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国体愛知予選 1km/F200m 3位入賞


半月前のトラック合宿でトラックたのぴーマンになってしまったぼく。

とにかく県内でバンクを走れる機会自体が少ないので「とりあえずバンク走り亭」の気持ちになてりで軽率な気持ちで国体予選に記録会のつもりでエントリー。
(エントリーの時点で国体愛知県代表選考から外していただくよう連絡は済)

直近のトレーニング

雨ばかりだったり残業頻度が増したりでローラーばかりだった。
1週間前には二ノ瀬で1分と3分を刺激。
平日は野良のズイレーに参加してたが、勝敗無視で短時間頑張るのを意識してもがくような練習をした。

前日はリンガーの半分をやって軽く刺激入れ。
(ほんとはフルでやる予定だったけど想像以上のダメージだったので疲労を残さない為に半分で逃げた)

ハーフリンガー

そんなこんなでロードの長距離耐性は落ちる一方だが短時間の練習はぼちぼちやってた感じ。


会場コンディション

場所は名古屋競輪場、400mバンク。
天気爆晴。
35℃前後の猛暑。

風はホームに弱い向かい風が吹いていた。
ただ空気は軽いのでそこまで大きな影響はないとの意見が出ていた。

が、実際はあまりタイムが芳しくない人が多かったみたいなのでやはりあまり良い要素ではなかったぽい。


機材

ようやくホイール買ったときついてたタイヤ(F:チンコ・R:通報)を外して両輪コルスピに交換。
接着は初のリムセメントでな。

この時点で前より速い。

ついでにリアのコグをnew gearに交換。
気分いいぜ。

空気圧は11barにした。
気温が上がってさらにちょい高くなったかも。


ヘルメットはバンビーノ。
シューズカバーはなし。


出場種目

1km TT (全員必須)
F200m TT (選択種目)


リザルト

1km TT 1'09"52  3位入賞(国体選考基準クリア)
F200m TT 11"28  3位入賞

1km TT


アップ

クソ暑かったので試走に加えて軽くローラーで脚を回すだけで終了。

回しながら「ハンドルもうちょい下げて良くね」のお気持ちになったのでコラムスペーサー抜いて一番下まで下げた。
まだポジション決まらないでごわす。

ていうか1km TTでDHバーを使うのが今回初めて。
ワクテカ。

ギア比

52-13で4.0倍界王拳

今まで1kmは52-14の3.71倍だったので一気に重くなった。
「踏めるかなあ…」とヒヨっていたが脳筋パイセン方に「いけるいける」と乗せられてしまいまんまと実戦投入。

計測

前夜についにスピードメーターとケイデンスセンサーを搭載したにも関わらずガーミンを起動し忘れる失態。

間に合わんので気持ち切り替えてスタート。

セイセイ…

「いや4倍おもすぎわろた」

4倍でゼロスタートしたのも初めてだった。

とは言えなんやかんやダンシングでもがいていい感じのスピードまで加速し半周でDHバーに持ち替え。

そこから1周、良い感じのかかり具合でスピードを維持。

意外と4倍ええやん!

と思ったのも束の間。

ラスト0.75周くらい黄金のタレ。

しかも体幹でバイクを制御できずスプリンターレーンを外れる始末。
0.2秒くらいロスしてそう。
やはりDHでもがくのはむずかしい。

垂れれば垂れるほど重くなるギア。
必死に体の中の残ってる筋肉を探して回す。

いや何も残ってなかった。

ケイデンスは落ちる一方だったがなんとか回しきりゴール。
全身ガクガク過ぎてもう帰りたい。

正直あまり良いタイムの感触ではなかったが序盤の気持ちよく回せていた区間でタイムを稼げていたらしく自己ベスト大幅更新の1'09"52。

自分でまだ成人の部2人目だったので若干ざわついてキモチエエ。

その後天狗党の森田さんと鴨下さんに抜かれたがなんとか3位をキープしまさかの入賞。


F200m TT

アップ

1kmの後、急いで戻ってローラーで脚を回す。
数分回してガチガチの脚が少しほぐれたくらいで一度降りてハンドルをドロハンに交換。

そしてまた少し回しておく。
暑いので大して上げず回すだけ。

するとすぐに検車。
間隔短すぎわろた。

多分1kmから200mまで30分も空いてないくらいの間隔だった気がする。

まあそんな事もある。
条件は皆同じなんだからそんな状況での勝負って事で。

ギア比

1kmTTと同じで52-13の4.0倍界王拳で。

変えるのめんどくさかったのもあるけど半月前美鈴湖でやって調子良かったギアなので。

計測

ホームからバンクに入って1.5周助走からの0.5周計測(いまだに完璧に覚えてないので事前に確認するザコ)

