。

ぶっちゃけ出走さえすれば1kmの基準クリアはイージーなとこまでは仕上がってたので出走出来るかどうかが一番心配だった。

1km 2位


とにかく目標レース国スポへの出場権はゲットし一安心。

8月 盆トレ

国スポ予選を終えてからは壊れてた自律神経の復調が見られ、ようやくボリュームのある練習を積めるようになり、県代表合同練習会やお盆の乗り込みで着実に調子が上がっていた。

特にロードでの長い登りでは千切れるが短時間のもがきに磨きがかかっている事は実感できていた(当社比)

結局自律神経の復調に効いたのは首・肩の凝り解消だった気がする。もちろんビタミンBやらDやら自律神経を整えるのに効くとされる栄養素もサプリで摂ってたのでそれもあるかもしれないが。

ネットの文献によると首が凝ると筋肉が硬くなり、そして血行が悪くなり首の骨にある自立神経の中枢(脳幹)に負担がかかる為、自律神経のバランスが崩れやすいらしい。
効果を実感してからは生活しながら頻繁に首と乳を揉むようにしている。


8/24-25 全日本トラックチャンピオンシップ レポート

ここでようやくレポート。
今回もいつもの3人で騒がしい遠征をしてきた。

詳しくはしーまニキのnoteに任せる。


体調はgood。
自律神経もだいぶ安定してきてたまーーーに微熱が出たり頭痛が出たりという程度に治ってきていた。

ほんと今はいろんな不調の治療法をネットで調べて実践できる時代だから便利なもんや。
アタリ引かないと医者もアテにならんしな。

レース前日

有休を取って松本に前日入り。
夕方に美鈴湖に着いてしーまさん、オギノと20周軽く周回練。

その後合流した鴨下君からハロン追走して欲しいとのリクエストがあったので乗る。

いきなり10秒5で引き摺り回されてこれ

もう一本行こうと誘われたが翌日に響くので
No thank you。

良い刺激入れになった。

レースDay1 スクラッチ

1日目、自分の出番はスクラッチのみ。

[機材]
ギア比は57-14で4.07。
クランク長167.5。
(クランク長は165から変えてまだ慣らし中だけどだいぶしっくり来ている)
タイヤは今回のレースから23cから19cに変更した。
周長が小さくなった分ギアが軽くなってたのはあるかもしれない。

入念にアップしレーススタート。

今回19人エントリー、16人出走のレース。
チームメイトのしーまさんも出走。
トラックは基本チームプレーNGのはずなので特に事前打ち合わせは無し。

距離は10km。(30周)

ゼッケン番号順に並べられたので後方スタート。
別にそんなに不利な事もなかったかなと。

序盤はそこそこのペースで綺麗にローテが回る。
単独逃げが2回くらいあった気がするけど差が広がる感じでも無いので皆冷静にスルー。

距離はたった10kmと言えどずっと上げっぱなしはもたないのをさすがに学んでるのでなるべく集団内で脚を使わないようにコソコソ立ち回る。

ここからは周回数とか記憶が曖昧。

10周くらい消化したかというところで鹿児島の高校生がアタックして前方数人がついていって一気に集団が崩壊。

先頭が3〜4人くらいでガンガン上げてローテを回してそう。

これは追わないとゲームオーバーのやつだと直感。
しーまニキも自分よりだいぶ前で必死に追走してる。

こればかりは完全に運が良かったけど、自分の前で追う選手がかなり引いてくれた。
正直ついてくだけでかなり脚を削られたけど単騎よりは遥かに楽に追えた。

数周かけて自分含む4人?が先頭にジョイン。
先頭集団は確か7〜8人くらい?
後方はグルペット出来てるけどもう追いついてこないだろうという感じ。

少しは落ち着けると思ったがアタック第2波。
チョマッ。

しーまニキはブリッジで脚がしんどい場面で、ローテのタイミングも悪かったらしくここでミ°ッ

先頭元気な3人が抜けて置いていかれる。
すぐに追走を試みる。

追走始めようというタイミングで確か自分は3番手。
先頭の選手がそこそこ引いてローテのタイミングで2番手がローテ拒否で先頭と同時に下がる。

連れていっても損なので自分が出るタイミングでペッと踏む。
多分ここでもう後ろはいなくなって自分とミスズコテストチームの方の2人追走に。

ミスズコテストチームの方がかなり引いてくれて心強い。
ていうかローテ要求されなくてほとんど任せてしまった。最後ジョインまであと少しのところでローテ要求されたので引いて先頭合流。

これで先頭5人の勝負。
残り10周くらい。

10周???まだそんなあんの??