スタート。

ホームからゆっくりバンクを登っていく。

いやASIOMMO。
ガッツリ1kmの疲労残ってる。

文句言っててもしゃーないので、美鈴湖で真後ろついて見せてもらった助走の配分を思い出しながらじわじわスピードを乗せていく。

じわじわと言いつつ1.5周って結構すぐ終わるのでゆっくりバンク登るのは最初だけ。

2回目のコーナーでは結構踏んでる感じ。

計測まで残り半周のポイントでシッティングで9割踏み、残り1/4周でケツ上げてかけ下ろしちょい前から全開スプリント開始。

本当に1kmの疲労がヤバくてかけ下ろしでよろけてちょっと失速したが立て直した。

ここまででやる事はほぼ終わりなので計測区間は上体を伏せてスピードを維持することだけを考える。
(実際もうほとんど脚は残ってない。これも美鈴湖で教わったコツを実践してみた。)

ホームが向かい風なのもあり失速した気がするがなんとか回し切ってゴール。ちゃんとハンドル投げた。つもり。

タイム11"28。自己ベスト更新。

1kmと同様、天狗党の森田さん鴨下さんに抜かれたが辛うじて3位を守り切ってまさかの3位入賞。

皆1kmの疲労と暑さでタイムは伸びなかった模様。

謎のフィジカル勝負になったが、疲れた状況で出し切るのはロード勢の自分にアドバンテージがあったのかもしれない。


感想

1km TT表彰式
F200m TT 表彰式
(メンバー変わらん)


何度も言うがこの濃いメンツの中でまさか2度も表彰圏内に入るとは思ってなかった。

1km TT

1kmに関しては1分10秒切った事に驚きだ。
多分ドロハンでやってたら1分11〜12秒くらいかなあって感覚のところにDHバーを投入したらグンとタイムが上がった。
もっと早く教えてくれよ。

それと4倍ギアは自分に合ってたみたい。
加速は重く、終盤タレると激重だけどトップスピードを上げるのは結構タイムに効くらしい。

反省としてはDHバーの深いポジションで使うハムとケツの筋肉が足りな過ぎて計測中痛かったのでここを鍛えれば後半の失速も抑えられてタイムが上がりそう。

伸び代しかねえ。


F200m TT

1kmの疲れがある中ではうまくやれたと思う。
感覚的な話だけどかけおろしで少し余力を残してしまった気がするので、もう少しもがき切りたかった。(脚がなかったから出来なかったのかもしれんが)


総括

今回は国体の愛知代表選考会との事だったが、まさかの1kmで基準タイム1'10"00を切って通過してしまった。

ちなみに基準タイムは下記。

結構ハード

結果的に男子成年の部でクリア出来たのは
1km : 3人
200m : 2人
3km : 2人

と、全種目合わせて5人だけ(同選手重複あるので)

え、思ったより狭き門で出たいのに出れない人がいる中辞退していいのか?

かなり迷ったけどやはり辞退する事に。

理由としては下記↓

国体の県代表になったとしても出る種目はおそらくトラック種目になる。

ロードを希望しても初川くんとかが選ばれるだろう。

てことで自分はトラックの1kmTTとかスプリントとかの競走種目。
とてもじゃないが経験値と脚が足りない。

出ても他県のガチ大学生とか下手すりゃ現役競輪選手にボコられるだけではないかと。(出てくるのか知らんけど)

国体に出ること自体いい経験になるし、経歴に「国体選手」の肩書きが付くのは魅力的だが、出るだけ出て何も出来ず負けて帰ってくるのに大金と有休5日間を使うのは厳しいものがあると思った。
(ていうか会社休めるかもとても怪しい)

てことでとりあえず国体に出れる実力はあるっぽい事がわかったので来年しっかり仕上げて国体を目標レースにする事も考えてみる事にする。


…ところで僕はいつロードの練習始めるんだ?

もう来月鈴鹿だぞ?

ロング練やらなすぎて体重増える一方なんだけど体は仕上がるのか…?

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