さすがに皆疲弊したのかしばらくアタックなしでローテを回して残りの周回を消化していく。

正直自分もかなり限界が近く苦しくて、千切れて楽になりたいという気持ちと葛藤してたが行けるとこまで行くと腹を括る。

シエルブルーの選手と鹿児島の高校生がまだ余力がありそうな感じ。

確か残り3〜4周くらいくらいの時、自分がローテで下がるタイミングでシエルブルーの選手にアタックされる。

「あーこれは終わったわ」

と思ったが5人が縦伸びして散り散りになりかけながらの追走だったので、必死に4人目に食らいついたら生き残ってしまった。
簡単には死なせてくれないらしい。

残り2周。
今度は鹿児島高校生の強烈なアタック。
(だったような)
これもうゴールそのまま突っ込む勢いのやつやん。

「あー今度こそ終わったわ」

と思ったけど、ここまで来て諦めんのかと。
苦しいのは皆んな同じだよなと。

脚はもう無いけど気力だけで食らいつく。
4番手に着けた。

そのまま最終周。
もう引き摺り回されるがままの状態だがこのままでは4着。
ここまで頑張って表彰圏外。
いやそれはコスパ悪過ぎだろと。

最終コーナー 4番手

脚も心臓も限界だけど死に物狂いで3番手のThe CAMP*USの選手を差しにかかる。

ゴール (photo : jbcf公式)

辛うじて差した。
3着。入賞や。

と思ったら1位の強烈な強さだった鹿児島の高校生はopen参加だったようで2位に繰り上がり。

完走5人で去年のリザルトよりゴールが1分も早い高速サバイバルレースとなった。

レース後、限界を超えてパンパンになった脚が痛過ぎて膝を曲げられず変な歩き方になってた。
(駆けつけて自転車運んでくれたサマーさん感謝です)

脚ピン
脚ピン
脚ピン
表彰
JBCFのトラックレースの中でも一番上の大会というかアレの大会なのでメダルももらえるそうです。
ふざけろって言われて


脚がバキバキすぎたのでしっかりクールダウンして翌日に備えた。

その後しーまニキの4kmをガヤってサポートして会場を離脱。

しゃぶ葉で補給。
この後脂身の食い過ぎで強烈な胃もたれを食らうとも知らずに。

そして宿のスーパー銭湯でキッチリ血行促進して就寝前に翌日のチームスプリントの打ち合わせ。
国スポの練習で得たノウハウを2人に叩き込む。

そして各自部屋に戻って早めの就寝。
と思ったがここで強烈に気持ち悪くなってきた。
しゃぶ葉で食べてた豚バラが結構脂身だったよなあとフラッシュバックする。
脂が食えない歳になったんだなあ(しみじみ)

翌朝治ってる事を祈って無理矢理就寝。

レースDay2 1kmTT、チームスプリント

起床。治ってなかった。
用意してた朝食のカレーメシは食べられず、ガッツギアで済ませる。

行きのコンビニで塩むすびなど脂っこくないものを調達し、少しでも胃に入れる。

胃もたれに効く液キャベみたいな薬も調達したいなと思ったけど、ほとんどドーピングに引っかかるものばかりで諦めた。
競技やってるうちはこういう不便な縛りプレイの中で生きていくことになるんだなって思った。

会場に到着しアップ。
明らかに脚に力が入りにくいフワフワした感触でナーバス。
処刑の時間もとい1kmの出番を待つ。

1kmのギア比も57-14の4.07。
今シーズンの1kmはずっとこれ。
ただクランク伸ばしてからは初のTTなのでワクテカ。
目標は1'06秒台。

動画は貼れないのでインスタの投稿参照。

スタート。

スタンのフォームも初めの頃に比べればだいぶマシになってきたように思う。

全開で踏む、そして全開。
中盤、全開で踏む。
ラスト1周、垂れ始めるが全開で踏む。
おわり。
タイムは1'07"110。
ベスト更新だけど目標達成ならず。
脚の筋肉全部死んだのでポジションは良かったのかなと。

ラスト1周(333m)でいつもよりやたら脚がガッチガチになって結構失速してしまったのが悔い。
胃もたれで思うように朝食事を摂れなかった影響か、前日の疲労だったのかわからないけれど。

メモがてらスプリットタイムを書いておく。
有効活用する日はくるのだろうか。
0.5周:15.9
1.0周:25.9
1.5周:35.6
2.0周:45.6
2.5周:56.1
3.0周:67.1

リザルトとしては8位。
上は4人競輪選手、2人JPT(元JPT)?
厳し過ぎんだろ…

一般人としては上位ですね。がんばりました。


次はチームスプリント。

と思いきやスタート1分前にコレでコレ。

雷鳴ったのでレースキャンセル。
おつかれさまでした。

最後に来年の参考のためにスケジュール等コミュニケのリンクを残しておく。
トラックレースは事前に競技の順番がわからないから前年のスケジュールをもとに予想してエントリーするしかないのがつらい。
下手にエントリーすると種目が連続になって死ぬ。


まとめ

体調の様子を見ながら体を追い込む練習を積み続けるのは結構精神がすり減る。
それでも着実に実力を伸ばせていることが確認できたのは良かったし少し安心材料になった。

9月以降は大阪TT、中部八県と続いていよいよ10月に国スポ。
油断せず限られた時間でやれる事をやって万全の状態で臨めるよう尽くしたい。

おわり。

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